タイ旅行記(12/29 ダイビング1日目)

年末年始のタイ旅行に出発。今回は宿泊先もダイビングも手配済みのリゾート滞在型旅行なので、特に緊張せず気楽なもの。3年連続の海外での年越しを楽しむことにしている。


午前11時半ごろ福岡空港に到着し、ジンエアーのカウンターでチェックイン。旅行中は使う必要のないジャンパーを一時預かり所に預け、日本を出国した。さすがに年末休みの初日だけあって旅行者はかなり多い。

午後2時半過ぎに福岡空港を出発。1時間半ほどで乗継ぎ地のソウルに到着し、トランジットエリアでラウンジを探してみた。この仁川空港にはラウンジは何ヶ所かあるが、各航空会社のビジネスクラス以上の乗客のみ利用可能なラウンジが多く、プライオリティパスが使えるのは Matina Lounge くらい。ちょっと格差を感じながら休憩したが、まあ無料で食事できるのだから文句は言わない。

午後5時半ごろ乗継ぎ便の搭乗が始まり、タイのプーケットに向けて出発した。


プーケット到着は夜10時半。バンコクを経由せずにタイに入るのは今回が初めてになる。問題なく入国し、ATMでタイバーツを入手してからタクシーでホテルへ向かうことにした。

予約しているのはカタビーチに近い Aloha Residence というホテル。カタビーチまでは1時間ほどかかり、日付が変わって0時過ぎにホテルに到着した。タクシー料金は1,000バーツ。

チェックインし、部屋に入ると広くて快適。

シャワーを浴び、この日は1時に就寝。


翌日は7時に起床。この日から4日続けてダイビングを行うことになる。

部屋から外を眺めると、山の上にビッグブッダ寺院(通称プーケット大仏)が見えた。ここには旅行後半で行ってみることにしている。

ダイビングの準備をして、ロビーで待機。下の写真が滞在した Aloha Residence で、快適なホテルだった。カタビーチ沿いではないものの、歩いてすぐの距離にあるので、プーケット滞在の際はおすすめのホテル。

7時50分にダイビングショップの送迎車が来て、港に向かって出発。


港に着くと、大勢の観光客が歩いていた。ここでダイビングショップ「ほうぼう屋」のスタッフや他のダイバーの方たちと合流し、こちらのピンクのトラックに乗って桟橋まで移動。

大勢のダイバーを何台ものトラックがピストン輸送していたが、どれもピンクに塗られていたのが面白かった。

そして桟橋にはたくさんの船が停泊していて、改めてプーケットがダイバーたちに人気の島ということを実感した。

では、この船に乗り込んで出発。

プーケットの港が遠ざかっていく。

この日のダイビングは「ラチャヤイ島2ダイブ」。ラチャヤイ島はプーケットの南にある島で、外洋に面したダイビングポイントがある島の中ではプーケットにもっとも近い。60分ほどの移動でラチャヤイ島が見えてきた。

Racha Yai Island(1本目)

器材を準備し、エントリー。初めて利用するダイビングショップでは、1本目はガイドさんによるスキルチェックも兼ねているので、問題ないことを示す必要がある。もっとも、このダイビングが306本目なので特に何も言われないはず。

潜行すると、サンゴのエリアが広がっていた。

初めて見るプーケットの海中風景。透明度は10メートルほど。

遠くに魚の群れが見える。

岩場の根元にいた魚の群れ。

遠くに見えていた群れの方へ移動。

近づくと、おそらくアカヒメジの群れだった。

枝サンゴの上で群れているデバスズメダイ。淡い青緑色をした小型の魚で、動きを見ていると面白い。

サンゴを折らないように注意しながら、デバスズメダイを観察。

これで1本目のダイビングを終えて浮上した。ダイビングログは以下の通り。

  • 天候:晴
  • 気温:26℃
  • 水温:26.4℃
  • 潜水時間:52分
  • 最大深度:12.4m
  • 平均深度:9.6m
  • 透明度:10m

1本目のダイビングの後、船の上で昼食と休憩。

天気は快晴。暖かいプーケットで真冬の日本のことを考えながら、リゾート気分を満喫。

Racha Yai Island(2本目)

2本目のポイントもラチャヤイ島。潜行すると、最初に大きなコウイカが泳いでいるのが見えた。

こちらは岩場に潜むドクウツボ。かなり獰猛そうに見えるが、実際には噛みつかれても毒はないらしい。食用にした際に食中毒を引き起こすことが名前の由来だとか。

クマノミのペア。

岩場の下を覗きこむとエイがいた。マンタ(オニイトマキエイ)ではなくヤッコエイという種類。

移動していくと、コンクリートの漁礁が沈められていた。

通り抜けたりして遊んでいると、ジャングルジムみたいで楽しい。

イソギンチャクの上を舞っている魚の群れ。

イソギンチャクの上を移動しながら生き物を探してみたら、カクレクマノミがいた。

遠くに大きな魚群が見えてきた。あれだけ大きく群れているということはキンセンフエダイのはず。

近くで見たキンセンフエダイの群れ。大規模な群れだと壁のようになり「ゴールデンウォール」と呼ばれているが、この群れはそこまでの大きさではないかも。

それでも、かなりの迫力。

さらに大きな群れがいた。

この規模なら、ゴールデンウォールと言ってもいいかもしれない。目の前がキンセンフエダイで埋め尽くされるほど。

ここからは、次々とキンセンフエダイの群れが現れて面白かった。

やはり、大きな魚群は迫力がありますねえ。

遭遇したキンセンフエダイの動画を載せておく。

安全停止中も、下の方にキンセンフエダイが群れていた。

キンセンフエダイ尽くしというようなダイビングを終えて浮上。2本目のダイビングログは以下の通り。

  • 天候:晴
  • 気温:28℃
  • 水温:22.8℃
  • 潜水時間:51分
  • 最大深度:17.8m
  • 平均深度:12.9m
  • 透明度:10m

これで、この日のダイビングが終了。船でプーケットに戻り、午後3時半ごろホテルに帰着した。

カタビーチ

夕方4時半過ぎ、ホテルを出てビーチ周辺を散策することにした。10分ほど歩くとカタビーチに出て、この時間だが泳いでいる人はまだ多い。

今回はダイビング旅行なので「ビーチで何もせずのんびり」という時間は作れそうにないが、老後はこういうところで無為な時間を過ごしてみたい。

ビーチ沿いには、こういう露店が並んでいた。

夕食の前に、ポーク&チキンBBQを2本買ってみた。1本30バーツで、味はうまい。

日没が近くなると、さすがにビーチからは人が少なくなってきた。パラセーリングはまだやっているが。

この日の夕食場所は、この露店を選んでみた。どの店も料理の写真が並んでいるので、注文は楽。

注文したのはシーフードフライドライス(100バーツ)。味はもちろんうまい。東南アジアの露店は外れがほぼないので、旅行者としては有難い。

夕食後、すっかり暗くなったビーチ沿いを散策。

その途中、もう少し何かを食べたくなったのでシーフードヌードルを注文した。露店で食べ歩くのは東南アジア旅行での楽しみのひとつ。

その後もビーチ周辺を散策。

タイの密かな名物なのが、道端で売られている瓶入りのガソリン(1本40バーツ)。レンタルバイクに乗っているときなど、少しだけ給油したい場合に重宝するらしい。

もちろん、日本ではこういう売り方は完全に違法なので、この風景を見たい人はタイを旅行してほしい。

夜8時、散策を終えてホテルに戻った。翌日から3日間は3ダイブが続くことになる。この日は11時半に就寝。