香港旅行記(尖沙咀)

慈雲閣の訪問を終え、これで今回の香港旅行で見たかったスポットは制覇できた。滞在最後の夜は、ビクトリアピークと並んで夜景スポットと言われている尖沙咀を歩いてみた。


慈雲閣を出て、慈愛苑愛祥閣の前からバスに乗って黄大仙駅へ。地下鉄で尖沙咀駅へ移動し、いったん重慶大廈のゲストハウスに戻って休憩した。

午後6時半に外出し、まずは夕食。重慶大廈の1階には安そうなレストランがいくつか並んでいて、その中からマレーシアの国旗が描かれたハラルの店に入ってみた。

注文したのはマトンのビリヤニ。辛い液体に浸かったゆで卵とコーラ付きで値段は70香港ドル。

ゆで卵だけでなくビリヤニ自体も辛かったが、味は十分おいしかった。

あと、重慶大廈1階のレストラン街で面白かったのがこちらの店。ロゴがパクリみたいに見えるんだが、まあセーフでしょう。

重慶大廈を出て、海沿いへ歩いてみた。やっぱり香港の夜景はきれい。前日のビクトリアピークと違って海沿いなので、海面に反射する夜景もいい感じ。

日本三大夜景のひとつとされている函館山からの眺めも見たことがあるが、こことは比較にならない。夜景に関しては香港が世界一だと思う。

海沿いのプロムナードを歩いて夜景を楽しんだ後、尖沙咀エリアを散策してみた。どこもかしこもライトアップ。

2008年に香港に来たときも思ったが、溥儀の名前が店名に使われているのが驚き。たしかに眼鏡をかけていた人だったようだが、中国の人たちは満州国皇帝についてどう思っているんだろうか。

夜9時、散策を終えてゲストハウスに戻った。


翌日は早くも香港出発日。8時半に起床し、9時過ぎにゲストハウスを出発。今回の香港旅行初日にも入ってみた「潮發」という店で朝食にした。注文したのは「鯇魚片粥」で(35香港ドル)、さすが人気店だけあって店内は満員。

粥はあっさりしていてうまい。鯇魚がどういう意味かと思って帰国後に調べてみたら「ソウギョ」だった。

朝食後、空港へ向かう前に少しだけ周辺を歩いてみたらダイビングショップがあった。一般的には海のイメージのない香港だが、市街地を離れると海水浴ができるようなきれいなビーチもあるので、ダイビングショップがあっても不思議ではない。いつか香港の海にも潜ってみたい気もするが、その機会はあるだろうか。

10時15分にエアポートバスで空港へ出発。料金は33香港ドル。エアポートエクスプレスは空港~九龍駅が105香港ドルなので、さすがにバスは安い。それに尖沙咀から乗れるのも便利。

青馬大橋を渡って空港へ。

尖沙咀からちょうど1時間で空港第2ターミナルに到着した。香港エクスプレスのカウンターでチェックインし、香港を出国。午後1時に出発して、5時前に福岡空港に帰着した。3連休の香港弾丸旅行は、これで終了。


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