白川郷で「ひぐらしのなく頃に」の聖地めぐりを終え、次の目的になる飛騨大鍾乳洞へ移動してきました。鍾乳洞があることからわかる通り、かなりの山奥にあります。
ここは鍾乳洞以外に「大橋コレクション」という展示館がちょっとしたB級スポットみたいという話があり、興味があったので来てみました。その結果、大橋コレクション以外に鍾乳洞の中でも予想以外の珍スポットに出会うことができました。
駐車場に車を停め、建物のほうへ歩くと最初に見えてくるのが「日本一宿儺鍋」。日本書紀に登場する「両面宿儺(りょうめんすくな)」という怪人に由来するそうで、かつて宿儺祭りで実際に芋煮に使われた鍋だそうです。

こちらの建物の2階と3階が大橋コレクションになっているようです。

チケットは事前にWEB購入していたので、予約サイトと名前を伝えてから館内へ。

まずは2階と3階の展示室に入ったんですが、上の写真からもわかる通り撮影禁止。というわけで、展示内容を写真で紹介することはできません。
見てきた感想を言うと、かなり豪華な展示品の山。美術品はもちろんですが、やはりここで有名なのは100kgの金塊。なぜ有名になったかというと、2007年に盗難に遭って大きく報道されたため。
その後、犯人は捕まって金塊は無事に戻りましたが、一部が溶かされていて重量は71.7kgに。今は「戻ってきた金塊」として展示されています。
写真は撮れないので、見たい人はこちらの公式サイトをどうぞ。
写真で紹介できないため、展示室についてはここまで。外に出て、続いて鍾乳洞へ。

通路の先に鍾乳洞の入口があります。

鍾乳洞に入ってすぐに見えるのが「子宝地蔵」。子宝といえば普通は陰陽をイメージしますが、この地蔵はそういうシンボルの形ではなく「子供を抱いた女性」に見えるということみたいです(多分)。

このときは、鍾乳洞の出口付近に「子宝神社」があるとは予想していませんでした。
では、鍾乳洞内を先へ。

いろんなスポットが現れます。こちらは「竜宮の夜景」。

幽玄な雰囲気の「夢の宮殿」。

ちょっと無理やりという感じがする「ローマの遺跡」。

天井の鍾乳石と鍾乳管(ストロー)が見事です。

神秘のロウソク。それにしても、案内板の表示がどれも英訳ではなく日本語そのままのローマ字表記というのが笑えます。「Mysterious Candle」ならともかく「SHINPI NO ROUSOKU」では外国人は何のことかわからないと思うんですが。

国会議事堂とテンガロンハットはいい感じですね。たしかにそういう形に見えます。ただ、さすがにアルファベット表記の「TENGARON HATTO」はどうかと思います。

先ほどの「ローマの遺跡」も「ROUMA NO ISEKI」だったし、地名くらいは実際の綴りに合わせてもよさそうなんですが。
この鍾乳洞、後半は高低差が大きくなるため体力に自信のない人は途中の出口から外に出ることもできます。もちろん先へ進むことにすると、こういう通路が作られていました。

このLEDでライトアップされたトンネル、愛深スポットという名前だそうです。
鍾乳洞の後半部分に入ると「幸福の滝」から水が流れ落ちています。上の方に見える通路を見て高低差を実感。

王冠の表記は「OHKAN」。なんだかアルファベットを見るのが楽しくなってきました。

大石柱は「DAISEKICHU」。相変わらず外国人には理解できない表記ばかり。

ナイヤガラの滝のアルファベット表記はもちろん「NAIYAGARA NO TAKI」。固有名詞であっても、意地でも英単語は使いません。

宇宙の滝のあたりは急勾配の階段が続きます。

アルファベット表記をネタにしましたが、鍾乳洞内の眺めは見事です。

石柱やフローストーンもきれい。

「DAIBUTSU NO MIMI」は、たしかにそういう形に見えます。

鍾乳洞の出口近くまで来ると、鳥居が見えてきました。

鳥居の前まで来てみたところで、この神社の名前が「子宝神社」だとわかりました。

では、参拝しましょう。

ここで、御神体を見てみてびっくり。なんと、石造りの見事な男根でした。

飛騨大鍾乳洞自体がB級スポット的な場所ということは知っていたものの、まさか立派な道祖神があったとは。これは本当に知らなかったので、なかなかの衝撃。

男根先端のアップ。

裏側はこんな感じ。

子宝神社の説明書きによると「鍾乳洞の石を子孫繁栄シンボルとして信仰する風習が生まれ、別名子宝鍾乳洞とも呼ばれていた」「子宝鍾乳洞を象徴するシンボルとして総重量3トンの日本一の男子宝物石器を建立し、お祀りした」「この石を撫でると子宝に恵まれるといわれ、全国から多くの方々が訪れるようになった」だそうです。

石造りの男根との予想外の遭遇に驚き、シンボルを撫でて「いつまでも元気でいられますように」とお願いしてから鍾乳洞を出ることにしました。

子宝祈願ではありませんが、願いは聞いてもらえるでしょうか。
鍾乳洞を出たところの風景がこちら。

通路に沿って歩いていくと、片側に七福神の石像が並んでいました。

土産物店でコーヒーを買い、しばらく休憩。

こちらは「恋人の聖地」。なんでも、平成29年に飛騨大鍾乳洞が恋人の聖地に選定されたそうで、それでこういうスポットが作られているようです。これも子宝信仰関連なんでしょうか。

10月なので、ハートの横にいるのはハロウィーンのキャラクター。

たくさん掛かっている絵馬を見ながら歩いてみましたが、当サイトでネタにできそうな面白い絵馬は見つからず。
池や水車の眺めはきれいです。

これで飛騨大鍾乳洞エリアを一通り見たので、レンタカーを停めている駐車場へ。その近くに大橋コレクション別館という入場無料の建物があったので入ってみることに。

展示内容はこんな感じ。ここには写真撮影禁止の表示はなく、自由に撮ることができました。

撮影禁止の大橋コレクションのほうは、この別館を数倍豪華にしたような感じ。

これらの展示品を見て、本館のすごさを想像してもらえたらと思います。

駐車場の周囲には大橋コレクション別館の他にレストランもいくつかあり、せっかくなので何か食べようとも思ったものの、レンタカーの返却時刻を考えるとあまり余裕がありません。
残念ですが、そろそろ富山市内へ戻ることにします。

これで飛騨大鍾乳洞の訪問は終わり。B級スポット的な雰囲気もあって面白い観光地でした。ただ、このために白川郷滞在が短くなってしまったのはちょっともったいなかったかも。
レンタカーで白川郷と飛騨大鍾乳洞の2ヶ所を回ろうと考えている人は、白川郷で1日、飛騨高山市街とこちらの鍾乳洞で1日など、余裕を持たせることをおすすめします。何かの参考にどうぞ。
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