【完全無裁量FX手法の運用結果(2023年前半)】

当サイトで紹介している「完全無裁量FX手法で旅行費用を稼ぐ方法」について、2023年前半の運用が終了したので結果を報告しておきます。


運用成績はどうだったかというと、いやー今年前半は全然駄目でしたねえ。まずは米ドル円の結果がこちら。なお、ここで紹介している成績はいずれも7万通貨単位(7万ドル、7万ユーロ、7万ポンド)で運用したときの収支になります。

年初からマイナスになり、2月中旬から急降下。4月末にいったんは浮上するかと思ったものの、再び低迷してしまいました。結果は約30万円のマイナス。

続いて、ユーロ円の運用成績がこちら。プラス収支とマイナス収支を繰り返し、現時点では9万円ほどのマイナス。

最後にポンド円の結果。米ドル円と同様、5月にはプラス転換するかと期待したんですが、再び沈んでいきました。

3通貨ペアの合計は下のグラフの通り。昨年は年間トータルで300万円ほどの利益でしたが、その3分の1にあたる100万円弱を吐き出してしまったことになります。

この不調の要因ですが、チャートを見ていて感じたのは以下の2点です。

  • 2月~3月は仲値に向かってドル円とクロス円が下がっていく傾向が見られた。さらに仲値後に上昇していくため、ちょうど9時55分あたりがV字の底になるケースが多かった。
  • 5月~6月は金曜日の夕方から夜にかけて急速に円安が進む日が多かった。

それにしても、2月ごろは仲値付近のチャートが見事なまでのV字になるのを見ると「世の中でパラダイムシフトが起きたんだろうか」という不安な気持ちにもなりました。さすがに4月以降はそのような傾向は少なくなりましたが。

私はここで紹介した仲値手法以外に、他の曜日も含めてシミュレーション結果に基づく時間指定運用を行っているのですが、月曜~木曜に積み上げた利益を金曜に吹き飛ばしてしまう週が続きました。5月と6月の2ヶ月間では、月曜~木曜が約110万円の利益なのに対し金曜日の損失も約110万円で、差し引きではほぼゼロという結果。

この「金曜日の円安」はいつまで続くんでしょうね。そろそろ状況が変わってほしいものです。

今後の予想ですが、GMOクリック証券からダウンロードできる1分足データを使ったシミュレーション結果は以下の通りで、まだ上昇傾向に変化はないように思えます。

上のグラフを見る限りでは、上昇トレンド中の一時的な下降ではないかと判断できそうです。このため、2023年後半も運用を続けてみます。

しかしながら、2007年以降では初めてとなる年間マイナス収支の可能性も出てきました。今後、この運用がどうなるとしても、実践はあくまで自己責任でお願いします。


ここで紹介した手法について知りたい方は、こちらを参照して下さい。

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