ウズベキスタン旅行記(ソウル編)

朝9時、ソウルに到着。6時間ほどのフライトだが、しかしながら実質1時間くらいしか寝られず非常に疲れた。最近、夜行便での移動がなんだかきつくなってきたような気がする。

この日はソウルで1泊なので、いったん韓国に入国した。今まで済州島は旅行したことがあるが、韓国本土に入国するのは今回が初めてになる。


空港から KORAIL 空港鉄道でソウル市街へ。空港鉄道については旅行前にインターネットのニュース等で営業的には苦戦していると聞いていたが、実際に車内はガラガラだった。ソウル駅までは45分で、車内も快適だったが値段が高いのが問題なのだろうか。ソウル駅までの料金は13,300ウォン。

ソウル駅で地下鉄に乗り換え、安国駅へ移動。この駅の近くに、予約しておいたホテルがある。地上に出てホテルまで歩いてみたが、車が右側通行ということと文字がハングルという点を除けば、雰囲気は日本とあまり変わらない。

ここが今回泊まった “CITY PARK MOTEL” というホテル。モーテルという名前からある程度は予想していたが、やはりラブホテルだった。韓国では温泉マークはラブホテルを表しているらしい。

まだ午前中なのでチェックインできるかどうか不安もあったが、問題なく部屋まで入ることができた。スタッフのおばさんたちはまったく英語は話せなかったが、こういうことは何とかなるもの。言葉は通じないが、おばさんたちはみんな愛想がよく、こちらが日本人と分かっても反日感情を感じることはまったくない。

部屋はこんな感じ。色違いのガウンが置いてあったり、テレビで韓国版の AV をやっていたり、まあラブホテルとはこんなものだろうと思う。ちなみに韓国の AV はモザイクはないがカメラワークで見えなくしている。

少し休んだ後、出かけることにした。


ソウル滞在中にどこへ行くかについては、旅行前にインターネットでいろいろと調べておいた。第1案はソウル郊外の席毛島にある「普門寺(ポムンサ)」という寺院で、変わった石像がたくさん並んでいる光景を見てみたいと思った(以下のサイトを参照)。ただし、ソウルからバスと船を乗り継いで行く必要があり、夜行便で移動した翌日の行動としては強行軍になる。

第2案はソウル市内にある競馬場で、外国で競馬を見るのは好きなので、ここへ行けば済州島に続いて韓国に2ヶ所ある競馬場を制覇することになる。

旅行前は多少無理してでも普門寺へ行ってみたいと考えていたのだが、しかし飛行機での移動が予想以上にきつく、このときは相当に疲れが溜まっていた。そのため、今回は無理をすることは控え、競馬場へ行くことにした。簡単には行けない遠い国であれば無理してでも行きたいスポットへ行くのだが、韓国であれば無理することもないと思う。板門店へ行って北朝鮮側を眺めるツアーにも興味があるので、普門寺はその旅行のときに行くことにしたい。


地下鉄で競馬公園駅へ移動。ソウルで地下鉄に乗ったことのある人なら分かると思うが、列車の中に様々な物売りたちが乗り込んできてセールスを始めるのが面白い。日本では見られない光景。

競馬公園駅では、駅構内に競馬新聞の売店もあったがハングルは読めないので買わなかった。地上に出ると競馬場の入口がある。

競馬新聞を読みながらぞろぞろと歩いている人間のクズども・・・じゃなくて熱心な競馬ファンたちに混じって競馬場へ向かう。入場料の800ウォンを払い、中に入った。

世界最大の胴元と言われる JRA ほどではないが、それでも建物は意外と立派だったのが驚きで、韓国でも競馬は人気らしいことが分かる。

こちらがパドックで、奥が馬房になっているので日本とは少し雰囲気が違う。人間のクズ・・・じゃなくてギャンブラーたちが熱心に眺めているが、この人たちは見ただけで馬の好不調など分かるのだろうか。

