
アルバニアはヨーロッパの人たちにとっては人気の旅行先ですが、なぜか日本では極めてマイナーで「日本人の99.5%が生涯訪れない国」というデータもあります。
2016年5月に旅行してきた体験をもとに、お勧めスポットを紹介します。
ティラナ
アルバニアの首都。観光スポットが多いわけではありませんが、アルバニアを旅行する人が必ず一度は立ち寄る町です。
スカンデルベグ広場
ティラナの中心にある広場。アルバニアの英雄スカンデルベグの大きな騎馬像が目印です。




夜はライトアップされます。


国際文化センター
すでに閉鎖されていて廃墟化している建物なんですが、形がちょっと面白いので紹介します。

今は地元の若者がコンクリートの斜面を登って遊んでいます。


建物には入れませんが、話のネタにどうぞ。
タバケ橋
オスマン帝国時代の18世紀に建設された古い橋。上を歩くことができます。

よく残っているとは思いますが、正直言って「ふうん」という感じかも。時間があれば行ってみてください。
遊園地
タバケ橋の近くに「白雪姫と7人の小人」をテーマにした小さな遊園地があります。

観光客向けではなく地元の人たちの憩いの場ですが、旅行中にこういうところを見るのも楽しいものです。


ここで驚くのがトップレスの像があること。

これを見たときは驚かされました。アルバニアはムスリムが多い国なのでこういうのには厳しいはずなんですが、大丈夫なんでしょうかね。
国章
アルバニアの国章は双頭の鷲。バスセンター近くの交差点に立派なオブジェがあります。


小ネタ
アルバニアには UFO 大学があるみたいです。

柱まで一緒に光る信号機。これは日本にもほしい気がします。


ドゥラス
アドリア海に面した観光地。ティラナから30分くらいで行けるので、地元の人たちに人気のリゾートです。



海沿いのレストランではシーフードがお勧め。


ローマ時代の円形劇場跡もあります。料金は400レクでした(2016年時点)。


私が旅行したときは5月でしたが、夏には海水浴で賑わうようです。


ジロカストラ
アルバニア南部の町。旧市街が世界遺産に登録されています。
この町では旧市街の散策がお勧め。



丘の上にジロカストラ城があります。入場料200レク、場内の博物館が200レクでした(2016年時点)




本当にのどかで雰囲気のいい町です。



旧市街にはアルバニア伝統料理のレストランが何軒もあります。「チフチ」という米料理がお勧めで、イメージとしてはチャーハンを丸く焼き固めたような感じ。


田舎町なので暗くなってからも危険そうな感じはありません。

サランダ
アルバニア南部のアドリア海(正確にはイオニア海)に面した町。ギリシャとの国境に近く、ギリシャの島からの旅客船が発着しています。
ドゥラスと同じく海辺のリゾート地ですが、ドゥラスよりは町の規模は小さく落ち着いた雰囲気です。



町の情報はこちらのツーリストインフォメーションで。土産物も売られています。

夏には海水浴で賑わうようです。

クルーズ船も頻繁に入港しているようです。日本でもおなじみのコスタ・クルーズ。

海辺をのんびり散策するにはいい町です。


海に面した町なので、レストランでのお勧めはもちろんシーフード。

ナイトスポットもあります。興味があればどうぞ。

アルバニアは自然がきれいで見どころが多く、さらに物価が安くで治安も問題ないという文句のない国です。こんな旅行しやすい国になぜ日本人が行かないかというと、単に情報がないという理由だけではないかと思います。(地球の歩き方には中欧編に少しだけ載っていますが)
このページを見てアルバニアに興味を持ってくれる人が現れたら嬉しく思います。今後、日本人旅行者の間でもアルバニアの人気が高まっていくことを願っています。
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