タイ旅行記(ワットメーケットノーイ – 5)

寺院内を歩いているうちに昼時になったので、いったん外へ出て食事ができそうな場所を探してみた。周辺を歩くと、寺院から道路を挟んで反対側に露店がいくつか並んでいて、この店で何か食べることにした。

言葉はまったく通じないが、貼ってある写真を指差せば問題ない。ここではパパイヤのサラダ(だと思う。英語表記がなかったのでわからない)を選び、また店の前で女の子が焼いていた手羽先がうまそうだったので2切れ注文してみた。値段は45バーツ。

店はきれいではないが、味はうまい。特に手羽先はなかなかだった。


昼食後、もう少しワットメーケットノーイを歩いてみることにした。寺院の外周にある柵も手が込んでいる。

ここで寺院内のトイレに行ってみたが、男子トイレは見事に外から丸見え。ちょっとした羞恥プレイ状態。

では寺院内を再び散策。緑とオレンジのピー(?)もよくできている。

マッカリーポンの木の横に、こういう塔があったので登ってみた。

ここからはマッカリーポンの木の全景が見渡せた。地獄風景の密度が高すぎて、マッカリーポンの木で感動していたのがずいぶん前のような気がする。

最後に、ここで撮ったマッカリーポンの木と地獄風景の動画を載せておく。

しかしすごい寺院だった。私が今までに訪れたタイの寺院と比較してみると「ワットプートウドム」「ワットムアン」「ワットパーラックローイ」「ワットメーケットノーイ」がベスト4といっていいだろう。この4寺院については順位を付け難い。このベスト4から少し離れた第5位がワットセーンスックというところだろうか。

YouTube にこんな動画もあったので紹介しておく。

地獄寺マニアであれば、一度は見てほしい必見の寺院といえる。


そろそろチェンマイへ戻ることにしたが、その前に寺院の近くにあった小さなカフェに寄ってみた。

アイスカフェラテ(35バーツ)を注文し、しばらく休憩。壁にスキー場(どこの国なのか聞いたらアメリカだった)やロンドンのタワーブリッジなどの写真が貼ってあったので、理由を聞いたら姉妹がアメリカに居住しているらしい。というわけで英語も少し通じるし、カフェラテも本格的だったのでワットメーケットノーイで歩き疲れたときはこのカフェはお勧め。

ではチェンマイへ戻ることにして、道路脇でソンテウが来るのを待ってみたが、これがなかなか来ない。ようやく来たと思っても、回送中なのか運転手が「乗れない」というジェスチャーをして去っていくし、次第にチェンマイへ戻れるのか不安に思えてきた。

立っているのが疲れてきたが、ときどき荷台に乗った坊さんたちが太鼓を叩きながら通り過ぎていって、これだけは眺めていて面白かった。いったいどういう目的でやっているんだろう。

待ち始めてから50分後、ようやく回送中ではないソンテウがやってきて、無事に乗ることができたときはほっとした。立ちっぱなしだったので、後ろの景色を眺めながらゆったりと座って移動。

チェンマイ市内が少し渋滞していたため、約40分でワロロット市場近くに到着した。ソンテウを下り、行きが20バーツだったので同様に払ったところ2バーツの釣りが返ってきた。同じ区間を乗ったのになぜ帰りは18バーツだったのか、これは今でもよくわからない。

チェンマイからほぼ1日かかったが、ワットメーケットノーイ訪問は本当に楽しかった。繰り返すが、地獄寺マニアには必見の寺院なのでチェンマイに滞在する際はぜひとも訪れてほしい。