グアム到着初日のダイビングは、午後の1本だけ。グアムといえば透明度の高い海を期待するところだが、今回の滞在では外洋に出ることができず、ちょっと残念な感じだった。
グアム到着が早朝だったので、午前中はホテルで睡眠。昼過ぎに起きると、外はいい天気だった。
ホテルのロビーで送迎を待ち、やってきた車でダイビングショップへ移動。今回利用する S2 CLUB は、タモン湾のかなり南、アプラ港に面したところにあった。
コンテナを改造したショップで手続きし、ショップの裏に回るとボートが停泊していた。このボートでポイントへ向かうことになる。
今回は重器材のみレンタルし、他は自分の器材を持ち込んでいる。器材をセットし、寝ていた犬に挨拶してから出発。
グアムのダイビングポイントとして一番有名なのは、おそらくハートの洞窟「ブルーホール」だと思う。しかしながら、今回の滞在では直前の台風の影響で波が高く、湾の外には出られないということだった。翌日の3本も含めて湾内でのダイビングになり、外洋のポイントを見られなかったのが残念。
Gab Gab Beach
この日に潜ったのは Gab Gab Beach というポイント。次第に雲が増えてきて、なんだかスコールが来そうな感じになったころにエントリー。
海の中の透明度は15メートルほど。湾内でもこのくらいの透明度があるのだから、外洋はさぞきれいなんだろう、と思いながら海中風景を楽しんだ。
見た生物はスズメダイ、クラカオスズメダイ、ミナミイスズミなど。
ただ、どうしても靄がかかったような写真になってしまうのは仕方がない。
他のダイバーが何かを見つけたようなので、近寄ってみた。
岩場にいたのはウミガメ。これは感動した。
ウミガメはいたものの、正直言って「さすがグアムの海!」と思えるほどのきれいさではなかったかも。翌日のポイントに期待しよう。
ダイビングログは以下の通り。
- 天候:曇り
- 気温:28℃
- 水温:30℃
- 潜水時間:45分
- 最大深度:19.0m
- 平均深度:11.0m
- 透明度:15m
ショップに戻り、器材の片づけ等を行っていると他の参加者から「佐世保の方ですか?」と声を掛けられた。なぜわかったのか聞いてみたら、タオル入れとして使っていたこちらのビニール袋だった。佐世保市民なら誰でも知っているエレナの袋。
エレナ というのは佐世保市に本社があるスーパーマーケットで、佐世保市内のいたるところに店舗がある。その人も以前佐世保に住んでいたことがあるそうで、このビニール袋を見て声を掛けたそうだった。グアムでエレナを知っている人に出会うという、ちょっとした奇遇。
いったんホテルに戻って休憩。午後5時ごろに外出して、まずはマイクロネシアモールへ行ってみた。個人的にグアムで一番好きなショッピングモールで、食事はここのフードコートが安くてうまい。
そして、マイクロネシアモールで特に好きなのが、このピタゴラ装置。グアムの密かなおすすめスポットと思っている。
本当に、時間を忘れて見入ってしまうほど気に入っているので、ここまで規模が大きくなくてもいいから DIY で何か自作してみたい。
マイクロネシアモールを後にして、しばらくグアム中心部を歩いてみた。スコールの影響で道路が光っている。
ホテルに戻る途中、坂道の横に新しそうな遊園地があった。帰国後に調べてみたら「タガダグアム・アミューズメントパーク」という日本人経営の遊園地だそうで、入場は無料。
いくつかアトラクションを眺めた後、ホテルに戻った。夜景がきれい。
翌日のダイビングは3本の予定。はたして、翌日はどんな海中風景が見られるだろう。