台湾旅行記(高雄 / 瑞豊夜市)

高雄滞在2日目の夜は前年の台湾旅行でも訪れた瑞豊夜市を再訪した。前回の旅行のときはあまりの楽しさに涙が出るほど感動した夜市で、あの雰囲気をまた体験できるのは嬉しい。


岡山駅から国鉄の普通列車で高雄駅に戻ってきた。高雄駅前はストリートミュージシャンもいて賑わっている。

高雄駅から MRT に乗り巨蛋駅で下車。駅構内を歩いていると、こういう看板があった。施術前と施術後の写真をよくこんなに堂々とさらせるものだ。しかし全員変わりすぎ。

地上に出て、少し歩くと明るく光っている夜市が見えてきた。前回来たときもすごい人出だったが、今回も凄そう。

予想通り夜市の中は大変な人出で、まっすぐ歩くのは不可能だった。ただ、閑散としているより大賑わいのほうが楽しい。1年半ぶりの夜市を楽しみながら、しばらく歩いてみた。前日に見た六合夜市より狭いので、もう人の密度が凄い。

続いて夕食にした。ステーキの店で牛排(120元)を注文したが、おそらくここは1年半前と同じ店だと思う。パスタのような麺の上に牛肉のステーキと目玉焼きが乗ったもので、味は最高にうまい。

どの店も火力が強いので、熱気の中で大汗を流しながら食べ終えた。やはり台湾での夕食は夜市が一番。安くてうまいし、雰囲気がいい。

夕食後、この夜市の名物といえるゲームコーナーを見物した。昭和のころの日本の夏祭り会場のような懐かしい雰囲気にあふれていて、見ているだけで楽しい。ビンの口に輪を引っ掛けて、引っ張りあげることによってうまくビンを立たせるという、ただそれだけのゲームも大盛り上がり。1年半ぶりに見た子供用メリーゴーラウンドも健在だった。

こちらは筆で描いてもらうタトゥの店。本物のタトゥではないので、1週間ほどで消えるらしい。若い女性が気軽に描いてもらっていた。

マンゴーや愛玉レモンティなどを飲み食いしながら夜市を歩いていたが、さすがに疲れてきた。そこで、海鮮麺(100元)を食べながら休憩。さっぱりしていてうまい。

夜市に財布を売っている店があったので、ここで2つ折の財布を買ってみた。今まで財布には無頓着で、使えればいいだろうと思って100円ショップで買った財布を使ったりしていたが、ある人から「財布を見て、その人がどのくらいのレベルの人間なのかを判断するような世界もあるのだから、安物はやめろ」と言われたこともあり、ここで買いなおしてみた。値段は390元なので1,500円ほどなのだが、見た目は高級そうに見える。本物の高級品である必要はなく、高そうに見えれば十分なので、自分では満足。旅行後もこの財布をずっと使い続けている。

夜9時、散策を終えてホテルに戻ることにした。やはり、この瑞豊夜市は最高に楽しい。高雄に滞在する際は六合夜市と瑞豊夜市の両方を訪れてみてほしい。

MRT で巨蛋駅から高雄駅へ移動し、9時半にホテルに到着。翌日は佛光山を再訪することになる。