済州島旅行記(済州ラブランド – 1)

旧済州市街から約15分で済州ラブランドに到着した。わりと有名な観光スポットらしい「神秘道路」のすぐ近くにあり、タクシー料金は7,500ウォン。

ここがどういう場所かというと、”Love Land” という名前から想像できる通り「明るく性を語るテーマパーク」である。


この済州ラブランドについては、旅行前に書店で韓国のガイドブック(地球の歩き方、個人旅行、わがまま歩き、ワールドガイド、るるぶ、まっぷる等)を見てみたのだが、どういうわけかどのガイドブックにもまったく記載されていなかった(2007年時点)。そのためか、ここの訪問記を載せている日本語のサイトはほとんど見つからない。

たしかに載せるのにちょっと躊躇するような場所かもしれないが、だからといってこれだけすごいスポットを載せないのはおかしい。これから済州島を旅行する人は、たとえガイドブックに載っていなくてもぜひとも訪れてみてほしい。

入場料の7,000ウォンを払ってチケットを買い、中に入るといきなりこんな表示板が見えてくる。矢印の方向に進むと、目の前にテーマパークの全景が広がる。

ここは、とんでもなく大規模な性テーマパークである。私は今まで日本各地の秘宝館や秘宝スポットを訪れたが、こことはとても比較にならない。よくこんなものを作ったと感心するようなオブジェのオンパレードで、歩いていると楽しくて仕方がない。なお、入場者はかなり多く、みんな私と同様に楽しそうな笑顔で歩き回っていた。ほとんどは韓国人観光客らしい。

以下、テーマパーク内の写真を並べてみる。ここでは200枚ほど写真を撮ってきたので、あまりコメントは加えず、ページをいくつかに分けて写真をずらりと並べることにする。

まずはこちら。わりと大きなオブジェで、いきなり意表をつく造形に驚かされる。

アップで見るとこんな感じ。わりと細かい部分まで正確に作られている。

こちらは屋外トイレ。蛇口をひねるとちゃんと水が出るので、実際にトイレとして使うこともできるのだろう。

園内には広い池があり、男女が逆さに突っ込んでいる。「犬神家の一族」だったか、何かの横溝映画でこういう場面があったような気がする。

何人かの女性が並んでいるエリア。(下の写真はクリックで拡大できる)

さらに様々なオブジェ。もうこのあたりで現実感がなくなり、異世界にきたような気分になってくる。

顔出し看板と手回しの遊具。ハンドルを回すと予想通りの動きをする。

こちらはかなり大きなオブジェで、上に登ることもできる。先端から水が放出されているところが面白い。

個人的にかなりお気に入りのオブジェ。指の感じがかなりよくできている。

本当に、よくこんなものを作ったものだ。

続きは次のページで。