マレーシア&シンガポールワーケーション(コワーキングスペース)

今回のマレーシア&シンガポール滞在はワーケーションが目的なので、平日は主にコワーキングスペースで仕事を行った。

このページでは、滞在した都市のうちペナン島、クアラルンプール、シンガポールで利用したコワーキングスペースについて紹介する。

なお、マラッカについてはコワーキングスペースがなく(厳密にいえばかなり郊外には存在しているようだが、そこまで行くのは大変なので利用しなかった)、仕事はホテルの部屋で行った。また、イポーは週末の2泊だけ、ジョホールバルは1泊だけなので仕事はしなかった。

今回利用したコワーキングスペースは以下の通り。なお、基本的にどのコワーキングスペースもコーヒーや紅茶などの飲み物は無料で提供されている。

ペナン島

ペナン島で利用したのは MASCO というコワーキングスペース。

MASCO

場所はジョージタウンの中心部で、かなり便利なところにある。

MASCO が入っているのは、こちらの PRANGIN というショッピングモール。

このモールは、下の写真の通りジョージタウンの中心、コムター(Komtar)という65階建て高層ビルのすぐ横にある。

こちらが MASCO の正面。

利用料金は1日パスが30リンギ(このときのレートで約1,065円)。1ヶ月プランと1週間プランもあったが、5日間なら1日パスのほうが得ということなので、今回は1日パスを毎日使うことになった。

コワーキングスペース内は写真の通りかなり広く、快適に作業ができる。

WiFi の速度も問題なし。

コーヒーや紅茶などの飲み物も充実。昼食に関しては、モール内にスーパーマーケットやカフェがある。

今回は利用していないが、WEB会議用のブースも用意されていた。

ここはコワーキングスペース以外にレンタルオフィスのエリアもあり、それぞれに小さな会社が入っていた。起業家にとってはありがたい場所だと思う。

壁にはいろんな標語。「プランAがうまくいかなくても、アルファベットはあと25文字もあるんだから」というのが面白い。

“Your Only Limit Is You” というのがいいですね。「ジェシカ・エニスって誰?」と思ったらロンドンオリンピックの金メダリストでした。

これらの写真からわかる通り、このコワーキングスペースは本当に快適。ペナン島には他にもコワーキングスペースはあるようだが、ここでワーケーションを行う際は MASCO 一択だと思う。値段も安いし、最大級のおすすめコワーキングスペース。

クアラルンプール

クアラルンプールは、さすが首都だけあって多くのコワーキングスペースが点在している。今回は、調査という意味も兼ねて作業する場所を毎日変えてみた。

今回利用したのは以下の5ヶ所で、訪問順に紹介しておく。

WORQ KL Sentral

クアラルンプールの中心部、KLセントラル駅から少し歩いたところにある。

Google Map の案内に従って歩いていくと、こちらのオフィスビルに着いた。

コワーキングスペースはこのビルの20階にあり、1階の受け付けでパスポートを提示して名前を登録するとカードをもらえる。そのカードを使わないとエレベーターに乗れないシステムになっていて、セキュリティがなんだか厳重。

20階に上がると、目の前に WORQ が見える。

ここは1日パスの値段が60リンギ。ペナン島のコワーキングスペースと比べると約2倍で、この環境を考えると高いのは仕方がない。

こちらの部屋では、何かのセミナーが行われていた。言語はすべて英語。

パントリースペースの奥にデスクが並んでいるが空席が少なく(だから近くでは写真を撮っていない)、別の作業場所を探すことに。なお、ここはコーヒーなどの飲み物だけでなくスナック菓子も無料。

半屋外みたいなスペースは人が少なかったので、こちらで作業を行うことにした。室内は少し寒かったので、むしろこちらの方が快適。

今回の作業場所がこちら。

WiFi 速度も問題なし。

このコワーキングスペースから見える景色はこんな感じ。

作業環境は快適。ただ、1日パスの価格も高いし、後述するコワーキングスペースと比べるとあえてここを選ぶことはないかも。

Common Ground Q Sentral

KLセントラル駅と連絡通路でつながっている “Q Sentral” というオフィスビルの39階にある。

ビルの外観はこんな感じ。

WORQ と同様、ここも1階の受付でパスポートを提示してカードをもらわないとエレベーターには乗れない。KLセントラル駅近くのオフィスビルでは、セキュリティ対策はどこもこういうシステムらしい。

ここは1日パスの値段は50リンギ。前日の WORQ よりは、少し安い。

作業スペースの風景。

今回は、こちらの窓際の席を利用した。

WiFi の速度に関しては、ちょっと残念な感じ。

39階にあるだけあって、景色はきれい。クアラルンプールの町並みを見下ろしながら作業していると、自分がものすごいビジネスマンになったかのように錯覚しそう。実態はただのフリーランスみたいな境遇なんだが。

景色もきれいだし、作業は快適に行えた。WiFi は少し遅いが、それを気にしなければ問題ないと思う。

Co-labs Coworking KL Sentral

KLセントラル駅に隣接したショッピングモール “Nu Sentral” の2階にある。

エスカレーターで2階に上がると、目の前に日本のニトリがあった。

そのニトリの横に、コワーキングスペース Co-Labs の入口がある。

1日パスの値段は39リンギ。おそらく、KLセントラル駅周辺では一番安いコワーキングスペースだと思う。

ただ、作業スペースはこんな感じ。他にもちゃんとしたデスクは並んでいたが、1日パスで使えるのはここだけ。

何というか、作業場所というよりもファミリーレストランみたいな感じ。この日は利用者が少なかったが、混んでいるときは相席になるかもしれない。

WiFi の速度は、ちょっと遅い。もっとも、WEB会議等を行わないのであれば問題ないかも。

他にも作業用デスクや会議室が並んでいたが、こちらは長期利用者のみが使用できる。

ここの利点は、ショッピングモールの中にあるので昼食は容易に買いに行けること。高層オフィスビルにあるコワーキングスペースの場合、いったん1階に下りてからカフェを利用するか、少し歩いて買い物に行くしかない。

