済州島旅行記(済州ラブランド – 6)

矢印にしたがって先へ進む。

巨大女と小男のコーナー。

池のほとりを歩いていると、貝に唐辛子を与える女性がいた。貝の形も面白いが、しかし唐辛子とは韓国らしい。

“Street Furniture” と “Fantastic Experience”。このタイヤにはたくさんのブラシがついていて、たしかにファンタスティックな体験ができそうだった。

半分土に埋まった女体。なお、柵の向こうを見るとかなり広い敷地が重機を使って造成途中だった。あちらもラブランドの敷地なのかはわからないが、もしかしたらここはさらに拡張されるのかもしれない。

最後に、園内のトイレを紹介する。

それぞれの入口。把手が乳首と男根。

こちらは男性トイレの中の掃除用具収納場所。床の絵がいい感じ。

これで、ラブランド内をほぼ一周したことになる。このまま外へ出るのはもったいないので、もう一周して各所をしっかりと見てから、名残惜しかったがラブランドを出た。私がラブランド内にいた時間は約2時間半。

しかしすごいスポットだった。性をテーマにしたこんな大規模なテーマパークは見たことがない。ヨーロッパにもセックスミュージアムなどはあるようだが、規模においてはここが世界一と言ってしまっていいのではないか。秘宝スポットマニアが「十分な金があれば作ってみたいなあ」と夢想するような場所が、本当に実現されている。

それにしても、これだけのテーマパークが日本人の間で知られていないのは実に不思議だと思う。園内は観光客で賑わっていたものの日本人旅行者はまったく見なかったし、済州島旅行中にここを訪れないのは本当にもったいない。世界でも最大級のお勧めスポット。(ただし、未成年者は入場不可らしい)

(公式サイト)

<神秘道路>

続いて、せっかくなのでラブランドから歩いて数分のところにある「神秘道路」へ行ってみた。日本でもこういう場所は何ヶ所もあると思うが、つまり目の錯覚により上り坂が下り坂に見える道路のこと。観光名所らしく、ときどき観光バスがやってきて、エンジンを止めて「車が坂道を上っていくような感覚」を乗客に体験させていた。

下の写真が神秘道路。

下り坂に見えるが、実は上り坂になっている。そのため、空き缶などを地面に置くとこちら側へ転がってくる。周囲の景色との関係による錯覚らしいが、たしかに不思議な感じがする。TV等では何度か見たことがあるが、こういう場所を実際に見たのは初めて。

神秘道路の近くに、こういうものがあった。

お化け屋敷の「鬼屋」は、ちょっと興味があったが結局入らなかった。今思えば、やはり入っておけばよかったと後悔している。

下の写真は鬼屋の近くで見かけたオブジェで、これを見たときは「神秘珍々ニコニコ園か?」と思った。

次の目的地は済州競馬公園なので、タクシーを捕まえる必要があるのだが、観光バスやレンタカーで来る人がほとんどでタクシーは見当たらない。そこで、いったんラブランドに戻り、チケット売り場の女性に頼んでタクシーを呼んでもらった。10分ほどでタクシーが来て、運転手にガイドブックに載っている競馬場の写真を見せ、済州競馬公園へ向かった。