マレーシア旅行記(コタキナバル~香港)

コタキナバル滞在最終日。夜8時の飛行機で香港へ向かうことになるので、それまで市街を散策することにしていた。土産物等を買うのがこの日の目的だったが、いろいろと面白いものを見つけることができた。


朝9時半に3泊したホテルをチェックアウトし、夕方までバックパックを預かってもらうことにして市街の散策に出た。前日の夜、市街南端の屋台街に近いところにワワサン・プラザというショッピングセンターがあるのを見つけていたので、まずはそこへ行き、次第に北上して最後は北端のショッピングセンター「ウィスマ・ムルデカ」の前からタクシーで空港へ向かうことにした。

前日と前々日に続いてKKプラザのインターネット店でメールを見た後、歩いて南へ向かう。コタキナバル市街は南北およそ2キロの細長いエリアなので、気候が暑くて疲れるものの、歩いて回ることができるのがいい。

ワワサン・プラザの中に入り、まずは店内にある大型スーパーマーケットへ。このショッピングセンターへ来た一番の目的はこのスーパーマーケットで、ここで土産物を買い込むことにした。土産物に関しては、旅行者向けの土産物店よりもスーパーマーケットのほうがずっと安いし、それに面白いものが多く見つかることが多い。なので、なるべく旅行中は大型スーパーマーケットを探して立ち寄ることにしている。

アジアでは奇妙な日本語を見かけることが時々あり、ここでもそういうものがないかと思ったが、下の「パクの達人」以外はそれほど変わったものはなかった。ブランド名は “LONDON” で、写真ではよく見えないが「脆くて美味しい、味濃く果物の香気がする、大人から子供までの皆好物」と書いてある。

もっとも、”Mini Puff” と書いてあるから、これはパクではなくパフだと思う。

買い物の途中、フードコートで昼食。ここではシーフードのミー・ゴレンを注文してみた。ナシ・ゴレンとともにマレーシアの代表的な料理だが、要は焼きそば。味は予想通り濃い目の焼きそばという感じ。

ワワサン・プラザで自分用土産のTシャツと帰国後に周囲に配るための菓子類を買い、続いてコタキナバル市街のほぼ中央にあるセンターポイントに入ってみた。ここはおそらくコタキナバル最大のショッピングセンターで、上のほうの階にはスターバックスコーヒーも入っている。

せっかくなのでスターバックスで少し休んだ後、館内を歩いてみた。ここで見つけたのが下のフィギュア。スネ夫ヘアーって正面から見るとこんな形になるんですね。ちょっと感動した。

それにしてもジャイ子のフィギュアは珍しいと思う。今思えば1セット買っておけばよかった。

あと、館内で見つけたのがこれ。

この PENSONIC というメーカーについて少し調べてみたところ、これはもともとペナン島にあった電気製品の小売店を前身とする、マレーシアのちゃんとした家電メーカーということだった。”PEN” が「ペナン島」、”SONIC” が「音」を意味し、つまり「ペナン島からの音」という名前なのだそう。というわけで決して日本メーカーのパクリではないわけだが、やはり Panasonic の横に PENSONIC があると笑える。

ここには「アキラ」というメーカーもあるらしい。

センターポイントを出て、市街北端に近いKKプラザに戻ってきた。ここは滞在中は毎日訪れているので、館内の配置についてもかなり詳しくなった。

歩いていると、館内にあるマッサージ店のスタッフがチラシを配っていて、ここで中澤裕子似の女性スタッフにかなり勧誘された。私は今までマッサージはまったく体験したことがないが、歩き疲れたことだし、せっかくなので行ってみることにした。ちなみにボディーマッサージ(1時間)とフットマッサージ(30分)のセットで料金は58リンギ(約1,900円)。合計1時間半でこの値段なのだから、日本の感覚からすればまさに激安といっていいだろう。

部屋はそれほど広くはなく、ベッドが3台とフットマッサージ用の椅子が4台あるだけ。まずはボディーマッサージ用のベッドに寝ることになるのだが、日本ではこういう店ではマッサージ用のガウンのような衣装に着替えるのが普通だと思う。ところが、ここではシャツとズボンを脱いでパンツひとつで寝るように言われ、その通りにうつぶせに寝るとベッドのまわりがすべて遮光カーテンで覆われてしまった。

薄暗い中、ボディーマッサージをやってくれるのは先ほどチラシを配っていた中澤裕子似のスタッフ。こういう格好で寝ていること自体、なんだか不思議な感じがしていたが、このスタッフがいきなり私のパンツを下ろしてマッサージを始めたときはさすがに驚いた。

おいおい、ここはそういうマッサージ店か?

