鹿児島県の沖永良部島といえばダイビングやシュノーケリングなどの海のアクティビティを連想する人が多いと思いますが、実は石灰岩地帯であることから地下には多くの鍾乳洞があります。
そのため、洞窟内を探検するケイビングも盛んです。2017年11月にケイビングを体験してきたので、そのときの様子や予約方法などを説明します。
予約
予約は以下のサイトから行いました。
- リムストーンコース:16,000円(税込)
上級者向けの「銀水洞コース」もありますが、最初はリムストーンコースを選ぶべきでしょう。
沖永良部島へのアクセス
私は鹿児島空港経由の飛行機で移動しました。航空路線は鹿児島経由の他に那覇経由もあるので、沖縄旅行とセットで訪問するのもいいかもしれません。
時間があれば奄美大島~徳之島~沖永良部島というアイランドホッピングルートや、鹿児島港または那覇港からのフェリーを利用するのも楽しいと思います。
ケイビング
ケイビング当日はシードリーム沖永良部の送迎があるので、その車で洞窟へ向かいます。ウェットスーツを着るので、水着着用で送迎を待ちましょう。
私はダイビングとセットで沖永良部島に滞在したので自分のウェットスーツを使いましたが、もちろんレンタルもできます。
ウェットスーツの上からつなぎ服を着て、準備ができたらガイドの方について洞窟の入口へ。
洞窟内では水の流れに沿って進んでいきます。すぐに全身が濡れるものの、ウェットスーツの保温性のおかげで快適。
鍾乳管(ストロー)も見られます。
少し広くなったところでガイドの方がライトアップしてくれます。
ここでちょっとしたアトラクション。カメラの前でライトを動かし、光で文字を作ってみました。11月だったので「ふゆやすみ」。
まずまずうまくできたのでは?(私が担当したのは「み」)
先へ進むと鍾乳石が見事。
もちろん探検の要素も満載です。楽しい!!!
ちょっと段差のある滝があります。ここでドボン。
途中、ガイドの方から「今、同じところを2回通ったんですが、わかりました?」と聞かれたものの、参加者全員まったく気付いていませんでした。洞窟の中ではすぐに道に迷うことを実感します。
そして、いよいよリムストーンのハイライトへ。
ガイドの方が「ちょっと待っていてくださいね」といってライトをセットしてくれます。
ライトが点灯されると、この絶景。これは凄い!!!
決して太陽の光が届かない地の底に、こんな幻想的な景色が眠っているんですねえ。
ここで他の参加者と記念撮影。
しばらくこの周辺で景色を楽しんだ後、ここで引き返して洞窟の入口へ戻ります。私は閉所恐怖症ではありませんが、それでも洞口から光が見えるとほっとします。
洞窟内にいたのは2時間半ほどでしたが、あっという間でした。個人的にここが3ヶ所目のケイビングでしたが(他は岐阜県と岡山県)、洞窟内の景色ではここが一番です。
洞窟を出てレンタルしていたつなぎ服などを返却し、これでケイビングは終了。洞窟探検に興味があれば、沖永良部島には絶対に行ってみるべき。ここは本当お勧めです。私も次は銀水洞コースを体験してみたい。
沖永良部島の小ネタ
沖永良部は小さな島なのに和泊町と知名町の2つの町に分かれています。このとき私が滞在したのは知名町で、アルファベットでは China なので知名町役場は China Town Office になります。
ここが知名町のメインストリート。夜ここを歩いていると、夜は本来暗いものだという忘れかけていた感覚を思い出します。
街中のとある建物。いいんですかね、これ。
島で見る夕陽はきれいです。
夕食はケイビングのガイドから教えてもらった「旬香」へ行ってみました。旅行者にはここの島料理セットがお勧め。
スーパーで変わった総菜が売られていました。
ケイビング以外にもアクティビティが楽しめる島です。私はダイビングとセットで滞在しましたが、シュノーケリングでも楽しめるはず。
このページを見て興味を持った人はぜひ旅行してみてください。
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