チュニジア旅行記(2005年11月)

旅行の動機

この時期恒例の海外一人旅。2005年は、ネパール、ポルトガル、チュニジアなどの候補地があってかなり悩んだのだが、カルタゴの遺跡を見たかったことと、チュニジアならこの時期もそれほど寒くないだろうと思ったことから結局チュニジアに決めた。

実際に訪れてみると、元フランス領なので「外国語といえばフランス語」という感じで英語の通用度がかなり低く、その点では苦労した場面もあった。しかしアフリカで一番治安のいい国と言われるだけあって夜に出歩いてもまったく問題なく、かなり安全な国だった。

旅行前の準備

航空券に関しては、さすがに日本からチュニジアへの通しチケットはないだろうと思い、とりあえず地理的に近いローマへの往復チケットを買ってローマ~チュニスは別に手配しようと考えていた。しかしながら、実際に調べてみると全日空の「ヨーロッパ往復+ヨーロッパ~チュニジア往復」というチケットがあることがわかり、今回はこれを利用することにした。10回目の海外旅行で初めて日本の航空会社を使うことになる(ただし、フランクフルト~チュニスはルフトハンザ、チュニス~パリはエールフランス)。値段は13万8千円。

宿泊先については、チュニス到着が深夜になるためチュニス滞在中のホテルだけインターネットのホテル予約サイトで予約しておくことにした。今回利用したのは「オクトパストラベル」というサイト。(注:オクトパストラベルは2012年に業務を終了している)

アフリカのホテルまで予約できるとは、なんとも便利な時代になったものだ。しかし、さすがに予約できるのはある程度値段の高いホテルだけ。それらのホテルの中で、一番安かった「エル・ハナ・インターナショナルホテル」(なんと5ツ星!)に宿泊することにした。値段は3泊で17,700円で、このクラスのホテルでも1泊6,000円以下。市内中心部という立地条件と部屋の設備を考えれば、かなりお得なホテルだった。

現金は成田空港で両替した200ユーロを持っていったが、実際に使ったのは半分程度。チュニジア国内でもATMがかなり普及していて、クレジットカードのキャッシング機能を使ってチュニジアの通貨ディナールを直接手に入れることのほうが多かった。よほどの僻地に行かない限り、もはや海外旅行に多額の現金を持っていく必要はなさそう。

旅行記

日付都市名
2005.11.19(土)福岡~成田~フランクフルト~チュニス
2005.11.20(日)チュニス~シディ・ブ・サイド~チュニス
2005.11.21(月)チュニス~ドゥッガ~チュニス
2005.11.22(火)チュニス~スース
2005.11.23(水)スース~マハディア~エル・ジェム~スース
2005.11.24(木)スース~チュニス
2005.11.25(金)チュニス~カルタゴ~チュニス
2005.11.26(土)チュニス~パリ~
2005.11.27(日)~成田~福岡