当サイトで紹介している「完全無裁量FX手法で旅行費用を稼ぐ方法」について、2022年の運用が終了したので年間の結果を報告しておきます。以前紹介した2022前半(7月1日まで)の結果の続きになります。
なお、最終金曜日になる12月30日まで運用を続けていますが、年末は流動性が低くなるので本来であれば年末年始のトレードはおすすめしません。
仲値手法の運用結果
まずはメインで運用している金曜日の仲値手法です。「米ドル円」「ユーロ円」「ポンド円」の3通貨ペアで運用しているので、それぞれの結果を紹介します。詳しい運用方法については、このページの下の方でリンクしている記事を参照して下さい。
年初の証拠金は約500万円、3通貨とも7万通貨単位(7万ドル、7万ユーロ、7万ポンド)で運用しています。以下の結果は、そのロットでの収支になります。
USD/JPY
最初に米ドル円の運用結果。9~10月に低迷しましたが、その後は急速な右上がりとなっています。利益は約54万円。
詳しい結果は以下の通りです。運用を行うのが金曜日だけなので、総トレード回数は52回になります。
勝ち日数 | 30 |
負け日数 | 22 |
勝率 | 57.69% |
利益合計 | 1,063,650 |
損失合計 | -542,430 |
PF | 1.961 |
取引損益 | 521,220 |
スワップ | 19,719 |
合計 | 540,939 |
最大利益 | 132,650 |
最大損失 | -98,070 |
今年前半が終了した時点では「3月ごろからの急速な円安トレンドにうまく乗っかっただけでは?」という気もしましたが、円安が一服した後も利益が出ているので、必ずしも円安トレンドのメリットを享受しただけというわけではないと言えます。
EUR/JPY
続いてユーロ円の運用結果。米ドル円で見られた9~10月の低迷もなく、ほぼ右上がりでした。利益は約89万円。
詳しい結果は以下の通り。
勝ち日数 | 33 |
負け日数 | 19 |
勝率 | 63.46% |
利益合計 | 1,467,935 |
損失合計 | -578,725 |
PF | 2.536 |
取引損益 | 889,210 |
スワップ | 6,510 |
合計 | 895,720 |
最大利益 | 162,750 |
最大損失 | -77,000 |
なお、今年前半の運用結果のページに記載した通り、この結果は「21時1分に半分を決済、日付が変わって1時5分に残りを決済」で運用したものです。この変更はあくまで「利益と損失の変動を平滑化する」のが目的で、当サイトの記事通り「1時5分に全額決済」でも最終的な収益はほとんど変わりません。
GBP/JPY
最後にポンド円の運用結果。利益は約150万円で、さすがボラティリティの大きな通貨ペア。
詳しい結果は以下の通り。
勝ち日数 | 34 |
負け日数 | 18 |
勝率 | 65.38% |
利益合計 | 2,110,955 |
損失合計 | -572,915 |
PF | 3.685 |
取引損益 | 1,538,040 |
スワップ | 21,980 |
合計 | 1,560,020 |
最大利益 | 213,395 |
最大損失 | -105,245 |
ポンド円の手法は「21時1分に半分を決済、残り半分は日付が変わって0時35分(夏時間)または1時12分(冬時間)に決済」で運用したものです。理由はユーロ円と同じく利益と損失の変動を平滑化することなので、当サイトの記事通り「21時1分に全額決済」でも収益はほとんど変わりません。
3通貨ペアでの運用結果
3通貨ペアでの運用結果を合計すると、以下の通りとなります。収益はぎりぎりで300万円に届きませんでした。年初の証拠金に対する利率は約60%です。
詳しい結果は以下の通り。こうしてみると、スワップも意外と見逃せない利益になっています。
勝ち日数 | 35 |
負け日数 | 17 |
勝率 | 67.31% |
利益合計 | 4,300,485 |
損失合計 | -1,352,015 |
PF | 3.181 |
取引損益 | 2,948,470 |
スワップ | 48,209 |
合計 | 2,996,679 |
最大利益 | 394,030 |
最大損失 | -209,545 |
この手法はチャートをまったく見る必要がなく、完全に機械的に運用を行うので、収益はほぼ不労所得化します。それで年利60%、プロフィットファクターが3.18であれば十分ではないでしょうか。
ただし、過去の運用結果と比較しても、2022年は最高に近い結果が出た年でした。毎年、これだけ右上がりの結果が出るとは限らないので、2023年は反動が現れるかもしれません。たとえ損失が続いたとしても、1日の結果に一喜一憂せず、淡々と運用する必要があります。
あくまで副収入や小遣い稼ぎ目的で運用する手法なので、実践してみたい方はくれぐれもレバレッジを高めないようにして下さい。ロスカットになっても当サイトは責任を負いません。
小ネタの運用結果
仲値手法に続いて、小ネタとして紹介している「火曜日のポンド円手法」「火曜日のユーロポンド手法」の運用結果は以下の通りでした。どちらも10万通貨単位で運用し、ユーロポンドに関しては年初からではなく2月からの運用になっています。
いやー、こちらは駄目ですねえ。ポンド円手法は7月以降に伸びず、ユーロポンド手法にいたってはマイナスが膨らんでいく有様。約30万円の利益と約30万円の損失なので、差し引きでは年間収支に大きな影響を与えなかったのはまだ幸いでした。
この結果から、2つの小ネタ手法については運用をいったん停止することにします。来年も定期的にシミュレーション計算は行いますが、明確に傾向が変わらない限り再開することはないでしょう。
ここで紹介した各手法は以下のページで詳しく解説しています。運用してみたい方は、こちらを参照してください。完全無料の記事ですが、自分では有料級の内容と自負しています。
一緒に稼いでいきましょう。
コメント
はじめまして。
たくさん旅行に行かれて素敵な旅行記、いいですね。私はサラリーマンをしており、旅行に行くのが好きですが、自由な時間がほしい!と思って色々調べていたらCluricauneさんのブログに辿りつきました。
商材を色々買ったり、裁量で負けて、、
感情が入り、機械的にトレードできればと色々模索しており、諦めてしまっていました。
でもやっぱり仕事を続ける生活が苦痛で人生変えたいと思って、、、
今ブログにある完全無裁量のやり方をやってみたいと思っているのですが、現在でもされていますでしょうか?