ブルガリア旅行記(ソゾポル)

黒海沿岸滞在3日目。この日でサニービーチを離れ、ブルガスへ移動することになる。

翌日が早朝出発なのでブルガス空港近くのホテルに宿泊する予定だが、昼間は近くにある観光地ソゾポルへ行ってみることにしていた。サニービーチとは違って落ち着いた雰囲気の観光地で、ここでもトップレスを数人見ることができた。


朝食後、チェックアウトまでまだ時間があるので、ホテル付近のビーチ沿いを1時間ほど歩いてみた。

まだ午前中なのでそれほど人はいないが、こういう人たちを眺めながら歩いていると楽しい。

特に印象に残っているのが、まるでモデルのような格好をしていたこの人。

しかしいいスタイルだね。

残念ながらこの時はトップレスは見られなかったが、この旅行最後の黒海沿岸ビーチ散策を楽しむことができた。できればもう数日ここに滞在したいものだが、まあ仕方がない。

いったん部屋に戻って休憩。部屋からの黒海とプールの眺めも、これが最後になる。

プールサイドで寝ていた人をアップで撮ったみた。欧米では適度に日焼けしていないと「バカンスにも行けないプア・ホワイト」なんて言われて馬鹿にされるという話を聞いたことがあるが(真偽は知らない)、各地を旅行していると「白人って本当に日焼けが大好きだな」と思うことが多い。日焼けを嫌う人が多い日本人女性とは対照的。

午前11時半、ホテルをチェックアウト。1泊約7,000円とは思えないくらい豪華な食事つきのホテルで、滞在中は実に快適だった。費用対効果を考えると、ブルガリアでは安宿にこだわる必要はまったくない。

歩いて大通りへ出て、路線バスでバスターミナルへ移動。ブルガス行きのバスは頻繁に出ているので、特に待つ必要はない。午前11時50分発のバスに乗り、サニービーチを出発した。今回滞在したサニービーチは、ブルガリアの黒海沿岸リゾートとしてヨーロッパなどでは有名らしいが、なぜか日本人などのアジア系の人間はまったく見なかった。日本人にとってブルガリアの観光地といえばソフィアとリラ修道院がメインになってしまうからかもしれないが、黒海沿岸リゾートもなかなかいいもの。次回のブルガリア旅行では、もう1ヶ所のビーチリゾート「ゴールデンサンズ」に滞在したいものだし、いつかルーマニアの黒海沿岸リゾートにも行ってみたい。


バスがブルガス市街に入ったあたりで、こういう建物が見えた。ブルガスには「徳田銀行」なんていう銀行があるそうで、まさかこんなところで日本語を見るとは思わなかった。

帰国後に徳田銀行について調べたところ、名前から想像できる通り、やはり徳洲会関係の銀行だった。徳洲会がソフィアに海外病院を作る際、その準備として設立された銀行らしく、ブルガリアには各地に徳田銀行があるという。ここで実際に見かけるまでまったく知らなかったが、このことを知っている日本人はほとんどいないと思う。

12時50分、ブルガス駅前のバスセンターに到着した。ソゾポルはブルガスのさらに南にあるので、ここでバスを乗り変える必要がある。その前に荷物を預けたいと思い、一時預かり所がないか探してみることにした。

最初は駅構内にはあるだろうと考えていたが、それらしい場所は見つからない。諦めて外に出ると、駅の横であっさりと見つかった。受付にいた年配の女性に料金を聞くと、荷物1個につき2レヴァということだった。バックパックの他、土産物を入れていたビニール袋を預け、4レヴァの料金で身軽になることができた。

午後1時半、ブルガス駅前から再びバスに乗り、ソゾポルへ。バス料金は4.5レヴァ。


ブルガスからちょうど40分でソゾポルに到着した。終点のバス停は旧市街の入口付近にあり、木に覆われた石畳の広場に面している。

しばらく周辺を散策。日陰が多いので、歩いていると涼しくで気分がいい。細い路地には土産物店が並んでいて、典型的な観光地になっている。

しかしながら、ソゾポルへ来た一番の目的はビーチを見ること。旧市街の南側に新市街があり、さらにその南側の海岸が海水浴場になっているということだったので、そちらへ歩いてみることにした。

ただ、新市街を抜ける前にこういうビーチがあった。

もしかしてトップレスがいるかも、なんてことを思いながら歩いていると、見事発見。

いた!!!

しかしまあ、堂々と歩き回っているものだ。何か珍しい貝でも探しているのか、所々でしゃがんで足元を探りながらずっとビーチを歩き回っているので、色々な写真を撮ることができた。(さすがに顔が写っているのはまずいかもしれないので、モザイクを入れておきます)

トップレスの姿を長時間眺めることができ、ソゾポルへ来た甲斐があった。とりあえず満足。

相変わらずビーチを歩き回っているトップレス女性と別れ、新市街を通り抜けて南側の海岸へ。こちらが新市街の南にある海水浴場。

こちらのビーチはかなり広く、先の方へ歩いていくとビーチパラソルもなくなって観光客と地元の人たちがタオルを敷いて寝ていた。

こちらでも恒例のトップレス探しをやってみたが、このビーチでは残念ながら発見できなかった。しかし海の家みたいなカフェでコーラを飲みながら水遊びに興じる観光客たちを眺めていると、それはそれで楽しい。

しばらくビーチ周辺を散策した後、再び新市街を抜けて先ほどトップレスが歩き回っていたビーチへ戻った。

あわよくば先ほどのトップレス女性を再見しようという目論見もあったのだが、もう帰ったのか、または別の場所で休んでいるのか、姿を見ることはできなかった。

その代わり、大股開きのトップレス女性が座っていた。

しかし隣にいるのは夫だと思うが、妻がこういう格好をしていても平気なんだろうか。

今回はビーチ散策が目的でソゾポルへ来たが、この町の本来の観光地は旧市街。細い路地や点在する遺跡も面白いので、一応写真を載せておく。

この後、旧市街を散策して土産物などを買い込み、夕方5時半のバスでソゾポルを出発した。ほんの数人だったが、トップレス女性を見ることができたし、ソゾポルへ来てみてよかった。いつかまた来たい町だが、果たしてその機会はあるだろうか。