ブルガリア旅行記(ブルガス~ソフィア~ロンドン)

夕方6時すぎ、ブルガス駅前のバスセンターに戻ってきた。この日は空港近くのホテルに宿泊する予定で、それまでしばらくブルガス駅の近くを散策してみた。特に観光名所もないので観光客の多くは通過してしまう町だが、しかし雰囲気は良かった。


すでに薄暗くなってきているので、そんなに時間はない。そこで、ブルガス駅から北に続いているアレクサンドロフスカ通りを歩いてみることにした。下の写真がブルガス駅の全景。

こちらがアレクサンドロフスカ通り。樹木が多く、なかなかいい雰囲気。観光客はほとんど通過してしまうような町なので、ここを歩いているのは地元の人ばかりだと思う。

何かのイベントだと思うが、こんな風に一列になって踊っている人達がいた。正体はよくわからない。

散策の途中で夕食にした。ブルガリアではよく見かける、並んでいる料理の中からいくつか選んで皿に盛ってもらうタイプの店で、ここではこちらの料理を選んでみた。これにミネラルウォーターを加えて値段は11.8レヴァ。ブルガリアは食事に金がかからないので助かる。

さらに、駅の近くにこんな店があった。

ちょっと気が引けたので中には入っていない。それから、Spanish Fly というのが何かと思って帰国後に調べてみたら媚薬だった。

午後7時半、すっかり暗くなったので、これで散策を終えて空港へ向かうことにした。荷物預かり所で荷物を受け取り、ブルガス駅前から路線バスで空港へ。バス料金は1レフ。

ちょうど30分でブルガス空港に到着した。バスは空港が終点ではなく、満員の乗客のうち空港で降りたのはほんの数人だけだった。ちょっと意外。

予約していた HOTEL KEDARA は、歩いて10分くらいのところにある。周囲は真っ暗だが、特に危なそうな雰囲気を感じることもなくホテルに着いた。周辺は静かな住宅地で、宿泊料金は20ユーロ。

翌日は早く起きないといけないので、シャワー浴びてすぐに就寝。


ブルガリア滞在最終日。何しろ飛行機の時間が早いので3時半に起床。いったん国内線で首都ソフィアに戻り、ロンドン経由で帰国することになる。

4時にホテルをチェックアウトして、歩いて空港へ。ブルガリア航空のカウンターでチェックインを行った。ブルガリア航空はブルガリアのフラッグ・キャリアだが、なかなか乗る機会のない航空会社だと思う。わりと貴重な体験かもしれない。

まだ真っ暗な中、歩いて飛行機へ。こちらが今回乗るブルガリア航空機。

5時20分にブルガスを出発。ソフィアまでの所要時間は50分で、あまり時間がないので機内ではチョコレートなどのスナックが配られただけだった。スラブ系だけあってかなり美人の乗務員さんたちを眺めながらフライトを楽しみ、まだ日の出前のソフィア空港に到着した。

到着したのはターミナル2。ロンドンから到着したときはターミナル1だったので、LCC 用のターミナル1と比べて驚くほど豪華な施設に驚かされた。「ここまで差を付けるか?」という気もする。

ターミナルを出ると、ちょうど日の出が見えた。

ソフィア出発が昼頃なので、しばらく時間がある。ターミナル内の小さな店でパンを買って朝食にした後、いったんバスでソフィア市街へ向かうことにした。

ロンドンから到着した時に空港から市街まで移動しているので、どのバスに乗ればいいかはわかっている。問題なくバスに乗り、約30分でソフィア大学前で下車した。ほぼ5日ぶりにソフィアに戻ってきたので、少し懐かしい。

