国内旅行編(愛知 / 田縣神社豊年祭 – 1)

いよいよ田縣神社豊年祭の日。8年前に来たときと同様、名鉄新名古屋駅から犬山駅へ移動し、犬山線に乗り換えて田縣神社前へ。

前回来たときは列車内が豊年祭の見物客(外国人も多数)であふれていたが、今回はほとんど見ない。後で気づいたのだが、犬山線終点の上飯田駅に地下鉄が接続したため、こちらからやってくる見物客がほとんどのようだった。ちょっと遠回りになったが、ともかくも8年ぶりに田縣神社前に到着した。


駅に到着したのは午前10時過ぎ。駅前には露店が出ていて、かなりの人だかりができていた。見てみると、やはり男根型や女陰型の飴、カステラ菓子、チョコレート等を売っていた。下の写真は女陰型の飴。

ここでは、会社に土産として持っていくために「奇祭せんべい」を購入した。

駅から田縣神社へ向かう途中に、こういう木彫りを売っている露店があった。ちょっと値段が高かったので私は買っていないが、なかなかよくできていると思う。

駅から10分ほどで田縣神社に到着した。今回は日曜日なので、8年前に来たとき(金曜日)と比べても、ものすごい人出になっている。この種の祭にはおなじみの外国人観光客の姿もかなり多い。

では、まずは神社に参拝することにする。本殿(左の写真)と奥の院(右の写真)で、それぞれ二礼二拍手一礼で参拝。

奥の院にうやうやしく安置された御神体。参拝者の皆さんが次々と二礼二拍手一礼で参拝していくが、男根に向かっていったいどのようなことを祈願しているのだろうか。

こちらの男根は自由に触ることができるため先端が光っている。

奥の院の天井にある鈴。よくこんなものを作ったものだと感心するほど、リアルな出来ばえだと思う。

奥の院の横にある「珍宝窟」には、長い行列ができていた。正面に2つの石球が置いてあり、石碑に以下のように刻まれている。

「双玉ノ右ヲサスリ家内安全・商売繁盛・金運ノ願イ、双玉ノ左ヲサスリ恋愛成就・子宝・安産・夫婦和合、願イ事叶ウト言イ伝エラレン。遠近ヨリノ参拝者アトヲタタズ霊験イヤチコナリ」

別の石碑には「玉さすり賽銭入れて珍となる」と刻まれていて、賽銭を入れると「チン!」と音がする仕組みになっている。若い女性が次々と玉をさすりながら参拝していた。

本殿と奥の院の他にも、神社の境内にはこういうものがいっぱい。下の写真の他にも、手すりやら何やら、いたるところに男根がある。

あまりにも男根がたくさんあるため、路上の影までちんこに見えてしまうという罠。

朝食がまだだったので、露店で食べ物を買うことにした。さまざまな露店がたくさん並んでいるが、名前のインパクトという点では、やはりここが一番だった。

ソーセージをそれらしい形に加工し、お好み焼きの皮のようなものを巻いただけだが、空腹だったこともあって味はそれなりにうまい。

この後、境内と神社周辺をしばらく散策しながら8年前に見た悪趣味な顔出し看板を探してみたが、残念ながら見つからなかった。この看板があった土産物店自体がなくなっていて、跡地が大型スーパーになっていたので、看板も合わせて撤去されたらしい。ある程度は予想していたものの、少し残念。

境内には絵馬がたくさん掛けられている。こういう場所では面白い絵馬を探すのが本当に楽しい。

いつも元気にバンバンで。

気合が入りすぎ。

やはり男には巨根願望が強いようだ。

さらに擬音付き。

こちらはちょっと切実な望み。

これは優しい心配りですね。

サウザー?

移動しないといいですね。

今どんな状態なんでしょうか…(袋に入っていないということ?)

豊年祭行列は午後2時に近くの熊野社という神社を出発し、午後3時半に田縣神社に到着となっている。つまり、この時点では神輿は熊野社に置かれていることになる。8年前は熊野社は見なかったので、今回は行ってみることにした。続きは次のページで。

(2009.3.15)