タイ旅行記(タオ島 / ダイビング1日目)

ショップに併設されたレストランで昼食後、しばらく休憩してから最初のダイビング。

通常、初めてのショップでは参加者のスキルを見るためのチェックダイブが行われるので、この日の午後も近場で浅めのポイントでのダイビングだった。外洋に出るのは翌日の予定。


ショップからトラックを改造した送迎車で港へ移動。こういう車に乗るのも楽しい。

10分ほどで港に到着して船に乗り込む。同じような船がたくさん停泊していて、タオ島はダイビングがメインの島ということがよくわかる。

上の写真を見ても参加者の多さがわかるはず。

LIGHTHOUSE

最初に潜るのは LIGHTHOUSE というポイント。名前の通り、ここから山の上に灯台が見える。

では、海にエントリー。潜水する前にボートの写真を撮ってみた。

潜水し、初めてのタオ島の海を楽しんだ。透明度はそれほど高くなかったが、生物もそれなりにいて地形も面白いポイントだった。見た生物は「ツキチョウチョウウオ」「ニセフウライチョウチョウウオ」「ユメウメイロ」「キツネフエフキ」「ハタタテダイ」など。

1本目のダイビングログは以下の通り。

  • 天候:晴
  • 気温:32℃
  • 水温:30℃
  • 潜水時間:49分
  • 最大深度:16.2m
  • 平均深度:8.8m
  • 透明度:15m

GREEN ROCK

ボートで休憩し、2本目は GREEN ROCK というポイント。見た生物は「ゴマモンガラ」「サバヒー」「ロクセンヤッコ」「ワヌケヤッコ」など。それぞれがどういう見た目の魚かはネットで検索してほしい。

ブチウミウシがいたのでアップで撮ってみた。模様が麻雀牌みたいで面白い。

2本目のダイビングログは以下の通り。

  • 天候:晴
  • 気温:32℃
  • 水温:29℃
  • 潜水時間:52分
  • 最大深度:18.0m
  • 平均深度:12.5m
  • 透明度 : 15m

やはり水温が高い南国の海は潜っていても気分がいい。この日のダイビングは自分にとって191本目と192本目なので、スキルに問題ないことは確認してもらえたはず。翌日は外洋にある SAIL ROCK というポイントへ行くことになっている。


ダイビングを終えて港に戻り、送迎車に乗ってショップへ移動。器材は翌々日までショップで保管してもらうので、それ以外の荷物を持ってホテルへ向かうことにした。送迎車の出発まで、休憩しながらしばらく待機。このショップは木陰が涼しくて気持ちいい。

軽トラックの荷台に乗り、予約していた Greenery というホテルへ。場所がわからなかったので送迎を利用したが、着いてみると歩けない距離ではないことがわかった。こちらがホテルの正面。

チェックインし、宿泊料金の3,000バーツ(3泊分)を支払ってから部屋へ移動。予想以上に大きなホテルだった。

今回泊まる部屋は1階にあり、玄関はなくベランダから直接部屋に入るようになっていた。何だか不思議な作りだが、もしかしたらダイバーのことを考えてベランダに器材を干しやすいようにしているのかもしれない。

部屋は広くて快適。

少し休憩した後、夕食のために外出して近くを歩いてみた。ショップまで戻れば併設のレストランでスタッフやダイバーがみんなで食事しているそうだが、翌日はそちらへ行ってみることにして、この日はホテル近くのこのレストランで夕食にした。

注文したのはタイガービール(スモールサイズ)、フライドライス(ポーク)、ミックスベジタブル(豆腐入り)で、普段はアルコールは飲まないが旅行中はときどき現地のビールを飲んだりする。料理はかなりボリュームがあるが、ダイビング後は意外と空腹になるので、これで十分だった。

食後にレモングラスアイスティを注文し、値段は全部で320バーツ。安食堂でも味は十分にうまいし、これで1,000円ほどなのだからタイでは食事に金がかからないのは助かる。


ホテルに戻り、浴室を見ると Panasonic の電気シャワー “DH-3JL2” が設置されていた。「電気シャワーとはこういう感じなのか」などと思いながらシャワーを浴びることになった。

なぜこれが気になったかというと、2016年1月から 経営大学院 の福岡校に通っていて(この旅行当時は単科生。2018年4月から本科生になり、2020年3月に修了して MBA の学位を取得した)、帰国後の最初の週末がレポート提出日だったため。レポートのケースがこちらで、英国のシャワー事情がテーマだった。シャワーの一種として電気シャワーも登場する。

経営大学院については多くは説明しないが、レポート提出は最も重要なイベントで(提出できなかったらクラスの評価が「不可」になる)、提出日前の1週間くらいはクラスのメンバー全員が大変な思いをする期間になっている。じゃあ、なんでそんな時期にダイビング旅行を実行したのかという感じだが、おかげでタオ島滞在中の夜はずっと勉強していた。自業自得だが、潜った後の勉強はきつい。

この日は11時半に就寝。レポートは帰国後の週末に無事に提出できた。レポートの点数は10点満点の9.0点で、自分でも意外なほどよくできていた。