タイ旅行記(チェンマイ / サンデーマーケット)

この日の主目的地だったワットメーケットノーイ訪問を終え、夜はサンデーマーケットへ行くことにしていた。名前の通り日曜のみ開催されるマーケットで、今回の旅行ではこの日しか見ることができない。相当な人出だとは思うが、せっかくなので行ってみた。


ソンテウを下りたのがワロロット市場の近くなので、市場の周辺を少し歩いてみた。

こちらがワロロット市場の風景。今回は特に買うものもないので2階から活気のある市場を眺めるだけにしておいた。

ワロロット市場を出て、歩いてチェンマイ旧市街へ。中心地にあるターペー門を過ぎると、ここから先がサンデーマーケットになる。マーケット開催中は車両は入れないので、通りはかなりの人出。

もっとも、この時間はまだましなほうで、夜になるとまっすぐに歩けないほどの大変な人ごみになった。

ここのレストランのトイレの案内はユーモアがある。

歩行者天国には当然ストリートミュージシャンも出没する。上手いのかどうかよくわからない歌声をしばらく聴いてみた。

通りを歩いていると「ワットパンタオ」という寺院があったので入ってみた。金色の本尊もきれいだが、金ピカの派手な寺院が多いタイにあって珍しく落ち着いた感じの本堂が気に入った。本尊の前に座って少し休憩。

旅行後に調べたところ「屋根が重なっている特徴的な造りはラーンナータイ王国時代の典型的な建築様式」ということだった。本堂の周りにも黄色の旗や灯篭がたくさん並んでいて、独特の風景になっている。

寺院の奥には国王の肖像画もあった。

寺院を出てさらにマーケットを歩いてみたが、暗くなるにしたがって周囲の混雑ぶりも相当なものになってきた。少しの距離を歩くにも時間がかかるので、何だか疲れてきた。

散策の途中、前を歩いていた人のシャツが気になったのでこっそり写真を撮ってみた。

「Heroin Japan ヘロインブランド」

英語表記があるから意味はわかって着ているんだろうが、どういうつもりなんだろう。日本にヘロインのブランドがあると思われても困るんだが。

いよいよ人ごみがどうにもならないレベルになったので、ここで夕食にしてから帰ることにした。周囲に露店が並んでいるフードコートのような広場で、豚バラの串焼き、ビーフンの炒め物、オムレツライス、ミックスベリーヨーグルトシェイクを注文し、合計金額は125バーツ。やはりこういう場所で食べ歩くと食事に金がかからない。

この広場の横に金ピカのお堂があったので一回りしてみた。熱心に参拝している人も多かったが、正直言って金色が派手すぎて目が痛い。

フードコートの広場を出ると、まあ呆れるほどの人波。さすがにここでは日本人をときどき見かけたが、しかし人数では中国人と韓国人に完全に負けている。日本人の海外離れを実感するような風景。

ここではチェンマイの定番土産「石鹸のカービング」があちこちで売られている。カービングとは彫刻のことで、見た目もきれいだし芳香剤としても使えるので買ってみた。

値段は値切らずに買って1個120バーツ。今は自宅のPCの横に置いて香りを楽しんでいる。

それから、道の真ん中でバイオリンを弾いている人がいたので少し小銭を置いて本人に断ってから写真を撮ってみた。近くで見るとなかなかのメガネ美人。

最後に先ほどのフードコート広場に立ち寄ってアイスコーヒー(25バーツ)を飲み、これでホテルに帰ることにした。予想以上の人ごみで疲れたが、しかし楽しかった。日曜日にチェンマイに滞在するときはお勧め。

夜9時にホテルに戻り、フロントで鍵を受け取ろうとすると「シャワーの故障のため部屋を移ってほしい」とのこと。こちらは特に問題ないので310号室から522号室に移動した。部屋の広さは特に変わらない。

シャワーを浴び、この日は夜11時半に就寝。