国内旅行編(宮崎 / 鵜戸神宮)

宮崎市内からバスに乗り、日南海岸に沿って南へ。1時間20分ほどで鵜戸神宮前のバス停に到着した。

この日の目的地は鵜戸神宮とサンメッセ日南で、どちらも有名観光スポットになっている。当サイトが好んで紹介するようなB級スポットというわけではないが、やはり宮崎旅行では訪れておきたいもの。まずは鵜戸神宮を紹介。


バス停から歩いて鵜戸神宮へ。門に設置されていた金具は、ややB級物件といえるかも。

門を抜けると視界が開け、海沿いに階段が続いていた。天気もいいし、手すりの朱色が鮮やか。

階段を下り、しばらく周囲を歩いてみた。手すりの先は崖。

あの窪みのある岩は「亀石」。ここから「運玉」という素焼きの玉を投げ、亀の背中にある窪みに入れば願いが叶うとされている。

チャンスは5回。男性は左手、女性は右手で投げるということなので、それに従って左手で投げてみたものの、結局ひとつも入らなかった。

もっとも、こういうときのために「たとえ入らなかったとしても、亀石の背中に命中すれば良しとされている」という救済措置がちゃんと用意されている。

鵜戸神宮名物の「運玉投げ」を終え、日向灘を眺めてみた。その手前にある岩場には、ところどころにキノコ型をした岩が見える。

しかし、キノコというよりもなんとなく「男根岩」に見えないだろうか。

これなんて、あからさまな珍子岩。

もっとも、鵜戸神宮へ来て「男根だ!」などと考える人はごく少数派だろう。ただ、気になるとソテツの実までそれらしい形に見えてきてしまう。

不謹慎な想像をしたことを反省し、続いて鵜戸神宮に参拝。自然の洞窟の中に本殿が位置しているという、かなり珍しい作りになっている。

鵜戸神宮の由来や祭神については、ネット上に情報がたくさんあるのでそちらを参照してほしい。

本殿での参拝を終え、洞窟の奥に進むと「お乳岩」があった。

由来は「豊玉姫が両乳房を岩にくっつけていった場所」だそうで、そういう形に見えなくもない。

「触ると母乳の出がよくなる」というご利益があるそうで、まあ私は関係ないものの、岩清水が滴っているお乳岩を一応触ってきた。


これで参拝を終え、歩いてバス停方面へ。途中、鳥居の先に「八丁坂参道」という石段が続く風景を眺めることができた。

今回はここを歩くことはしなかったものの、雰囲気は良さそう。ただ、夏の時期はきついかも。

では、これで鵜戸神宮を後にして、バスで次の目的地のサンメッセ日南へ。

(2008.7.20)