北海道のニセコといえばパウダースノーが有名なのでスキーを連想する人が多いでしょうけど、夏にも様々なアクティビティを体験できます。当サイトで紹介しているパラグライダーもニセコに近い赤井川村で体験してきたものですが、このときは馬に乗って草原を歩くホーストレッキングも併せてやってきました。このときの風景を紹介します。
ホーストレッキングができるのは K2 ステーブルという乗馬クラブで、場所はここ。
私は「そとあそび」というサイトを通して予約しました。90分間のトレッキングで、値段は11,000円です。
ただし、シーズンによって実施していない時期があるようです。詳しくは上記サイトか、下でリンクしている公式サイトで確認してください。
アクセスに関しては、ほぼ車しか手段はありません。私は以下のサイトからレンタカーを利用しました。
新千歳空港からだと支笏湖経由で2時間、札幌からだと小樽経由で2時間ほどで到着します。
ホーストレッキング
こちらが、ホーストレッキングを体験する K2 ステーブルの建物。
駐車場に車を停め、しばらく歩いてみました。さすが北海道という、雄大な景色が広がっています。地平線が見える畑なんて、体験できるのは北海道くらいでしょう。
予約していた時間になったので、建物の中で申し込み。
その後、トレッキングを行う馬と対面します。
まずは、こちらのコースで基本的な乗り方や歩き方を教えてもらうんですが、実は私は2017年から趣味で乗馬を始めており、月1回ペースで大分県湯布院にある「クレイン」という乗馬クラブに通っています(このホーストレッキングを体験したのは2019年7月)。このことを伝えると、初心者用の講習ではなくいきなり軽速歩までやってみることにました。ちなみに軽速歩は「けいはやあし」と読みます。
ここで乗馬について簡単に説明すると、乗馬スタイルには大きく分けて「ブリティッシュスタイル」と「ウェスタスタイル」の2つがあり、クレインはブリティッシュスタイルの乗馬クラブ。それに対して、ここはウェスタンスタイルの乗馬クラブです。かぶるもの(ブリティッシュスタイルはヘルメット、ウェスタンスタイルはカウボーイハット)や手綱の持ち方(ブリティッシュスタイルは両手、ウェスタンスタイルは片手)など、いくつか違いがあり、私にとっては初体験なので興味深く思えました。
スタッフの方と、コースでスキルを確認してもらっているときのツーショット。
馬に乗って普通に歩くことを常歩(なみあし)、軽い小走りを軽速歩(けいはやあし)、軽く走ることを駈歩(かけあし)といいます。軽速歩は馬が「タッタッタッタッ」というリズムで走り、乗り手は鞍の上で「立つ、座る」を繰り返します。駈足は馬が「タタタッ、タタタッ」というリズムで走り、乗り手は鞍に座ったままです。乗馬スキルが駈足まで上達すると、「馬に乗ってる!」という感覚を味わうことができます。
私がやっている他の趣味(ダイビング、スノーボード)でもそうなんですが、ある程度上達してからが本当に面白くなるものです(例えばダイビングなら中性浮力がマスターできたとき)。それまでにやめてしまったらもったいないので、一生続けられるような趣味を探している人は、最初は大変でも「面白くなってきた」と思えるようになるまで続けることをおすすめします。
乗馬スキルの話はここまでにして、コースで予想外に運動した後、トレッキングに出発。
最初は丘の上の草原を歩きます。羊蹄山をバックに記念撮影。
それにしても、周囲の景色は本当に雄大で素晴らしい。湯布院の乗馬クラブも景色はきれいなんですが、さすが北海道はレベルが違います。下の写真は、自分でもお気に入りの1枚。
さらに、林の中の小道に沿ってトレッキング。
スタッフの方と話しながら1時間ほど小道を歩き、乗馬クラブに戻ってきました。馬とは、ここでお別れ。
スタッフの方としばらく話をして、これでホーストレッキングは終了。周囲の景色が本当にきれいなので、かなり楽しめました。
公式サイトはこちら。
当サイトの写真を見て興味を持った人は、ぜひ体験してみて下さい。ニセコは冬のスキーだけでなく夏のアクティビティも楽しめます。
ニセコ駅
ニセコ町を離れる前に、ニセコ駅に立ち寄ってみました。味わいのある駅舎になっています。
びっくりするような色合いの牛もいます。青い牛なんて普通は考えません。
今回はここから列車に乗ることはありませんが、ホームは今すぐにでも旅に出たくなるような雰囲気でした。
いつか、列車で来てみたいものです。
羊蹄山の眺め
ニセコ町から次の目的地の赤井川村への移動は、羊蹄山に沿って走るのできれいな景色が眺められました。
ところどころで車を下りて写真を撮ってみたんですが、羊蹄山をバックにした広大な畑の眺めが素晴らしい。
車でニセコを訪れる際は、羊蹄山の眺めも見逃さないように。
何かの綿毛をアップで撮ってみました。
売り土地の看板もあったんですが、英語のみということは外国人がターゲットなんでしょうかね。しかし20,500坪なんてスケールが違いすぎます。個人で買う人がいるんでしょうか。
この日、ホーストレッキングの次に赤井川村で体験したパラグライダーについては、以下のページを参照してください。このアクティビティもおすすめです。
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