【大分県日田市にある「進撃の巨人」の銅像を紹介します】

2021年12月になって、今さらながら Amazon プライムビデオで「進撃の巨人」を見てみました。もちろん、この作品は有名なのでタイトルは知っていたものの、シーズン1からファイナルシーズンまで話数が多く、見始めたら時間がかかりそうなので敬遠していたのが今まで手を出さなかった理由です。

2022年にファイナルシーズンのパート2が放送されるというニュースがきっかけで見てみることにしましたが、いやー面白い。今まで敬遠していたのが本当にもったいなかったと思えました。特に、第1話から周到に張り巡らされた伏線の回収ぶりが見事です。

それから、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、ファイナルシーズンのパート1を見ていると強い既視感を感じてしまいます。シーズン1の冒頭での巨人に襲われるシーンを想起させるためで、立場によって正義と悪が容易に入れ替わることがよくわかり、複雑な気持ちになります。

作者の諫山創氏は大分県日田郡大山町(現:日田市)の出身で、日田市は様々な形で「進撃の巨人」とタイアップして町おこしをやっています。その一環として市内の「大山ダム」に登場人物のブロンズ像が作られているので、その風景を紹介します。

アクセス

大山ダムの場所はこちら。

山の中にあるダムなので、当然ながら車がないとアクセスできません。私は長崎県佐世保市在住なので自分の車で訪問しましたが、一般的にはレンタカーを使うことになると思います。駐車場は整備されているので、停める場所には困りません。

大山ダム

駐車場に車を停め、歩いてダムへ向かいます。進撃の巨人の登場人物、エレン、ミカサ、アルミンの像があるのはダムの下流広場。

「進撃の日田」の幟が等間隔に並んでいます。

ここが下流広場の入口。ゲートが作られていますが、入場は無料。このゲートはイノシシがこちらへ来ないようにするのが目的。

少し歩くと、大きなダムが見えてきます。

近くで見ると、さすがに迫力があります。高さは94mだそうで、作品に登場する壁の高さは50mなので、このダムの方が2倍の高さがあることになります。

ダムマニアではありませんので、形式等について詳しいわけではありません。調べたところ、このダムは「重力式コンクリート式」だそうです。

4つの開口部がありますが、水位が大きく上昇したときはあそこから水がオーバーフローしてくるんでしょうかね(違っていたらすみません)。

青空をバックに、鳥が舞っていました。

ダムを見上げた後、ブロンズ像の方へ。

こちらが、エレン、ミカサ、アルミンの3人。

ダムを壁に見立てて、超大型巨人が最初に現れた場面が想定されています。

あそこから巨人が顔を出してきたら、そりゃあ驚くはず。

3人の表情がいいですねえ。

マフラーを巻いたミカサ。

こちらはアルミン。

スマートフォンアプリをインストールしておくと、実際に超大型巨人が顔を出している風景を撮ることができます。ただ、これからここを訪れる人のために、その写真は載せないことにします。

超大型巨人を見たい人は、実際にこの場所を訪問してみて下さい。

壁を見上げる3人の像を見た後、ダムの上に上がってみました。下流広場から歩いて上ることはできず、車で管理所まで移動する必要があります(管理所に駐車場有)。

ダムの上からの下流側の眺め。

先ほどの広場が見下ろせます。本当に、超大型巨人になった気分。

巨人から見ると、人間はあの大きさに見えるんですね。

反対側には「烏宿湖」という人造湖があります。

ダムと烏宿湖の風景。

この昇降装置に乗ってみたいものですが、残念ながら利用できるのは関係者のみ。

ダムの上からの景色を眺めた後、もう一度下流広場に立ち寄ってから大山ダムを後にしました。作品に登場する壁がどういうものか、このダムでは実際の感覚を体験することができます。進撃の巨人のファンなら、ぜひとも訪れてみてほしい場所です。

進撃の巨人ミュージアム(道の駅おおやま)

大山ダムからそう遠くない「道の駅 水辺の郷おおやま」に「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」があります。併せて立ち寄ってみました。

入場は無料で、館内の写真撮影もできます。

というわけで館内の風景を紹介しようかと思いましたが、これから訪れる人の楽しみをなくしてしまうかもしれないので、写真は載せないことにしました。先ほど紹介したスマートフォンアプリを使うと、ここでは女型の巨人を撮ることができます。

内容は予想以上に充実していて、定期的に入れ替えも行っているそうなので、進撃の巨人が好きな人は直接訪れてみて下さい。

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