国内旅行編(北海道 / 能取岬クルーズ)

北海道旅行の最終日。この日の予定は特に決めていなかったが、朝のうちにインターネットで流氷クルーズの運航状況を調べたところ流氷が遠ざかっているため能取岬クルーズとして運航されることになっていた。前日に乗った流氷クルーズとは違う雰囲気のようなので、再度船に乗ってみることにした。


ホテルをチェックアウトし、網走駅前のバス乗り場へ。下の写真が網走駅。

網走駅は、縦書きの駅名表示があることで有名。

バスで道の駅へ移動し、2,500円でクルーズのチケットを購入した。値段は流氷クルーズよりも安く設定されている。前日と同様に大勢の観光客が集まっているが、この日しかクルーズ船に乗る機会がないという人にとっては不運だったと思う。そういう人には悪いが、私は流氷クルーズと能取岬クルーズの両方を体験することができ、幸運だった。

海を見ると、気温も前日より上がっているし流氷はなさそうな雰囲気。

では、クルーズ船に乗り込んで出航。前日は出航するとすぐに海面に氷が漂っていたが、この日は何も見えない。1日でこれほど変わるものかと驚かされる。

下の写真が能取岬の遠望。灯台が建っているのが見える。

前日の流氷クルーズでは網走から沖へ向かって航行したが、今回は岸にほぼ平行に航行し、途中で旋回して網走へ戻るというコースになる。クルーズ時間も短く、この日しか船に乗れない人にとっては不運なもの。

流氷は見えないが、船の周りにはカモメがたくさん飛んでいて、これを楽しんでいる人も多かった。景色を眺めていたら突然目の前に現れたりして、頻繁に意表を付かれるところが面白い。

船の横を飛ぶカモメの動画を載せておく。

網走港に戻ると、翌週の雪祭りの準備が行われていた。

今回の旅行日程は本当にタイミングが悪く、札幌でも網走でも雪祭りを見ることができなかった。次回、冬に北海道へ来るときは雪祭りの日程を考えてスケジュールを決めたい。

網走港に到着し、船を下りた。流氷クルーズと比べたら物足りないが、まあ楽しかった。このクルーズが流氷クルーズになるか能取岬クルーズになるかは本当に運次第なので、今回は両方に乗ることができてよかったと思う。またいつか、網走へ来てみたい。


前日と同様に道の駅の2階にあるレストランで昼食にして、歩いてバスセンターへ。それからバスで女満別空港へ移動した。この空港には初めて来たが、それほどローカルな空港という感じはしなかった。流氷観光で大きな需要があるのだろう。

下の写真は展望デッキからの眺め。

午後2時45分に離陸し、名古屋中部空港へ。ここで福岡便に乗り継ぎ、夜7時半に福岡空港に到着した。

(2012.2.6)


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