キルギス旅行記(2013年4~5月)

旅行の動機

前年(2012年)の GW 以来、ちょうど1年ぶりの海外旅行になった。このところ年に2~3回は海外へ行っていたのだが、前年の後半から猛烈に多忙になり、ほとんどどこへも行けない日々が続いていた。こういう状態は体力的には我慢できるものの、旅行に行けないという精神的なストレスの方がずっと大きい。そこで、半年前から GW の10日間に休暇の予定を入れ、何があっても絶対に海外へ行くことにしていた。

旅行先としては「ボリビアへウユニ塩湖を見に行く」という案を最初は考えていたが、やはりウユニ塩湖では雨季の終わりごろに現れる「天空の鏡」を見たいと思ったことから(5月は乾季)、今回は諦めた。

代わりにどこへ行こうかと考えていた時、インターネットで見たイシククル湖の写真がきれいだったこと、さらにトレッキングをやってみたいと思ったことなどから、今回はキルギスへ行くことにした。2011年のウズベキスタン旅行以来の中央アジア再訪になる。

旅行前の準備

航空券については、いつも利用している旅行店にキルギスの首都ビシュケクまでの値段を聞いてみたところ、ソウルやら上海やらを複雑に経由する総額約42万円という航空券を提示してきて唖然とした。「乗り継ぎが多いのですが、料金的にお安いところで出しました」などとコメントがあったが、こんな高いチケットしかないとは考えられない。

おそらくビシュケクまで通しで発券できるチケットしか探していないと思ったので、「福岡~ウルムチ往復と、ウルムチ~ビシュケク往復を別に手配」「福岡~タシケント往復と、タシケント~ビシュケク往復を別に手配」「福岡~アルマトイ往復と、アルマトイ~ビシュケク往復を別に手配」など、こちらがいくつかの案を提示して調べてもらったところ、ウルムチ経由の総額154,475円というチケットが見つかった。内訳はウルムチまでが中国東方航空で97,155円、ウルムチ~ビシュケクが中国南方航空で57,320円。

それにしても、なんで安い航空券の探し方を客が教えてやらないといけないのかという気がしたが、まあ結果的には15万円ほどでチケットが入手できたので不満は言わないことにする。あえて旅行店の名前は書かないが、最近スタッフの入れ替わりが頻繁になってきたためか、どうもスタッフのレベルが落ちてきたような気がする。次の旅行からは旅行店を変えるかもしれない。

乗継ぎ地のウルムチには、帰りは昼過ぎに到着して翌日朝に出発するので、半日ほど観光できる。おそらくキルギス旅行で相当に疲れが溜まっていると思ったので、ここはわりと高級なホテルを予約しておくことにした。下のサイトを利用し、予約したのは銀星大酒店という1泊11,596円の5つ星ホテル。最終日くらい、こういう贅沢をしてもいいと思う。

ついでにインターネットでホテル予約サイトを調べてみたところ、かつて利用したことのあるホテルモールはすでに消えていて、オクトパストラベルも業務を停止していた。なんだか入れ替わりの激しい業界のようだが、現在はおなじみの 楽天トラベル と上記 agoda が規模が大きいようなので、今後も旅行の際はこれらのサイトを利用することがあると思う。

帰りのホテルは予約できたが、問題は行きの方で、ウルムチに深夜1時40分に到着し、ビシュケク行きの出発が朝8時5分になっている。2時間前にチェックインが始まることを考えると、残り時間は4時間ほどしかない。ホテルを予約するものもったいないという気がしたので、久しぶりに空港で夜明かしをすることにした。体力的にはきついと思うが仕方がない。

キルギスでの宿泊先については、滞在を予定している町には経済的なホテルやゲストハウスも多いようなので、現地についてから探すことにした。

キルギスのガイドブックは、日本語版は 地球の歩き方旅行人ノート がある。どちらもキルギスだけでなく中央アジア諸国などと一緒になっているので、今回はキルギスのページだけをコピーして持っていった。

旅行記

日付都市名
2013.4.27(土)福岡~上海~西安~
2013.4.28(日)~ウルムチ~ビシュケク~トクマク~ビシュケク
2013.4.29(月)ビシュケク~カラコル
2013.4.30(火)カラコル~アルティン・アラシャン
2013.5.1(水)アルティン・アラシャン~カラコル
2013.5.2(木)カラコル~チョルポン・アタ
2013.5.3(金)チョルポン・アタ~ビシュケク
2013.5.4(土)ビシュケク~トクマク~ビシュケク
2013.5.5(日)ビシュケク~ウルムチ
2013.5.6(月)ウルムチ~西安~上海~福岡