マレーシア&シンガポールワーケーション(霊仙岩、南天洞)

イポー滞在2日目の目的地は、近郊にある「霊仙岩」「南天洞」「三宝洞」「打捫心意佛院」という寺院めぐり。

このページでは、そのうちの霊仙岩と南天洞について紹介する。


朝9時にホテルを出て、オールドタウンホワイトコーヒーで朝食を終えてからイポー駅へ。

ここの窓口で翌日のクアラルンプール行き列車のチケットを購入した。料金は53リンギ。

その後、駅構内にあるコインロッカーの場所と料金を確認してからGrabタクシーで霊仙岩へ。Grabの乗り場は駅正面にあるこの場所。

駅から20分ほどで霊仙岩に到着した。

霊仙岩

イポー市街地の南に「霊仙岩」「南天洞」「三宝洞」の3つの寺院が近接して建っていて、それぞれ観光地になっている。各寺院は歩いて行ける距離にあるので、まとめて回ることができて便利。

まずは霊仙岩に入ってみた。こちらが正門。

本堂の前には、いくつかの神像が置かれていた。

最初は「電話の受話器を持っているの?」と思ったが、さすがに違うと思う。もっとも、今はこういう形を見て受話器を連想する人も少なくなったのかもしれない。もはや昭和生まれの発想。

こちらが持っているのは何だろう。中華寺院でおなじみの元宝かと思ったが、ちょっと形が違うような気がする。

金色のカエル。口の先に咥えている硬貨(多分)の上にお布施を乗せるんでしょうかね。足元には舟の形をした元宝がたくさん。

寺院内はあちこちに通路が伸びていて、ちょっとした探索気分が味わえる。

中華系の寺院ではおなじみ、済公活佛の姿。破れた僧衣と瓢箪がトレードマーク。

私は2015年の台湾旅行の際、旗山という町にある鳳山寺で初めて知ったのだが、中国や台湾では名僧として知らない人がいないほどの知名度らしい。

ちょっとしたダンジョンみたいな寺院内をさらに探索。水を吐いている金色の龍もいた。

こちらは何の神様だろう。猿の姿だからハヌマーン?

まさか、ここでインド旅行の際にデリーで見たハヌマーン寺院を思い出すことになるとは。

では、本堂に入ってみる。

こちらは足元に瓢箪が置いていあることから済公活佛だと思うが、少しだけ元祖国際秘宝館の秘宝おじさんに似ているような気もする。

あるいは連想ゲームのキャプテン、漫画家の加藤芳郎氏。

昭和生まれにしか通じないようなネタですみません。

寺院の背後が山になっていることもあり、本堂の中は洞窟みたいな感じ。

参拝を終え、さらに寺院内を歩いてみた。白い象もいる。

ここで目立っているのが、こちらの観音像。

観音像のアップ。こんなことを言うのもどうかとは思うが、もう少し美人にできなかったんでしょうかね。

続いて、こちらのエリアへ。

中華系の寺院で何度も見たことがある金玉満堂。ここをくぐると富裕層になれるんでしょうかね。

金玉満堂の先は、ちょっとした広場になっていた。

七福神の一人、福禄寿だろうか。しかし鶴ではなく龍を連れているから、別の神様かもしれない。

奥の「佛殿」という建物に入ると、手がたくさんある神様が置かれていた。千手観音?

周辺を散策。先ほど福禄寿かもしれないと思った神様は、あるいは月下老人だったんだろうか。頭の大きさが違うような気もするが。

なぜかラクダもいた。

こちらは西遊記の御一行。

しかしこちらの三蔵法師一行、思い切り前傾姿勢になっている。思わず「マイケル・ジャクソンかよ」とツッコミを入れてしまった。

本堂の屋上に上がる階段があったので、行ってみたら涅槃像があった。

涅槃像の前からの眺め。いろんな神像が点在している寺院内を一望できる。

これで寺院内を一通り見たので、次の寺院へ移動することにした。

なかなか面白い寺院だった。いや、正統派の寺院を面白いと言ってはいけないのだが、たくさんの神像を見ながら歩くだけで面白い。さすがイポーの代表的な観光地。

南天洞

霊仙岩から歩いて数分のところにあるのが南天洞。

こちらは本堂の周りに土産物店などがあり、先ほどの霊仙岩よりは少し規模が大きい感じ。

キノコ型の屋根って、なんだか異世界に来たような感じがして個人的には好き。

本堂に入る前に、周辺を散策。金色の大きな像があり、最初は「月下老人?」と思ったが調べたみたら老子の像だった。

老子といえば、個人的には老子流リーダーシップ論が好き。いいリーダーから悪いリーダーまで4段階あり、一番悪いのが「舐められるリーダー」、次が「恐れられるリーダー」、そして3番目が「敬愛されるリーダー」というもの。

普通は尊敬されて慕われるリーダーが最良だと思うが、実はそうではなく、一番いいのは「存在を意識させないリーダー」。敬愛されるリーダーの下だと、うまくいったのはリーダーの指導のおかげ。しかし存在を意識させないリーダーは「自然に」成功するようにお膳立てするから、物事は勝手にうまくいく。そして、そのときに人々が思うのは「自分たちでやった」という自信。

このリーダーシップ論を聞いて感銘を受け、会社員時代は自分でも意図的に「存在を意識させないリーダー」を演じていた。ただ、中には「ちゃんと指導してくれない」と文句を言う社員もいたが、まあときには相手のレベルに合わせるのも必要ということ。

という話はここまでにして、寺院内の端には貯水槽みたいな池があり、霊仙岩との境界の壁には壁画が描かれていた。

池の上の通路を歩いたところにあるのが、こちらの観音堂。

中に入ると、洞窟のジオラマをバックにして観音像が置かれていた。

ちなみに池の上にある通路はこの通りジグザグ。これは「悪鬼はまっすぐにしか進めない」という言い伝えに基づき、悪いものが入ってこないようにするため。

本堂を眺めると、こんな風に珍…いや鍾乳石が垂れていた。

では、本堂へ。天井に並ぶ赤い提灯がきれい。

この寺院も本堂の背後が山になっているため、奥は洞窟。先ほどの霊仙岩より洞窟の規模が大きく、ちょっとした探検気分。

洞窟の天井を見上げると、鍾乳石がきれい。

五体並んでいる神様。おそらく、この寺院の本尊だと思う(違っていたらすみません)。

この階段は上ってもよさそうなので、上の階へ行ってみることにする。

鍾乳洞だけあって、階段の先は立体的なダンジョンみたいになっていた。こういう雰囲気は好き。

いろんな通路を歩いてみて、最上階の部屋にたどり着いた。小さな祠があるだけの薄暗い部屋だったが、探検気分を味わえて満足。ダンジョン最奥の宝の部屋を見つけた気分。

ダンジョン散策を終えて地上階に下り、さらに洞窟内を歩いてみた。

目が光っている神像もあったりする。アップダウンがあるから疲れるものの、歩いていると楽しい。

本堂の外に出ると、こういう遊具があった。これ、今でも動くんだろうか。

マニアが見たら、高い値段で買い取りたいと言い出しそう。

これで2ヶ所目の寺院となる南天洞の訪問が終了。霊仙岩に続いて、この寺院も楽しめた。

続いて、すぐ近くにある三宝洞へ。その風景は次のページで紹介。