旅行の動機
このところ毎年恒例になりつつある秋の海外行きで、今年は2001年以来15年ぶりにキプロスを再訪することにした。前回の旅行では島の西部にあるパフォスを訪れなかったので、それがずっと気になっていたこと、2014年にブルガリアの黒海沿岸ビーチに滞在した際、キプロスのアヤナパ(旧名アギアナパ)へもう一度行ってみたいと強く思ったことが今回の旅行の理由。
黒海沿岸ビーチとアヤナパにどういう関係があるのかは本文で。もっとも、理由が推測できる人もいると思う。
旅行前の準備
福岡からキプロスのラルナカへは、値段の安いヨーロッパ主要都市または中東までのチケットを買い、そこからLCCで移動するか、または通しのチケットを購入するか検討してみた。LCCならラルナカではなく直接パフォスに入るという手もあったが、中国東方航空の福岡~ラルナカ往復で121,200円という安いチケットが見つかり、今回はこれを利用することにした。行きは上海~ローマ経由、帰りはロンドン~上海経由になる。
宿泊先については、今回はすべて旅行前に手配しておくことにした。キプロスにはそもそも安宿が少ないこと、今はインターネットのホテル予約サイトが充実していて、事前に予約するほうが安上がりというのがその理由。15年前はすべて現地に着いてからホテルを探したので、今となっては隔世の感。
それから、今はダイビングのライセンスを持っているので海に潜ってみたいものの、さすがにキプロスには日本人スタッフがいるショップはない。しかしながら、アヤナパには Zenobia という大型船が沈んでいる沈船スポットがあり、どうしても見てみたい。検索したらダイビングショップが何軒かあり、以下のショップに「英語が得意ではないが、ダイビングに参加できるか」という英文メールを送ってみた。
すると、すぐに「Of course you can join our dives. Underwater we all speak the same language.」という返信が来た。言葉が完全に通じないところで海に潜るのは少し不安もあるが、ここは何回かメールでやり取りしてもすぐに返信が来るし、信頼できるショップという感じがする。というわけで、初めて日本人がいないところでのダイビングに挑戦することにした。(ただし、こちらの意図が十分に伝わっておらず、今回は Zenobia の沈船ダイブはできなかった。これは次の機会に)
最後に、キプロスではパフォスとレフコシアとアヤナパに滞在する予定で、これらの都市間は路線バスで移動することになる。バスの時刻を知りたいと思ったところ、以下のサイトで簡単に調べることができた。
また、パフォスからポリスという町を経由して日帰りでアカマス半島へ行くことにしていて、この区間のバスの時刻は以下のサイトで調べることができた。
15年前は直接バスセンターに行って時刻を調べたりしていたので、今はずいぶんと楽な時代になったものだ。これで準備は終わり。
旅行記
日付 | 都市名 |
2016.9.17(土) | 福岡~上海~ローマ~ |
2016.9.18(日) | ~ラルナカ~レメソス~パフォス |
2016.9.19(月) | パフォス~ポリス~パフォス |
2016.9.20(火) | パフォス~レフコシア |
2016.9.21(水) | レフコシア~アヤナパ |
2016.9.22(木) | アヤナパ |
2016.9.23(金) | アヤナパ |
2016.9.24(土) | アヤナパ~ラルナカ~ロンドン~ |
2016.9.25(日) | ~上海~福岡 |