タイ旅行記(バンコク到着)

コロナ後、最初のタイ旅行に出発。今回はバンコクにずっと滞在することになるが、前回はプーケット、その前はタオ島とサムイ島、その前はチェンマイに滞在したので、バンコクはかなり久しぶり。

11時40分、福岡空港を出発。

15時半、バンコクのスワンナプーム空港に到着した。入国審査には長蛇の列ができていて、コロナの時代はすっかり終わったことを実感。ただし、その中でも日本人旅行者だけマスク姿が目立っていたが、これは国民性だろうか。私はマスクがあまり好きではなく、日本国内でも常にノーマスク。

スムーズにタイに入国し、現金は前回の旅行のときのものを持参しているので、すぐに宿泊先へ移動。本来であれば、ここで政府観光庁が主催している「今からタイへ」キャンペーンの特典をもらおうと考えていた。

このキャンペーンは、パスポートに押されているタイの入国印がひとつ目の旅行者が対象で、SIMカードやICカードなどがもらえるというもの。タイは何度も来たことがあるが、パスポートを更新して最初の渡航なので、自分も該当することになる。

しかしながら、すでに配布数の上限に達してしまったそうで、出発前に確認したらすでに終了していた。

ちょっと残念だったが、これはまあ仕方がない。


空港からARL(エアポートレールリンク)でマッカサン駅へ移動し、ここでMRT(地下鉄)に乗換え。バンコクにはMRTやBTS(高架鉄道)など鉄道網が張り巡らされているので旅行者も楽に移動できるが、乗換駅の名前が違うことがあってちょっと混乱する。ここもARLはマッカサン駅だがMRTはペッチャブリー駅。

ペッチャブリー駅からスクンビット駅へ移動し、ここでBTSに乗換え。ここも駅名が違っていて、BTSはアソーク駅になる。なんで統一しないんだろう。

アソーク駅からプンナウィティ駅へ移動。今回宿泊するバーン・メーク・モークというホテルは、プンナウィティ駅から歩いて10分くらいのところにあった。

チェックインし、部屋に移動すると予想以上の広さ。冷蔵庫もあるし、これで1泊2,800円ほどならお得だと思う。

部屋でしばらく休憩し、外出。


この日の夕食場所だが、プンナウィティ駅近くの「101 The Third Place」というモールにフードコートがあることは調べていた。とりあえず、そちらのほうへ歩いてみる。

駅から歩いて数分で大型モールに到着した。true digital park というのは、同じ敷地内にあるベンチャー企業向けのオフィスビルの名前(だと思う)。

では、ショッピングモールの中へ。いろんな飲食店が並んでいるが、吉野家とペッパーランチがあったのはびっくり。

他にも日系のラーメン店や焼き肉店もあったが、ここはタイ料理を食べるためにフードコートへ。いろんな店があって、こちらも充実していた。

まずはカオマンガイを、と思って注文しようとしたら、ちょっと困ったことになった。どの店も TrueMoney というスマートフォンを使ったキャッシュレス決済(日本の PayPay みたいな感じ)しか対応しておらず、現金やクレジットカードがほとんど使えない。

予想外の事態だったが、ようやく現金が使える店でカオマンガイにありつくことができた。値段は70バーツ。

味はもちろんうまい。ただ、この様子だとキャッシュレス決済が必須になりそうなので、食べながら TrueMoney について調べたところ開設にはタイで使える電話番号等が必要らしく、これだと短期旅行者には難しい。

というわけで TrueMoney は諦め、現金が使える別の店で Fried Noodle Hong Kong Style という料理を注文。値段は89バーツ。

翌日以降はどうしようかと考えたが、サイアム駅を毎日通ることになるし、調べたらサイアムパラゴンのフードコートはクレジットカードが使えそう。おかげで夕食は大丈夫みたいだが、どの国でもキャッシュレス化が急速に進んでいることを実感した。

夕食後、モール内をしばらく散策。合成写真に見えるかもしれないが、これはモール内にあったアイスクリームのオブジェ。よくできている。

途中でセブンイレブンに立ち寄り、朝食用のパンなどを買い込んでからホテルに戻った。翌日からは今回の旅行の主目的となる地獄寺めぐりで、まずはワットプートウドムを15年半ぶりに再訪することになる。この日は23時半に就寝。