
高雄滞在2日目の夜は瑞豊夜市。ここは個人的に台湾で一番好きな夜市で、あの雰囲気を味わうのが楽しみ。
佛光山からの帰路にアクシデントが起きたため、左営駅ではなく後勁駅から巨蛋駅へ移動。地上に出て、夜市のほうへ歩いていくとおなじみの風景が見えてくる。
この夜市には何度も来たことがあり、店が密集しているためすれ違うのも大変なほどの賑わいぶりが特徴。コロナ前と比べると少しだけ人が少ないような気もするが、それでもなかなかの盛況。


マスクをしている人はいるものの、こういう風景を見るとすっかりコロナ後の世界になったことを実感する。ちなみに私は(息苦しくなるため)マスクがあまり好きではなく、日本でも病院以外ではノーマスク。


こちらは長沙臭豆腐の店だが、韓国人が見たら間違いなく卒倒しそうなデザイン。台湾ではもちろん問題なし。

最初にご飯ものを食べたかったので、こちらの店で「麻油鶏飯」を注文してみた。値段は120元。

麻油鶏飯とは「台湾風おこわ」のことで、もち米が使われているので見た目以上にボリュームがある。生姜とごま油の香りがいい感じ。味はもちろんうまい。

続いて、こちらの店で海産麺を注文(130元)。ここは今まで海産粥や海産麺を何度も食べたことがあるおなじみの店。

味はさっぱりとした感じで、麻油鶏飯の後に食べるとちょうどいい。

夕食後、夜市内を歩いてみた。観光客向けの六合夜市と違って、ここは遊具屋台があったりして地元民向け。この雰囲気が実に楽しい。

おなじみの「瓶の口に輪を引っかけて立たせるだけのゲーム」やパチンコの原型になったスマートボール、単純な輪投げなどに興じている人たちを見ていると、こちらも幸せな気分になってくる。
散策の途中、こちらの店で「串焼臭豆腐」を注文(50元)。

台湾夜市の名物といえる臭豆腐だが、個人的にはそれほど匂いは気にならない。厚揚げが好きな人なら美味しく食べられるはず。

最後に、こちらも夜市の定番と言えるマンゴーシェイク(70元)。

この瑞豊夜市、歩いているだけで楽しい気分になるし、やはり台湾の夜市ではここが一番好き。

コロナ中は「密」という言葉が日本で流行したが、「今まで訪れた場所の中でもっとも密だったのはどこか」と聞かれたときに最初に連想したのが瑞豊夜市。観光客ではなく地元民で賑わっている雰囲気がすごくいい。今後も、高雄に滞在する際はできるだけこの夜市を楽しみたい。
夜市を後にして、MRTで巨蛋駅から信義國小駅へ移動。夜11時過ぎにホテルに戻った。翌日は高雄近郊で「岡山寿天宮」という寺院を見てから、台湾高速鉄道で台北へ移動することにしている。