地獄エリアを後にして、この寺院で最も目立っている大仏へ。

この大仏とも12年半ぶりの再会。高さは93m(台座を含めると95m)だそうで、タイでも最大級の大きさ。

この時間は逆光になるが、太陽が頭の後ろに来るようなアングルで写真を撮ると、後光が差しているみたいでいい感じになる。

ただ、この訪問時は足の部分が塗り直されている最中だった。ちょっと残念な気もしたが、しかし足場が組まれている風景も珍しいかもしれない。

塗装には詳しくはないが、下地としてオレンジ色に塗ってから金色に仕上げるんでしょうかね。専門の人がいたら教えてほしい。
メンテナンス中ではあるものの、見上げると迫力がある。

この大仏の特徴は、右手が膝の下まで伸びていて指に触れること。

台が設置されているので、参拝者たちが次々と爪の部分に触っていた。頭を付けて願い事をしている人も多数。

というわけで、私も指先に触ってきた。ご利益はあるだろうか。
その後、大仏の周囲を一回り。


大仏の後ろ側は照り返しが強くて暑いが、正面の日陰になっているエリアは風が通り抜けるので意外と涼しい。前回ここへ来たときも思ったが、風の通り道をシミュレーションしてここが意図的に納涼スポットになるように設計されているとしたら、なかなかすごいこと。
しばらく涼んだ後、大仏の正面にあったこちらの建物を見てみた。

サングラスをかけた仏像の周りに、なぜかミリタリー人形がたくさん。

これらの軍人さんたち、どういう意味があって並んでいたんだろう。


これで大仏エリアを離れ、ナーガを見ながら階段を下りる。


続いて、いろんなジオラマが並んでいるエリアを散策。象がいたり馬がいたり、どれも造形が凝っていて面白い。


弓矢と犬に威嚇される老人。「人違いだ! 儂は悪人じゃない!」みたいなことを言ってそう。

「私を拝むな、よそを当たってくれ」の図(妄想)。

「二人で一緒に逃げよう」の図(これも妄想)。

しかしこのエリア、女性の像がなんだか艶めかしい。人魚もトップレス(当然だが)。


露店が並んでいるエリアがあったので、入ってみた。

この店でアイスコーヒー(30バーツ)を購入。

池の中に屋根付きの桟橋が作られていたので、ここでコーヒーを飲みながら休憩。噴水の向こうに大仏が見える。

再び、地獄エリアへ。やはりピーは巨大。

いろんな地獄風景をもう一度見て回り、神像が並んでいるエリアへ。


ガネーシャなど、様々な神様たちが並んでいた。


この二人は何なんだろう。仲睦まじい老人夫婦みたいだが。

こちらに並んでいるのは羅漢さんたち。いろんな格好がいちいち面白い。


羅漢さんといえば、もちろん眉毛が異常に長い長眉羅漢さんの姿も。

こちらは西遊記の御一行。日本と違って沙悟浄は河童ではなく僧侶の姿。

十二支の像も並んでいた。


十二支の動物の上に神様が乗っている姿が作られているが、牛に乗っていた神様がこちら。リアルなトップレス。

最後に、大きな桃に囲まれたお堂の中へ。

お堂の周囲には、坊さんたちがずらりと並んでいた。


何かの精密作業をやっていそうな坊さん。持っているのは火みたいだが、何をしているんだろう。表情が完全に職人。

お堂に参拝した後、寺院の周辺を歩いてみた。土産物店が並んでいるあたりから眺めると、本堂と大仏がほぼ同じ大きさに見える。なんだか遠近感がバグを起こしそうな風景。

これで寺院内を一通り見たので、迎えが来るまで菩提樹の前で休憩。

4時半、頼んでいたバイクタクシーが迎えに来たので、これでワットムアンを後にした。12年半ぶりの再訪だったが、やはり地獄寺は面白い。
動くアトラクションがないのは残念だが、「銀色の本堂」「広い地獄エリア」「金色の大仏」の三大見どころは素晴らしい。いつかまた、再訪したい。
バイクタクシーでアントーンの町に移動し、ここでバンコク行きのミニバスに乗換え。

車内でチケットを買うと80バーツ。来たときは100バーツだったので、なぜ帰りは安いんだろうかと不思議に思ったが、その理由は後ほどわかった。
午後5時前に出発。車窓風景を楽しみ、バンコクに入ると次第に交通量が増えてきた。このまま北バスターミナルまで行くものと思っていたところ、ここで予想外の事態に。
郊外の大通り沿いにあるバス乗り場に到着し、ここで乗客たちがみんな降りていく。運転手に促されて、自分もここで降りることに。すべてタイ語なので理解はできないが、ここが終点ということだけは推測できた。結局、このとき乗ったミニバスはバンコク郊外までの運行で、だから運賃が安かったらしい。
近くの歩道橋の上から眺めると、ここは FUTURE PARK というショッピングモールの近く。

さてどうしたものかと思ったが、Google Map を見てみると歩いていける距離にSRTランシット駅がある。ここでバンコク中心部へのバスを探すよりも鉄道のほうがわかりやすいので、駅まで歩くことにした。
途中にあったランシット市場の屋台街を見ながら、駅方面へ。この辺り、外国人はまったく見ない。完全に地元民向けの屋台。


やがて、高架になっているSRTランシット駅に到着した。ちなみにSRTは State Railway of Thailandの略で、タイ国鉄の路線のこと。

ランシット駅はSRTダークレッドラインの終点なので(2024年時点)、列車はバンコク中心部方面行きのみ。反対側の終点になるバンスー駅がMRTとの乗換駅になっているので、そこまでのチケットを購入(20バーツ)。
ホームへ行くと、ドーム屋根が見事。

このダークレッドラインは日本企業が建設を行ったそうで、たしかに日本の列車に乗っているような雰囲気があった。
バンスー駅でMRTに乗り換え、チャトゥチャックパーク駅でさらにBTSに乗り換えてサイアム駅へ。何度見ても、夜のサイアムパラゴンはきれい。


2024年は辰年なので、エントランスには大きな龍が作られていた。遠くから見たらパイナップルみたい。

近くで見ると、なかなかの迫力。「逆鱗はどこだろう」と思いながら周囲を歩いてみた。この龍が持っている龍玉は白色。


では、サイアムパラゴンのフードコートで夕食。相変わらず、外国人観光客で大賑わい。

この日、注文したのはポークライス(100バーツ)とフィッシュボールヌードル(80バーツ)。さらに食後にパイナップルスムージー(60元)。


味は十分うまい。それに、ここはクレジットカードが直接使えるから助かる。
夕食後、サイアム駅からBTSでプンナウィティ駅へ移動。夜10時にホテルに戻った。翌日は地獄寺めぐりではなく、バンコク市内のスポットをいくつか見た後、バンコク在住の知人と会うことになっている。