こちらの GROCERIA というスーパーマーケットに「ハルカ工房」というパンコーナーがあり、うまいパンが買えたのでおすすめ。おそらく、日本人がオーナーだと思う。

価格は安いが、作業環境はちょっと微妙。ただ、場所は一番便利なので、利便性を求めるのであれば有りだと思う。


クアラルンプール滞在中の6月27日(金曜)、この日もコワーキングスペースを利用しようと思ってKLセントラル駅まで来たものの、前日に利用した Co-Labs も含めてどこも閉まっている。

仕方がないのでスターバックスで情報収集したところ、なんとこの日は Islamic New Year だった。あまりの偶然にびっくり。

というわけで、この日だけはホテルの部屋で作業を行った。海外ではときどきこういうことが起きたりするが、それもまた楽しみのひとつ。

DOJO Coworking KL

ここまではKLセントラル駅周辺のコワーキングスペースを利用したが、クアラルンプールにはブキッ・ビンタン地区にもコワーキングスペースが点在している。

その中から、DOJO というところを利用してみた。

MRTで「Dang Wangi」駅へ移動し、15分ほど歩くと AmpleWest というオフィスビルがある。

DOJO は、このビルの10階。

1日パスの料金は45リンギ。ところで、この名前の由来はやはり日本語の「道場」なんだろうか。

奥へ進むと作業スペースがある。

ただ、1日パスの利用者が使える場所は限られていて、机と椅子はこんな感じ。作業環境としてはちょっと貧弱かも。

WiFi の速度は申し分なし。

作業場所からは、こういう風景が見える。

休憩用なのか、揺れる籐椅子もあった。

昼の休憩時間に外に出ると屋台街もあったし、昼食には困らないはず。また、観光客向けの屋台街として有名なアロー通りへも歩いて行ける距離にある。ブキッ・ビンタン地区に宿泊している場合は、利用価値の高いコワーキングスペースだと思う。

CEO SUITE

クアラルンプール滞在の最終日に利用したのは、こちらの CEO SUITE というコワーキングスペース。

KLセントラル駅と連絡通路でつながっている Axiata Tower というオフィスビルの27階にある。

1日パスの料金は54リンギ。入口から見える景色は、今回の滞在で利用したコワーキングスペースの中では最も豪華。

案内されたのはこちらのスペース。

この窓際にある一人用の区画が、今回の作業場所。

まさかこんなところを使っていいとは思っていなかったので、ちょっとびっくり。

WiFi は爆速。

窓からの眺めは、こんな感じ。隣のビルに視界を遮られるものの、こういう景色を見ながら作業を行うのは気分がいい。

今回利用したKLセントラル駅付近のコワーキングスペースの中では、作業スペースの環境、WiFi 速度、1日パスの料金等を考慮すると一番バランスがいいと思う。個人的にはここがクアラルンプールでのおすすめコワーキングスペース。

シンガポール

最後に滞在したシンガポールで利用したのは、The Company Singapore というコワーキングスペース。

The Company Singapore

場所はMRT「Telok Ayer」駅の近く。

駅から歩いて5分ほどで、こちらのビルに到着。コワーキングスペースは、このビルの10階にある。

エレベーターで10階に上がると、目の前に The Company のオフィスがある。

ここは日系企業が運営しているコワーキングスペースなので、受付には日本人スタッフも常駐していて日本語が通じる。この点でも、日本人は安心して利用できるはず。1日パスの料金は25シンガポールドル(このときのレートで約2,980円)。

マレーシアよりは利用料金が高くなるが、物価が高いシンガポールなのでこれは仕方がない。

作業スペースはこんな感じ。

このときは、窓際の席を利用した。

WiFi 速度は及第点といったところ。

作業していると、目の前に QT Singapore という5ッ星ホテルが見える。

プールでくつろぐ人たち。優雅ですねえ。

向こうからは、窓際に並んで作業している姿が大喜利に見えるかも。

ホテルの横にあるのがラオパサ(Lau Pa Sat)というホーカー(フードコート)。

ここはシンガポールでも有名なホーカーなので、旅行の際に訪れる人も多いはず。私もこの日の夕食はラオパサを利用した。


以上が、今回のワーケーションで利用したコワーキングスペースの紹介。ここで「そもそもホテルの部屋で仕事ができるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれないので、コワーキングスペースを利用するメリットを挙げておく。

  • 経費にできる
  • 仕事に集中しやすい環境が整っている
  • 世界にはいろんな働き方があるということを実感できる

宿泊費は会社の経費にできないが、コワーキングスペースの利用料金なら可能。なので、税金の面で得になる。

ただ、最大のメリットはやはり「刺激になって世界が広がる」ということだと思う。海外ノマド民たちを見ていると、会社員として働くことだけが生き方ではないことを実感する。

このページを見て、海外ワーケーションや海外ノマド生活に興味を持つ人が現れたら嬉しい。私も、年に1~2回はこういう生活をやっていきたい。