国内旅行編(佐賀 / バナナとドーナツ)

下の写真は、佐賀県小城市、国道34号線沿いの風景。佐世保から福岡の実家へ向かうときの通り道で、ここに大きな看板がある。以前から通るたびにかなり気になっていたので、今回の佐賀県B級スポットめぐりで近くまで行ってみることにした。

近くにあったローソンに車を停め、看板の近くまで歩く。なぜこの看板が以前から気になっていたかは、下の写真を見ればわかると思う。「バナナとドーナツ」というラブホテルの看板で、名前もさることながらイラストが凄すぎ。

看板のイラストのアップ。本当に、あからさまというかユーモアがあるというか、こんな凄い看板は見たことがない。このイラストを作成した人は天才的だと思う。おかげで、私のように近くまで見に行ってみようと考える人間が現れることになる。

では、今回初めてラブホテルの本体を見に行くことにする。(もちろん中に入るわけではなく外観を眺めるだけ)

ローソンの横の小道の先にあるようなので、そちらへ歩くことにする。

すぐにラブホテルが見えてくる。下がホテル遠望なのだが「田んぼの先にある小さな集落の中にラブホテル」という、なんだかものすごくシュールな光景が広がっている。これほど違和感を感じる景色というのも、ちょっと記憶にない。

田園風景の中を歩いていくと、やがてホテルの前に出た。建物自体は特に変わったところはないが、あちこちに例のイラストが書かれている。

このホテルは本当に集落の中にあるので、ホテルへ入る道路の前もごく普通の民家になっている。付近の人はこのホテルをどう思っているのだろうか。

ホテルへ入る道路の前で写真を撮っていると、ちょうど中から車が出てきて、車内の2人と目が合って気まずい感じになった。では、私のほうはこれで退散。

(2008.9.14)