グアム旅行記(ターザ・ウォーターパーク)

グアム滞在最終日は、グアムに何ヶ所かあるウォーターパークのうち「ターザ」というところへ行ってみた。規模はそれほど大きくないウォーターパークということだったが、それでも十分楽しかった。


朝9時に起床。ターザ・ウォーターパークは宿泊している BAYVIEW HOTEL のすぐ近くにあり、部屋から全体が見える。

ホテルをチェックアウトし、ウォーターパークへ。グアム出発が午後7時なので、夕方までフロントで荷物を預かってもらうことにした。

ウォーターパークに着くと、怪しげなネコのキャラクターがお出迎え。

入場料金は50ドル(ただし宿泊しているホテルによっては40ドルで入場可能になるところもある)。中に入り、まずはロッカールームで水着に着替えたが、着替えるところはもちろん男女別ではあるものの、ロッカーが並んでいるエリアは男女共用。隣のロッカーに女性が下着を入れているのが見えたりして(さすが欧米人女性は堂々としている)、日本人としてはドキッとする空間だった。

まずはパーク内を散策。絵に描いたようなリゾート風景。

定番のボディボードで転倒する観光客。

ただ、眺めていると一人だけ異常にうまい人がいて、自由自在にボードを操っている姿に拍手が起きていた。

こちらは流れるプール、というより流れる水路。パーク内を一周していて、浮き輪に乗った人たちがゆっくりと流れていた。

では、まずは自分も流れる水路へ。浮き輪を借り、流れの中に入ると何ともゆったりとした気分。

ルートが2つに分かれているところもあって、一方を選ぶとトンネルの中を流れていく。

空を見上げながら流れていると、本当に日常を離れた気分になる。バックパッカー的な旅行もいいが、こういうリゾート滞在型の旅行も楽しい。

水路を何周か流れた後、ウォータースライダーを体験してみた。ウォータースライダーは何種類かあり、それぞれ特徴があって面白い。

特に楽しかったのが「ブラックホール」というウォータースライダーで、完全に真っ暗な中を滑っていく。自分がどっちの方向へ進むかわからなくなるので、これは面白かった。

これらのウォータースライダーで滑っているときの動画を載せておく。

ウォータースライダーで繰り返し滑っている途中、パーク内のレストランで昼食にした。大した料理ではないものの、こういうところで食べるとおいしく感じる。

夕方4時ごろまでパーク内に滞在したが、本当に楽しかった。今回のグアム旅行はダイビングが目的だったものの、実は旅行後にもっとも記憶に残っているのはこのウォーターパークだったりする。

グアムにはもっと規模の大きなウォーターパークもあるが、ここは市街地に近いし気軽に楽しめるのでおすすめ。特にグアムを夜に出発するようなときは、ぜひ滞在最後の時間を楽しんでみてほしい。


ターザ・ウォーターパークを出て、少し土産物店を見てからホテルへ。荷物を受け取り、空港へ移動した。

ユナイテッド航空のカウンターでチェックインし、荷物を預ける際に「上海でピックアップする必要はあるのか」と聞いたところ、このときも自信満々に「荷物は羽田まで行くから大丈夫。ピックアップする必要はない」という答え。荷物に貼られるタグには確かに「HND」とプリントされているが、往路での出来事の経験があるので、これは信用せずに上海で確認してみることにした。

グアムを出国し、午後7時過ぎに乗り継ぎ地の上海に向けて出発。飛行中にモニターを見ていると、明らかに上海ではなく九州へ向かっていた。

「どの辺で向きを変えるんだろう」と思っていたら、とうとう長崎上空まで来てしまった。長崎県在住者としては「ここで下ろしてくれ」と言いたくなったが、もちろんそれは無理。

それにしても、なんでこんな遠回りのルートを飛行したんだろう。台湾との関係があるのかもしれないが、それにしてもここまで大きく避けていく必要はないはず。

長崎上空で大きく向きを変えて、夜10時に上海浦東空港に到着。乗り継ぎ時間があるのでいったん中国に入国し、ターンテーブルのところでしばらく待機。本当に荷物をピックアップする必要がないのかと思って監視していたところ、案の定というか、私が預けた荷物が現れた。しかしタグにはっきり「HND」と書かれているのに、堂々とターンテーブル上に現れたのを見ると笑ってしまいそうになる。

荷物を回収して ANA のカウンターへ行き、再度預け直し。これで安心して日本へ向かうことができる。これから上海経由で移動する人は、空港で「ピックアップする必要はない」と言われても信用しないように。「HND」のタグが貼られた荷物が上海で現れます。

上海出発は深夜1時45分。機内でモニターを見ていると、また長崎上空を通過していった。まさに右往左往ルートだったが、二度も通ると笑ってしまう。

早朝の5時半過ぎ、羽田空港に到着。日本に入国し、国内線ターミナルへ移動して8時半に羽田空港を出発。10時半ごろ、福岡空港に帰着した。しかしまだ移動は終わらず、二度も上空を通過した長崎県へ高速バスで帰った。慌ただしいグアム旅行は、これで終了。


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