アルメニア旅行記(エレバン / 共和国広場)

午後5時過ぎ、セヴァン湖からエレバンの北バスターミナルに戻ってきた。翌日から南部のゴリスとナゴルノ・カラバフへ移動するので、しばらくはエレバンに戻らないことになる。

この日は旅行前半のエレバン滞在最終日なので、夜まで共和国広場周辺を広範囲に歩き回ってみた。


北バスターミナルからタクシーで市街へ移動。なかなか話好きの運転手で、私が日本人とわかると「トヨタ」「ホンダ」など日本の企業名を連呼して盛り上がっていた。やはり、この国では日本人旅行者は珍しいらしい。ちょっと楽しい時間を過ごし、地下鉄のバレカムテューン駅に到着した。タクシー料金は1,500ドラム。

地下鉄で共和国広場駅へ移動し、地上に出ると公園がある。前日は公園の奥までは歩かなかったが、行ってみるとバザールがあることがわかった。

中を歩いて見ると、日用品やら土産物やら絨毯やら絵画やら、なんとも様々なものが売られていて、いかにもバザールという雰囲気。日用品も実用的なものからガラクタまで揃っているし、見ているだけで楽しめる。絵画の店で「誰この人?」というようなおっさんの絵を何枚も見かけたが、アルメニアでは有名な人なのかもしれない。旅行後半でエレバンへ戻ってきたときに、ここを再訪して土産物を買うことにした。

さらに歩いていると、遊園地があった。

市街地の真ん中に、わりと広い遊園地があるというのが意外。暗くなったらイルミネーションがきれいそうなので、また来てみることにした。

続いて、前日と同じ店で夕食にした。注文したのはビーフタンバーベキュー、マッシュルームスープと冷製ヨーグルトスープ。

刻んだキュウリが入った冷製ヨーグルトスープはブルガリアでも飲んだことがあるが、肉料理にはよく合う。これで値段は3,140ドラムなので、アルメニアでは食事に金がかからない。

夕食後、暗くなるまで遊園地近くの池の周りを散策してみた。

池の中央にあった彫像のアップ。当サイトではお約束の写真。

すっかり暗くなった頃、遊園地に戻るとかなりの人出でにぎわっていた。

園内を歩いてみると、どの遊具もかなり本格的。しかし、エレバンにこんなしっかりとした遊園地があるとは思っていなかった。みんなすごく楽しそうなのが微笑ましい。

ここで撮った動画をまとめて下に載せておく。ジェットコースターに乗ってみようかとも思ったが、やめておいた。

店でアイスクリームを買ったりしながら散策したが、しかし楽しかった。こんな遊園地があるとはまったく知らなかったので、かなり得した気分。

エレバン市民の娯楽風景を楽しんだ後、前日に続いて共和国広場で噴水ショーを眺めてみた。

毎日やっているのかどうかは知らないが、それなりに迫力があって楽しめる。それに、前日と同様に噴水周辺はすごい人出で、大変な賑わいになっている。エレバン滞在中の夜は、ここで噴水ショーを見るのがお勧め。

地下鉄でバレカムテューン駅へ戻り、前日と同様にタクシーでホテルへ帰った。前日は1,500ドラムだったが、この日のタクシー料金は1,000ドラム。

翌日はエレバンを離れ、南部のゴリスへ異動することになる。この日は深夜0時に就寝。