タイ滞在4日目。この日は地獄寺訪問ではなく、バンコク市内にある4ヶ所のスポットを回ることにしていた。そのうち3ヶ所は再訪スポットだが、最初に訪れる予定のエロティックアートミュージアム跡地は初訪問。
なお、「跡地」と書いている通り、ここは現存していないスポットになっている。今回は、何か痕跡がないか探してみることにしていた。ここがどういうミュージアムだったかは名前から想像できると思う。
朝8時に起床。9時半にホテルを出て、プンナウィティ駅からトンロー駅へ移動。ここが、かつて存在したエロティックアートミュージアムの最寄り駅になる。
高架になっている駅を下りると、大通りに沿って小さな店が並んでいる雑然とした雰囲気。

まずは、この近くにあるという「グリーンランタン」という店を探す。ここはエロティックアートミュージアムと同じオーナーが経営しているカフェで、やはりエロティックな展示物が並んでいるらしい。
「深夜食堂」という店の近くなのは調べていたので、その店を探すとすぐに見つかった。

ただし、この時間は深夜食堂は開いていない。おそらく、ここはバックパッカーや沈没者向けの安食堂だと思う。

深夜食堂の前の路地を歩き、その奥へ。

路地を抜けると中庭みたいなスペースがあり、店が数軒並んでいた。左側の店は1階が「スナックバー TRUMP」、2階と3階が「KARAOKE ときめきトンロー物語」だそう。

実を言うと、エロティックアートミュージアムがなくなったのは知っていたが、グリーンランタンについては調べられず、存続している可能性に期待していた。しかしながら、この周辺では該当する店は見つからない。
そこで、大通りに戻って安食堂で聞いてみると、グリーンランタンもすでに廃業したということだった。残念。
先ほどの中庭に戻ってネット上の写真と見比べてみると、カラオケ店がかつてのグリーンランタン。建物の形から、おそらく間違いないだろう。

案内書きを見ると、「ときめきトンロー物語」では日本人向けにビザの手配や会社設立のサポートもやっているらしい。
なお、横にあるのは「Lost In Thaislation」という洒落た感じのカクテルバー。

というわけで、グリーンランタンについてはすでに廃業しており、別の店になっていた。残念だが、仕方がない。
グリーンランタンの探索を終え、続いてエロティックアートミュージアム跡地へ。Google Map にはまだ場所の記載が残っていて、それを頼りに歩いてみる。
トンロー駅から約1キロ、Google Map で表示されたエリアに到着。その場所にあったのが、こちらのマンション。

ネット上の写真を見ると、おそらくこのマンションの1階にエロティックアートミュージアムの入口があったらしい。しかしながら、この通り跡形もない。

入口の横に2体のトランスフォーマー(ロボット)が立っていたそうだが、それも見当たらない。おそらく、このマンション前のどこかに立っていたのだろう。

というわけで、エロティックアートミュージアムについては完全に消えていた。今となっては、ネット上に残された記録のみ。その貴重な風景を紹介している個人ブログがこちらで、収蔵品の内容は相当なもの。見たかったなあ。
こちらがグリーンランタンの外観(こちらも個人ブログ)。
探したら公式サイトも残っていた。
ただ、上記の公式サイトからリンクされている Facebook ページを見ると2023年2月9日の投稿で「Our museum is closed because we plan to move to Krabi this year.」という記述を発見。
つまり、タイのクラビに移転して再開するということらしい。しかしながら、記述があくまで「計画」だし、Facebook にもその後の情報がなく2024年時点でクラビの情報が見つからないので、まだオープンしていないように思える。
あれだけ充実していた収蔵品は、おそらくどこかに保管されているはず。いつか、ミュージアムが無事に再開できたとわかったら、ぜひクラビに行ってみたいものだ。それを願うことにして、今回の探索はこれで終了。
この後、歩いてトンロー駅へ戻り、次の目的地のチャオメータプティムへ。