JRA の有力騎手も「発走直前にすべての馬に騎乗してみれば、どの馬が勝つかは分かるかもしれない。しかし、見ただけでは自分たちにも好不調など分からないのに、パドックで見ていても分かるはずがない」と話していたというし、私も競馬場ではパドックで馬の調子を考えたりはしない。馬を近くで見ると迫力があるので、単にそれを楽しんでいるだけ。

こちらは、おそらく禁煙運動のキャラクター。最近は韓国でもゆるキャラ(?)がはやりなのだろうか。

建物内は、日本と同じで馬券売り場、払い戻し機、小さな売店などが並んでいる。オッズを表示しているモニターがたくさんあり、人間のクズ・・・じゃなくて競馬ファンが食い入るように眺めている。

まあ、私も年に何度か小倉競馬場へ行くときはこんな感じ。

売店でパンと缶コーヒーを買い、観客席へ。下の写真がコースの全景で、芝コースはなくダートのみだが、予想以上に大きなものだった。帰国後に調べたところ1周は1,800メートル。

レース中の動画を載せておく。この通り、ゴールの時はかなり盛り上がっている。

競馬新聞は買っていないが、出馬表に過去の成績も載っているので、それを見ながら馬券を買ってみた。馬券は単勝、複勝、馬連、馬単の4種類で、済州島の競馬場と同じ形式のマークシートだったのでスムーズに買うことができた。このときは1,000ウォン単位で買っていたが、最低金額は100ウォン(約10円)なので、小額でも楽しむことができる。

オッズを見るとどのレースも人気は数頭に集中していたが、実際にそれらの馬が他を引き離すことが多く、結果として堅い決着が多かった。過去の成績を参考にするとどうしても低オッズばかりになってしまい、何レースか的中したものの、トータルではマイナス。まあ、これだけの情報ではプラスにするほうが無理だし、今回は楽しむために来たので仕方がないだろう。レースの傾向としては、先行した馬が明らかに有利なところなど日本の地方競馬場に似ている感じがする。

日本の競馬場とは違い、ここには ATM がある。手持ちの金が足りなくなったらしく、ATM に行列を作る人間のクズ・・・じゃなくて本当に競馬が好きな人たち。

最終レースは、過去の成績を見ると気になる馬がいたので妙味があれば単勝で大勝負でもしようかと考えていたのだが、オッズを見ると1.0倍…

仕方がないので馬連で何点か買ったら、見事的中。トータルではマイナスだったものの、最終レースが当たると気分がいい。

最終レースが終わると、いっせいに地下鉄駅への移動が始まる。おそらく、この中でプラス収支の人はほとんどいないと思う。(いわゆるオケラ街道)

儲かりはしなかったが、まあ面白かった。今回で韓国の2ヶ所の競馬場は制覇することになったが、アジアには他にも小さな競馬場がいくつかあるので、ライフワークとして訪問していきたい。


地下鉄で安国駅へ戻り、地上に出たところに安そうな食堂があったので夕食にした。

写真つきのメニューを見てタコ入りピビンバとチーズ入りチキンカツを注文したところ、出てきたものを見てびっくり。

写真ではもっと小さく、チキンカツはライスが付いていなかったので2品を注文したのだが、実物は1.5倍ほどあった。さすがに全部食べるのはきつく、チキンカツのライスなどを残すことになった。味はよかったのだが、メニューの写真に問題あり。

これで散策を終え、妖しげにネオンが光っているホテルに戻った。ラブホテルなので浴室は広く、久しぶりに浴槽にゆっくりと浸かることができ、このときはラブホテルを選んでおいてよかったと思えた。夜10時に就寝。


翌日、朝5時半に起床。6時過ぎにホテルを出て、安国駅前から空港リムジンバスに乗り仁川国際空港へ向かう。料金は10,000ウォンで、空港までは1時間ほど。車内では日本語のアナウンスも流れる。

韓国を出国し、9時半に離陸。11時に福岡空港に帰着した。


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