グアム旅行記(体験ダイビング / イパオビーチ)

前年のグアム旅行のときと同様に午後3時45分の便で福岡から関西空港へ移動し、夜9時40分に関西を出発してグアムへ向かう。仕事を終えてから旅行に出かける人のことを考えてこの時間に設定されているのかどうかは知らないが、しかし到着が深夜2時というのはちょっときつい。

グアムに入国し、ホテルの送迎車で午前3時ごろにオハナ・オーシャンビューホテルに到着した。


翌日は疲れていたので午前11時頃まで寝ていた。今回泊まったオハナ・オーシャンビューホテルは、ちょっと高台にあるため名前の通りビーチの眺めはかなりきれい。部屋も快適で、さすがグアムのリゾートホテルだと思う。

12時50分にデジャヴのスタッフがホテルのロビーに迎えに来るということだったので、水着にTシャツという格好で待っていると長身の白人男性がやってきた。ダイビングインストラクターのジェフさんで、ある程度の日本語を話すことができる。一緒に車に乗ってデジャヴの店舗へ向かった。

店はタモンビーチとイパオビーチのちょうど境くらいにあった。ここで申込書に記入し、料金の45ドルを支払う。店にはジェフさんの他に日本人女性が1人いて、この女性から器具の使い方について簡単な説明を受けた。この日の客は私1人ということで、マンツーマンの体験ダイビングになった。

再びジェフさんと一緒に車に乗ってイパオビーチへ向かう。体験ダイビングにはボートダイビングとビーチダイビングがあり、ボートダイビングはボートで沖まで行って行うダイビング、ビーチダイビングはビーチから歩いて海の中に入っていくダイビングになる。今回体験するのは最も初心者向けのビーチダイビング。

まずは車から機材を降ろし、各装置の説明を受けてからウェットスーツを着用した。慣れていないのでこれだけでもちょっと時間がかかり、それから予想通りかなり重いボンベを背負ってビーチへ移動した。

最初に浅いところで呼吸法などの説明を受け、いよいよ海に入っていくことになる。ダイビング中は急いで呼吸するのは不可能で、意識してゆっくりと呼吸しないと空気が出てこないことなどは初めて知った。

少し深いところへ進んでいくとサンゴが現れる。

まだ水深は3メートルほどだというのに、驚くほどたくさんの魚が泳いでいた。これらの写真はダイビングに備えて日本から持ってきていた防水の使い捨てカメラで撮ったもの。

ジェフさんが魚のえさとして持ってきていたソーセージを細かく砕いて水中に撒くと、前が見えないくらいに大量の魚が寄ってきた。

本当にすごい勢いで魚が集まってくるので、かなりの迫力を感じる。こういう光景は予想していなかった。

以下、ダイビング中の写真を並べておく。

海底にあったナマコ。白い糸のようなものは腸で、かなりべたべたする。ジェフさんの話によると、このナマコは危険を感じたときに相手に不快感を与えるため腸を放出するということだった。

ジェフさんに撮ってもらったダイビング風景。初心者なので体が海面近くに浮き上がったときはなかなか沈められなくて四苦八苦し、何度も腕をつかんで引き下ろしてもらった。しかし宙を漂っている感じがなんとも楽しい。

潜っていた時間は40分ほどだったが、あっという間だった。水の透明度はかなりのものだし、水中の眺めは本当にきれい。

今回はわりと浅いところでのビーチダイビングということもあり、本格的なスキューバダイビングと比べると迫力に欠けるかもしれないが、初めてダイビングをやってみた者としては十分楽しかった。これはもう、ライセンスを取得して世界各地の海に潜るしかないという気持ちにもなる。

名残惜しかったが、これで初めてのダイビングを終えてビーチから車に移動した。着たときと同様に苦労してウェットスーツを脱ぎ、ショップに戻った。ここで待っていた日本人女性とボートダイビングの詳細やライセンス取得について等の話をし、再びジェフさんの運転する車でホテルへ送ってもらった。ホテルのロビーで「本当に楽しかった」「また近いうちに来ます」と話してから “See You !” と言ってジェフさんと別れた。

それにしてもスキューバダイビングは本当に面白く、これから趣味として本格的に始めてみたいという気持ちが強くなってしまった。金のかかる趣味とは思うが、とりあえず近場の沖縄かグアムあたりでライセンスを取得し、南太平洋やカリブ海に潜ってみたいものだ。

その後、2010年の中米ベリーズ旅行がきっかけになってダイビングのライセンスを取得してしまった。2020年末までのダイビング本数は約350本で、すっかりダイビングにはまっている。このグアムでの最初の体験ダイビングのことを考えると懐かしい。


しばらく部屋で休憩した後、ホテル内を散策してみた。中庭には噴水もあり、なかなかいい雰囲気。

夕方、外出していったんDFSギャラリアへ行き、そこから市街地を循環するショッピングバスに乗ってマイクロネシアモールへ向かった。前年にグアムを訪れた際にかなり気に入った場所で、内部はクリスマス風に飾り付けられていた。

ここの一番の目当てはフードコート。かなり規模が大きい上に値段も手頃で、グアムでの食事はここで十分という感じがする。

夕食後、モール内のABCストアで土産物をいくつか買い、ショッピングバスでホテルへ戻った。


部屋でゆっくりとテレビを見ていると、なんとも驚くような出来事があった。

グアムは観光客の多くが日本人という島なので、ここでは当然ながらNHKの衛星放送も見られるわけだが、見ると何やら事件の映像を映している。何が起きたのかと思って注意して聞いてみると「佐世保市のスポーツクラブ、ルネサンスで男が銃を乱射し、逃走中」と言っていた。

え? ルネサンス?

ルネサンスといえば、私の勤務先の隣りにあるスポーツクラブ。あんなところで事件が起きるというのも信じられないが、ヘリコプターからの現場付近の空撮映像がテレビ画面に映るのを見て唖然とした。

会社が映っている!

なんと、会社の隣りで銃の乱射事件が起きていた。この時点で犯人はまだ逃走中ということなので、社員は外に出られなくて会社内に閉じ込められているのではないかという気がした。こちらがグアムで優雅なバカンスを味わっているときに日本ではこんなことになっていたとは。

しかしまあ遠く離れたグアムで事件のことを心配しても仕方がないので、帰国してからゆっくり話を聞くことにして、この日は就寝。


帰国後しばらくは、会社の隣にあるルネサンスに報道陣が集まっていた。この事件で女性インストラクターが1人亡くなっている。

まさか身近でこんな事件が起きるとは思わなかった。今後、こういう事件に遭遇することがないことを願っている。

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