【完全無裁量FX手法の運用結果(2022年前半)】

2022年初めに「完全無裁量FX手法で旅行費用を稼ぐ方法」という記事を3つアップしました。どれもそこそこのアクセスが集まっているので、実際に運用している人もいるかもしれません。

2022年7月になったため、私自身が運用した半年間の結果を紹介します。本来であれば6月末までの結果を乗せるべきですが、7月1日が金曜日なので、週ごとの区切りを考慮して1月3日~7月1日の結果としています。

仲値手法の運用結果

まずはメインで運用している金曜日の仲値手法です。「米ドル円」「ユーロ円」「ポンド円」の3通貨ペアで運用しているので、それぞれの結果を紹介します。

なお、証拠金は約500万円、3通貨とも7万通貨単位(7万ドル、7万ユーロ、7万ポンド)で運用しています。以下の結果は、そのロットでの収支になります。証拠金が少ない場合は、それに応じてロットを減らせば問題なく運用できるはずです。

USD/JPY

最初に米ドル円の運用結果から。

詳しい運用方法についてはこのページの下の方でリンクしている記事を参照してもらうとして、簡単に説明すると「金曜日の1時11分(木曜日の25時11分)に買いエントリーし、9時55分に決済」「9時55分に売りエントリーし、20時16分に決済」を繰り返す手法です。

1月~3月までは低迷していましたが、4月ごろから右上がりの結果となりました。特に7月1日に大きなプラス収支が発生し、利益は約20万円です。

2022年3月ごろからの急速な円安トレンドにうまく乗っかっただけという気もしなくはありませんが、ともかくも不労所得として20万円の収益があれば十分ではないでしょうか。

EUR/JPY

ユーロ円での運用結果は以下の通りで、約30万円の利益でした。収支の傾向は米ドル円と同じような感じです。

なお、当サイトの記事では売りエントリーの決済時刻を1時5分にしていますが、ここで示している結果は少し手を加えていて「21時1分に半分を決済、日付が変わって1時5分に残りを決済」で運用したものです。

この変更はあくまで「利益と損失の変動を平滑化する」のが目的で、当サイトの記事通り「1時5分に全額決済」でも最終的な収益はほとんど変わりません。

GBP/JPY

ポンド円での運用結果は以下の通りで、約53万円の利益でした。さすがボラティリティの大きな通貨だけあって、利益も大きくなっています。

ポンド円の手法にも少し手を加えていて「21時1分に半分を決済、日付が変わって0時35分に残りを決済」で運用したものです。理由はユーロ円と同じく利益と損失の変動を平滑化することなので、当サイトの記事通り「21時1分に全額決済」でも収益はほとんど変わりません。

3通貨ペアでの運用結果

3通貨ペアでの運用結果を合計すると、以下の通りとなります。収益は100万円を少し超えていて、証拠金に対する利率は20%くらいです。

改めてグラフを見てみると「3月ごろからの急速な円安トレンドにうまく乗っかった」という気もしますが、しかしながら7月1日に発生した大幅な利益は売りエントリーから獲得したものなので、必ずしも円安トレンドのメリットを享受しただけというわけでもなさそうです。

この仲値手法はチャート分析もチャートを監視する必要もなく、ただ機械的にトレードを繰り返すだけでいいので、収益はほぼ不労所得化します。その反面、専業トレーダーになれるほど安定した収益を得ることができる手法ではありません。

あくまで副収入や小遣い稼ぎ目的で運用する手法ですが、それでもこのくらいの収益が得られたら十分ではないでしょうか。この手法の運用を試してみた方は、おめでとうございました。

小ネタの運用結果

仲値手法に続いて、小ネタとして紹介している「火曜日のポンド円手法」「火曜日のユーロポンド手法」の運用結果は以下の通りでした。どちらも10万通貨単位で運用していますが、ユーロポンドに関しては年初からではなく2月からの運用になっています。

ポンド円は波は大きいものの約23万円の利益とまずまずの結果でした。しかしながら、ユーロポンドが足を引っ張っていますね。こちらが約12万円の損失で、合計すると約11万円の利益になります。

この2つの小ネタ手法は今後どうなるかわかりませんが、個人的には収益が伸びていくことを期待して運用を続けることにしています。


2022年後半の運用結果はこちら。


ここで紹介した各手法は以下のページで詳しく解説しています。運用してみたい方は、こちらを参照してください。完全無料の記事ですが、自分では有料級の内容と自負しています。

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