キプロス旅行記(アヤナパ / ビーチ)

1日だけ滞在した首都レフコシアを離れ、島の東部にあるアヤナパへ移動する日になった。アヤナパには3泊するので、今回の旅行の主目的地になる。

アヤナパ(Ayia Napa)は2001年に旅行した当時はアギアナパ(Agia Napa)という名前で、ビーチがトップレスであふれていた影響で1日入院するという体験をしている。今回も同じような光景を予想していたが、ちょっと肩透かし気味だった。


朝8時に起床。10時前にホテルをチェックアウトし、レフコシアのバスセンターへ。2001年の滞在時、バスの中で落とした財布を運転手が拾っていてくれたという思い出の場所。

10時25分にレフコシアを出発。アヤパナまでの所要時間は1時間15分で、運賃は5ユーロ。道路も整備されていて移動は快適だった。ラルナカを過ぎると海が見えるようになり、これでキプロス島の南側(キプロス共和国の範囲)を1周したことになる。

11時40分、アヤナパに到着。特にバスセンターはなく、街中のハードロックカフェの前にあるバス停で下車した。

2001年の旅行の際もこのあたりで下車したのだろうが、ハードロックカフェはまったく記憶にない。おそらく、その後に出店したのだろうと思う。

とりあえず予約していたホテルへ向かうことにした。急勾配の坂道を上がり、途中の店で水とジュースを買ってからホテルへ。天気がいいので歩いていると暑い。こちらが予約していた Marisa River View Tourist Apartments というホテル。

しかし、まだ昼間なのでフロントには誰もいない。冷房が効いているのですぐに誰かが来るだろうと思って待っていると、10分ほどでスタッフらしい若い男性が現れたが、まだ部屋は使えないという。午後1時過ぎに戻ってきてほしいということなので、フロントに荷物を置いてビーチへ行ってみることにした。

ホテルを出ると、坂道の先に海が見える。

海までは少し距離があり、10分ほど歩いてビーチに到着した。本当はもっと海に近いホテルを選びたかったのだが、どこも値段が高かったので仕方がない。

こちらが15年ぶりに眺めるアヤナパのビーチ。

トップレスはどこだ。

思わず前のめりになってビーチを凝視してしまったが、しかしなぜかトップレスは見えない。しかしまあ、このビーチはここから1.5キロほど続いているし、前回も街の近くではトップレスは見なかったような記憶がある。先へ歩いていけば15年前と同じような景色が広がっているのだろう。

はやる気持ちを抑え、まずはカフェでベーコンチーズバーガーとフラッペの昼食にした。値段は4.5ユーロで、絵に描いたようなリゾート風景。

1時になったので、いったんホテルに戻ってチェックインすることにした。暑い中、坂道を往復するのは疲れるが、自分でホテルを選んだのだから仕方がない。

このホテルはアパートメントタイプで、屋外の通路から各部屋に入ることになる。部屋にはキッチンもあるし、明らかに長期滞在者向け。

今回はアヤナパに3泊するので、このホテルは快適だった。ただしエアコン代は別料金で、3日分で15ユーロを支払う必要がある。15年前の滞在のときも同様に別料金を払った記憶があるので、これがアヤナパでのシステムなんだろう。

部屋で少し休憩し、再び外出してビーチへ。海は本当にきれい。

ここからビーチに沿って奥へ歩いてみた。アヤナパの街からビーチが続いていて、奥へ行くほど建物が少なくなり、それに反比例してトップレスが増えるというのが前回の景色だったが、しかし今回はどこまで歩いてもトップレスがほとんどいない。

話が違うじゃないか…

なんてことを思いながら、結局ビーチの端まで歩いてしまった。15年前とあまりにも様変わりした風景に、何だが狐につままれたような気分。

ビーチを歩いているときに撮った写真を下に載せておく。正確に言うとトップレスがいないわけではない。

すみません、怒られる前に謝っておきます。

15年前は夢でも見ていたのだろうかという気持ちにもなったが、帰国後にネットで少し調べたところ、これは時期の違い(15年前の滞在は6月初旬で、今回は9月下旬)の可能性があるようだった。6月はビーチのシーズンが始まったばかりなのでみんな開放的になり、9月は学生の長期休暇が終わって平均年齢が上がるのでトップレスは少なくなるという傾向があるらしい。確かにビーチの平均年齢は高めだったので、時期を間違えたのかもしれない。

というわけでビーチは肩透かし気味だったが、海の中は透明度が高くてきれい。シュノーケリングでも十分に楽しめる。

ビーチの一番奥のエリアで、ビーチパラソルを眺めながら休憩。これでビーチが15年前と同じような状況だったら申し分なかったのだが。

このエリアの先は、こういう岩場になっている。ここでもシュノーケリングをやってみた。

ここは岩場だけあって魚が群れている。やはりシュノーケリングはこういう場所のほうが楽しい。

この後もビーチを歩いたりシュノーケリングをやったりして夕方5時ごろまで過ごした。どうやら訪れる時期を間違ってしまったらしいが、しかし海はきれいなのでシュノーケリングは楽しめる。おそらくアヤナパはまた来ることになると思うので、次は必ず6月に来たい。


ホテルに戻って休憩し、午後6時半に外出して海沿いを歩いてみた。この時間になると涼しくて気分がいい。

ツーリスト向けのこちらのレストランで夕食にした。注文したのはスープとミックスポークで、これにビールと食後のコーヒーを合わせて値段は19.6ユーロ。料理はボリュームがあってうまい。

夕食後、さらにアヤナパの街中を散策。歩いていて気付くのはキリル文字の多さ。多くのレストランでギリシャ語と英語の他にロシア語が併記されていて、キプロスがロシア人にとって人気の旅行先ということがよくわかる。特に夏のキプロスはリゾート地として大人気らしい。

このとき、翌日のダイビングで利用する Sunfish Divers というショップの前を通ったが、中には入らなかった。立ち寄っておけばよかったということを後になって後悔することになる。

散策の途中、遠くに観覧車が見えたので行ってみることにした。15年前はこういう遊園地を見た記憶がないので、その後に作られたと思う。旅行先で遊園地を見るのは結構好き。

遊園地の風景。かなり本格的でアトラクションも充実していた。特に何にも乗っていないが、今思えば観覧車でアヤナパの町を見下ろしてみてもよかった。次回の旅行では乗ってみることにする。

遊園地を出て、歩いていると派手な建物が並んでいるエリアがあった。外観から予想できる通り、これらの建物はバーやクラブ。

アヤナパは今では「第2のイビサ島」などと呼ばれているそうで、その種の愛好家にとっては有名な町らしい(イビサ島には行ったことはないが)。昼間はビーチで何もせずにのんびり過ごし、夜はこういうクラブで遅くまで飲んで騒ぐのが欧米流のバカンスの楽しみ方なのだろう。このエリアを歩いていると、もう騒々しくて仕方がない。

私はこういうところで遅くまで酒を飲むような元気はないので、雰囲気に圧倒されながら一回りした後、退散することにした。こういう楽しみ方は一般的な日本人とは対極にあるような気がする。

夜10時過ぎ、散策を終えてホテルに戻った。翌日はダイビングで、朝9時にショップから迎えが来ることになっている。この日は深夜1時に就寝。

タイトルとURLをコピーしました