台湾旅行記(2023年11~12月)

旅行の動機

2019年から2020年の年越しをタイのプーケットで行ったときは、その後も年に何度か海外へ行くつもりでいた。しかしながら、周知の通りコロナの影響で世界中が大きく変わってしまった。

結局、その後はどこへも行けず、ずっと国内に閉じこもることに。まさか世界がこんな状況になるとは、2020年の初頭には想像もしていなかった。世の中、本当に何が起きるかわからない。

ストレスが溜まる数年が過ぎ、2023年になるとコロナもようやく落ち着いて、入国後の隔離政策なども撤廃されて気軽に海外へ行けるようになってきた。そこで、前回のプーケット旅行から4年後の2023年11月、久しぶりの海外渡航を実行することにした。なんだか長い冬眠から目が覚めたような気分。

旅行先は、最初は「タイの地獄寺とラオスのタートルアン祭を見る」という2週間の旅行を考えていたが、仕事の都合で2週間は難しくなったため8日間に短縮することになった。行き先も、久しぶりの海外なのでリハビリという理由もあり、より近くて旅行しやすい台湾に変更した。

旅行前の準備

航空券については、デルタ航空のマイレージを使ってチャイナエアラインのフライトを発券した。デルタ航空はマイレージの期限がなく、この時点で10万5千マイルが貯まっており、福岡~台北の特典航空券に必要なのは3万5千マイル。今回を含めて3回、台湾へ行けることになる。

なお、特典航空券といっても完全無料ではなくサーチャージや空港使用料などで5,110円が必要。それでもLCCよりずっと安い。

また、この4年の間に会社員ではなくなってフリーランスエンジニアみたいな境遇になったので、土曜日出発や日曜日帰国にこだわる必要もない。特典航空券に空席があった火曜日を出発と帰国の日に選んだ。曜日の融通が利くところがフリーランスの特権。

台湾での滞在地については、今回の目的を「B級スポット&珍寺&夜市めぐり」とし、ルートを決定した。新竹市は初訪問、彰化市は初めて宿泊するので、それぞれの町の夜市も楽しみ。

宿泊先については、今までは現地に着いてからホテルを探すことも多かったが、今回はすべて事前に予約しておくことにした。これは、やはり精神的に安心できるのと、インターネットの予約サイトを見ると大きく割引されていることが多いため。しかし便利な時代になったものだ。

あとは台湾での交通機関について調べておいたが、非常に役に立ったのが以下の「台湾鉄道時刻表(非公式)」というサイト。

台湾国鉄とは関係なく個人の方が趣味で運営されているサイトで、それにしても内容の充実ぶりには驚かされる。時刻表も実に見やすく、旅行中かなり利用させてもらったので管理人さんには本当に感謝。世の中にはすごいことを無料でやってくれている人がいるものだ。台湾を鉄道で旅行する際は必見で、支援のためにもなるべくサイト内の広告をクリックしましょう。

前回の台湾旅行時(2019年)に Easy Card(悠遊カード)というICカードを購入したが、さすがに4年も経つと残高は消えているだろうと思っていた。ところが、調べてみると有効期間は20年。スマートフォンのアプリがあり、インストールしてカード番号を登録してみると360元ほどの残高が確認できた。これは助かる。

その他、今回の旅行で訪問する予定のスポットを Google Map で調べ、ルートのスクリーンショットを保存しておいた。ネット環境については、駅など主要な場所で iTaiwan というフリーWiFiが使えることがわかったので、レンタルWiFiや海外SIMやeSIMなどの手配はしなかった。

これで準備は終わり。それにしても、海外渡航が年々加速度的に楽になっていくことを実感する。海外旅行を始めた頃と比較すると隔世の感。

旅行記

日付都市名
2023.11.28(火)福岡~台北~新竹
2023.11.29(水)新竹
2023.11.30(木)新竹~新埔~竹南~台中
2023.12.1(金)台中~彰化
2023.12.2(土)彰化~高雄
2023.12.3(日)高雄
2023.12.4(月)高雄~台北
2023.12.5(火)台北~福岡