セノーテダイビング2日目。この日は3年前にも潜ったククルカンとチャックモールを再訪することになる。ものすごい絶景が見られるセノーテなので、今回も楽しみ。
朝6時に起床。7時半にダイビングショップの送迎でホテルを出発した。この日のガイドはロヘリオさんと H さんで、H さんとは3年前の旅行以来、久しぶりの再会。
前日はプライベート催行だったので私一人だったが、この日は JICA の関連で中米に滞在している人たち(6人)とテレビ番組の取材中のスタッフ一人が一緒だった。JICA の人たちはメキシコ以外にグアテマラやコスタリカなど各国に派遣されているそうで、フリーの時間を利用してカンクンに集まったという。このため、前日と違って車内はずっとにぎやかだった。
カンクンから幹線道路を南下し、横道に入ったところで前日と同様にタンクを積み込んだ。それにしても、密林の中にタンクが並んでいるのは本当に不思議な眺め。
もちろん、タンクの間を歩き回っている犬にも再会。
充填所を出発し、セノーテへ移動。車を下り、器材の準備をする前にセノーテのエントリーポイントまで歩いてみた。3年ぶりなので懐かしい。
こちらが、最初に潜るセノーテ「ククルカン」のエントリーポイント。それにしても、この水面の下に絶景が広がっているとは、上から見ている限りではわからないはず。
では、器材の準備をしてエントリーポイントへ。タンクを背負って階段を下りるのは少しきついが、それよりも期待感の方が大きい。水面でウェイトを調整し、潜行開始。
いやあ、やっぱりこのセノーテはすごい。抜群の透明度もさることながら、この光のカーテンがたまらない。こんな絶景は、他では決して見られない。
写真では静止しているが、実際の風景は光がゆらめいている。なので、写真よりも実際の方がはるかに絶景度は上。
本当に、他のダイバーが宙に浮いているように見える。
縦向きに写真を撮ると、ダイバーが宙に浮いている感がアップすると思う。
もうため息しか出ないような、この世のものとは思えない眺め。
光のカーテンもずっと同じ眺めではなく、太陽が雲に隠れたり再び現れたりすると光線の具合が変化する。こんな風に、まるでビームのような眺めになることもある。
本当に、感動のあまり言葉も出ない。この景色は、ぜひとも多くの人に実際に見てみてほしい。世界観が変わるほど感動するはず。
スポットライトみたいな光の柱もあった。なんだか「天国から差し込む光」みたいにも見える。
光のカーテンを眺めながら、洞窟内を移動。
奥へ進むと案内板があり、ここがダイビングできる終点。ここで引き返す。
光のカーテンを眺めながら、ゆっくりと来た方向へ戻る。
水面を通して木々を眺めると、これがまたきれい。
名残惜しいが、これで水面に浮上した。
テレビ局のスタッフの人と「こんな絶景はありませんねえ」などと話しながら、この日1本目のダイビングが終了。
- 天候:晴れ
- 気温:28℃
- 水温:25℃
- 潜水時間:40分
- 最大深度:9.1m
- 平均深度:5.6m
- 透明度:100m 以上
2本目のチャックモールについては、次のページで。