ジョージア旅行記(モスクワ~トビリシ)

このところ5月の連休の旅行先は東欧&旧ソ連地域が続いていて、今回はジョージアへ出発。旅行者の評判が高い国らしいし、2015年に旅行してきたアルメニアが本当にいい国だったので、今回も楽しみ。アブハジア共和国にも潜入するつもりだし、どんな景色が見られるんだろう。


夕方6時すぎに福岡空港を出発し、乗り継ぎ地の上海へ。上海での乗り継ぎ時間は3時間半ほどで、いったん中国に入国してからターミナル2へ移動した。福岡空港の中国東方航空のカウンターでは上海までしか搭乗手続きできなかったので、アエロフロートのカウンターでトビリシまでのチェックインを行った。すぐに中国を出国。

クレジットカードをANAプラチナカードに切り替えた関係でプライオリティパスを入手していたので、ターミナル内のラウンジで夕食にした。各種の温かい料理や飲み物の他にデザートも充実していて、おかげで1食分の食費が浮いた。なんだか成金になった気分。

日付が変わった0時半すぎに搭乗が始まり、深夜1時15分にモスクワへ向けて出発した。航空券は往復とも上海とモスクワ経由だったが、このときは復路は上海ではなく別のところを経由することになるとは考えてもいなかった。

上海から9時間半のフライトを終え、早朝5時40分にモスクワのシェレメチェボ空港に到着した。自分が海外旅行を始めたころはいろいろと酷評されていたアエロフロートも、今はサービスもよく一般的な航空会社と変わらなくなった。同様にかつては「設備が古い」「暗い」「ターミナル内を野良猫が歩いている」などと言われていたシェレメチェボ空港も他の大都市の空港とほとんど変わらない。

モスクワでの乗り継ぎ時間は4時間半ほど。トビリシ行きの便が出発するターミナルFへ移動し、両替所があったので100ユーロをルーブルに両替した。ロシアを旅行するわけでもないのにルーブルを入手したのは、今回潜入する予定のアブハジアではルーブルが使われていて、国境では両替するところがないと調べていたため。あらかじめルーブルを持っていないと国境から自称首都のスフミまでマルシュルートカで移動できなくなる。レートは100ユーロが6,300ルーブルだった。

その後、近くにあった Amber というラウンジで朝食を兼ねて休憩。プライオリティパスを持っていると空港では食費がかからない。

10時40分に搭乗開始。

それにしても、2008年に紛争を起こした国同士だというのにモスクワとトビリシを結ぶアエロフロートの直行便が運航されているのが驚き。ジョージアとしてはメンツよりも実利を選択したということだろうか。

11時15分にモスクワを出発し、ジョージアの首都トビリシへ。コーカサス諸国としては2015年のアルメニア以来の旅行になる。残るアゼルバイジャンもいつか旅行してみたいものだが、それは今使っているパスポート(ナゴルノ・カラバフのビザが貼ってある)を切り替えた後。

次第に高度が下がってくると、ジョージアの風景が見渡せた。

午後2時40分にトビリシ国際空港に到着。スムーズに入国審査を終え、自分にとって50ヶ国目になるジョージアに入国した。趣味として海外個人旅行を始めたとき「一生の間に50ヶ国くらいは行きたい」と考えていたが、約20年かかって到達した。自分にとって区切りの50ヶ国目はジョージア。

しかし、最初の海外個人旅行(1998年のアイルランド)のことを考えると感慨深い。次は60ヶ国を目指すことにするが、一生の間に何ヶ国くらい行けるだろう。さすがに100ヶ国は難しいと思うが、できる限り増やしていきたい。

空港から市街地へは、宿泊するホテルをネットで予約する際に送迎を頼んでおいた。バスもあるのだが、今回は翌日すぐにトビリシを離れてジョージア西部へ移動することになる。できるだけ長くトビリシ市街を散策したかったので、時間を無駄にしないために送迎を利用した。

ターミナル内には送迎の運転手が待ってくれていて、車へ移動する前に両替所で100ドルをジョージアの通貨ラリに両替した。レートは100ドルが251ラリ。

ターミナルを出ると、ちょうどエアポートバスが入ってきたところだった。青いバスがトビリシ駅行き。

ちなみにバスで市街地へ移動すれば料金は0.5ラリ。送迎は35ラリなので70倍の料金を払ったことになるが、今回は時間を無駄にしたくない。最近は時間を金で買うようになってきた。

駐車場で送迎の車に乗り込み、市街地へ出発。空港を離れると、すぐに広々とした景色が広がるようになった。途中、女神像があったので写真を撮ってみた。

空港からの車窓風景もきれいだったが、トビリシ市街地に入ってからも街路樹が多くて落ち着いた雰囲気の町という感じだった。

途中、トビリシの観光地になっているメテヒ教会が川沿いの崖の上に見えた。ここは今日のうちに行ってみることにしている。

空港から20分ほどで予約していたホテルに到着した。送迎料金は運転手に払うのかと思ったら、運転手は「それじゃあ」という感じで走り去っていったので、料金の35ラリはチェックインの際にフロントで払った。

こちらが Four Brothers ホテルの外観。宿泊料金は1泊190ラリ。

フロントで鍵を受け取り、部屋のドアを開けたらいきなり階段がある。上がっていくと、上の階に広大な部屋があった。まさかこんな広い部屋とは思わず、ここを一人で使うのはもったいないほど。

しかし部屋の中に階段があるホテルというのも初めての体験という気がする。しばらく休憩し、午後4時に外出してトビリシ市街を歩いてみることにした。