実は風俗店だったのかと思ったりしたが、まあ結果はそういう店ではなく普通のマッサージだった。ここではこういう格好でボディーマッサージを行うというシステムなのだろう。それにしても、ゴソゴソと音がしていると「相手が脱いでいるんじゃないのか?」などと考えてしまったりして、なんだか落ち着かなかった。

下の写真はマッサージを終えて店を出るときにスタッフ(何度も言うが中澤裕子似)と一緒に撮ったもので、写真を撮るときに腰に手を回してきたのにはびっくり。(何か悪用されても困るので、モザイクをかけておく)

ボディーマッサージの次は椅子に座ってフットマッサージを行う。こちらの担当は男性スタッフ(インパルスの堤下似)で、かなり痛かった。フットマッサージは体が悪いほど痛みを感じると聞いたことがあるが、ということはいつのまにか体の具合が相当悪くなっているのかもしれない。

うっかり性風俗店と勘違いしそうなマッサージ店だったが、しかしまあ面白かった。かえって少し疲れたような気もするが。

KKプラザを出て、ホテルに戻って預けていたバックパックを受け取り、最後にウィスマ・ムルデカに入って少し歩いてみた。ここで見つけたのがこれ。

・・・実に微妙な出来だ

それにしても、今回のマレーシア旅行では「ドラえもんらしきもの」をずいぶんと見たような気がする。これも今思えば買っておいてもよかったかもしれない。

午後5時半、ウィスマ・ムルデカの前からタクシーに乗り、10分ほどで空港に到着した。香港ドラゴン航空のカウンターで チエシクイソ を行う。

ここでは経由地の香港までの搭乗手続きしか行うことができず、福岡行きの便の手続きは香港で行うようにと言われた。このことが後になって予想外の事態を招くことになる。

夜7時50分、コタキナバルを離陸して香港へ向かった。今回が初めてのマレーシア旅行だったが、治安はいいし、食べ物は美味いし、いいところだった。イスラム教の国なので酒はないが、これは私には特に問題はない。次はマレー半島側も旅行してみたい。


夜11時、香港国際空港に到着した。出発が翌日の朝9時なので、今回は入国はせずに空港で1泊することにしていた。この空港にはトランジットホテルはないが、トランジットエリア内にシャワーと仮眠室がある。当初はそこを利用するつもりだったのだが、予想していなかった事態により予定が大きく狂ってしまった。

トランジットエリアに行けない!

世界の空港には、飛行機を降りてきた乗り継ぎ乗客がそのままトランジットエリアに入っていける空港(シンガポールのチャンギ空港など)と、乗り継ぎ便の搭乗券を見せないとトランジットエリアに入れない空港がある。この香港国際空港は後者の「搭乗券を見せないと入れない空港」というのはわかっていたが、福岡行きの便のチェックインが翌日朝にならないと始まらないため、その搭乗券がないのである。これはうっかりしていた。

もう深夜になっているし、これから入国しても泊まるところは見つからないだろう。仕方がないのでトランジットエリアへ向かうゲートの前にあった椅子で仮眠することにした。下がその椅子エリアで、この写真は朝になってから撮ったので座っている人が多いが、夜中には私と同様にトランジットエリアへ行けない人たちが何人も横になって寝ていた。

それにしても、かなり寒かった。帰国後、数日してから風邪のため会社を1日休んだりしたが、おそらくここで寝たのが原因だと思う。空港側もこういう乗客が出ることは予想できるのだから、何か対策を考えてほしいものだ。

朝7時にようやくチェックインが始まり、トランジットエリアへ移動。9時に香港を離陸し、午後1時に福岡空港に帰着した。


<2008年 / マレーシア旅行記のインデックスページ>

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