台湾旅行記(高雄到着)

台湾出発日は午後2時~5時が経営大学院福岡校でのクラス。終了後に博多駅周辺を少し歩き、夕食後に福岡空港に移動した。福岡空港は博多駅から地下鉄で5分ほどなので、利便性が高くて助かる。今まで世界各地の空港を見てきたが、こんな便利な空港はない。

出国し、午後7時50分に搭乗開始。8時20分に福岡空港を出発してエバー航空で台湾の高雄へ。午後9時40分、高雄空港に到着した。もう何度も来ている国だし、個人的にも台湾は大好きなので、入国すると安心感と居心地の良さを感じる。

ターミナルの ATM で2,000元を入手し、空港からホテルまでは地下鉄で移動。駅のホームは「ちびまる子ちゃん」であふれていて、これにはちょっとびっくり。こういうところでも台湾の親日さを実感した。

地下鉄の車内もこんな感じ。

美麗島駅でオレンジラインに乗り換え、塩テイ埔駅で下車。この駅のホームもちびまる子ちゃん。

地上に出て、少し歩いたところに予約していた高雄文賓ホテルがある。入口で高雄熊もお出迎え。

今回は値段の安い「共同シャワー、共同トイレ」の部屋を予約しておいた。もちろん、このホテルは普通の部屋がメインで、こういうバジェットルームは6階の一部だけ。

チェックインし、部屋に移動するとこんな感じ。部屋にシャワーがなくても、今回の滞在ではほぼ寝るだけの部屋なので問題ない。

しかし壁紙がなぜかギリシャの風景なのが不思議。あとスリッパの日本語が微妙なのもいい感じ。

すでに遅い時間になっているので、シャワーを浴びて0時半に就寝。


翌日は朝8時半に起床。この日の目的地へは台湾国鉄で移動する必要があるので、まずはホテルを出て高雄駅へ向かう。地下鉄で高雄駅へ行き、地上に出ようとすると駅構内の風景が大きく変わっていた。

こういう広々とした吹き抜けは今回初めて見た。いつの間にか駅周辺の再開発が進んでいたことに驚く。

ただし、地上に出ると見覚えのある高雄駅の駅舎が残されていた。いい感じの建物なので、おそらくこの駅舎は文化財として保存されるはず。(確認したわけではないが、そう思いたい)

駅に入り、自動券売機で路竹駅までの切符を購入した。台湾の漢字はわかりやすいので、切符を簡単に買えるのは助かる(中国の漢字は簡略化されすぎていて日本人にはわかりにくい)。路竹駅までの運賃は43元。

ホームに移動し、列車が来るまでベンチに座って休憩。駅のホームにいると旅行気分が高まる。

10時半に普通列車で高雄を出発。高雄から35分ほどで路竹駅に到着し、ここで下車。

駅舎は昔の日本の地方駅という感じで、日本はこういう味のある駅舎が少なくなったので、なんだか懐かしい。特に観光名所もない町なので、この駅で降りる外国人はほとんどいないはず。

ただし今回の目的地は駅周辺ではなく、かなり離れているのでタクシーで移動する必要がある。駅周辺にタクシーが待機しておらず、ちょっと不安になったが、しばらく待っていると客を乗せたタクシーがやってきた。客が下りるのを待ち、運転手に目的地を漢字で書いた紙を見せて出発。

駅から目的地までは30分ほどの距離。のどかな田園風景の中を走り、最初は遠くに見えていた山の近くまで来ると、運転手が山の斜面を指して「あの辺りが目的地」と教えてくれた。ここからは上り坂になり、午前11時半過ぎに到着した。タクシー料金は345元。

ここが今回の目的地「大崗山超峰寺」。

ここがどういう寺院なのかは次のページで。