ただ、そんなに時間もないので、まずはバス停近くの公園を散策してみた。

銃を持った一団の彫像があちこちに建っていたので、おそらく戦争に関する記念碑だと思うが、詳しいことはわからない。

この公園で印象に残っているのは、それらの彫像ではなくこちら。

2組に分かれて何を引っ張り合っているのかはわからないが、思い切りセクハラ状態になっているのが何とも。いいんですかね、これ。

公園を出て大通りを歩いていると、ソフィア到着日に観光したアレクサンドル・ネフスキー寺院が遠くに見えた。

アレクサンドル・ネフスキー寺院を遠くに眺めながら大通りを歩き、あのトップレスの報道写真が展示してある公園へ。何しろ早朝起床なので、このあたりで疲れてきた。しばらくベンチに座ってトップレス写真を眺めているうちに時間がなくなってきたので、これで空港に戻ることにした。

ソフィア大学前のバス停から再びバスに乗り、空港へ。このバスには、途中から犬を連れた夫婦が乗ってきた。犬も慣れたもので、車内ではおとなしくしている。日本でこういう景色が普通に見られるようになるのはいつになるだろう。(まあ、犬アレルギーという人もいるから難しいものだとは思うが、ヨーロッパではこういう風景が普通に見られることが多いから、ちょっと羨ましく思う)

市街から30分で空港に戻ってきた。今度はイージージェットなので、質素な感じのターミナル1でバスを降り、カウンターでチェックインを行った。ロンドン便といえば主要路線だろうから、そこだけ長い行列が出来ていることを予想していたが、意外とそうでもなかった。この地域ではまだまだロシア方面が主要路線なのかもしれない。

ブルガリアを出国し、免税店でブルガリアワイン2本と「ラキヤ」というスモモの蒸留酒を購入した。ラキヤはアルコール度数42%という強い酒だが、甘みがあって飲みやすかった。つまり危険な酒という言い方もできる。

本来は11時40分発だったが、40分遅れの12時20分にソフィアを出発。この国はいつかまた来たい。


午後1時半、ロンドンのガトウィック空港に到着した。午後2時にイギリスに入国。

ロンドン出発が夜9時なので、それまでロンドンを散策する時間がある。旅行前は「ロンドン・ダンジョンでも見ようか」と考えていたが、ここは人気スポットなので朝早く行かないと待ち時間が大変なことになるらしい。ヒースロー空港への移動を考えると、ちょっと危なそうな気がしたため今回はロンドン・ダンジョンは諦めた。

とりあえず空港内で昼食にして、カフェでサンドイッチとカフェラテを注文したら8.55ポンド。イギリスの物価の高さを改めて実感した。この物価でも生活できるということは、イギリス人はそんなに高給取りなんだろうか。

カフェで少し長居してしまい、午後3時にガトウィック・エクスプレスで空港を出発した。チケットはイージージェットの機内で購入していて、値段は19.9ポンド。

約30分で終点のビクトリア駅に到着した。この駅には初めて来たが、なかなか重厚でいい雰囲気の駅だと思う。

しばらく周辺を散策してみた。しかしロンドンというのはどの建物も趣があるというか、どの方向を眺めてみても面白い。

さて、これからどうするかだが、上の写真に写っている2階建てバスに乗って街並みでも眺めてみようかと考えていた。ところが、駅前にあったカウンターで地図を見てみると1周するのに予想外に時間がかかることがわかった。ここへ戻ってこないといけない時間を伝えると、スタッフも「それはちょっと厳しいね」と言うし、今回は諦めることにした。今思えば、空港内のカフェで時間を取りすぎたことが失敗だった。

結局、駅周辺を2時間ほど散策しただけでヒースロー空港へ移動することにした。パディントン駅へ行けばヒースロー・エクスプレスがあるが、ここはビクトリア駅からバスを利用することにした。料金は6ポンドで、鉄道と比べるとかなり安い。

ただし、バスは鉄道と違って到着する時間が読みにくい。予定では40分のところ、途中で渋滞にはまったりしながら結局1時間かかって空港に到着した。

なぜか他の航空会社とは離れたところにぽつんとあるアシアナ航空のカウンターでチェックインを行い、イギリスを出国。夜9時にロンドンを出発し、翌日の午後3時半にソウルに到着した。2時間半ほどの待ち時間のあと、福岡行きに乗り継ぎ、夜7時過ぎに福岡空港に帰着した。

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