【完全無裁量FX手法の運用結果（2023年後半）】

2023～2024年の年末年始は青春18きっぷを使って国内を旅行していたため、少し遅くなりましたが当サイトで紹介している「完全無裁量FX手法で旅行費用を稼ぐ方法」の2023年の運用結果を報告しておきます。

結果はどうだったかというと、びっくりするほど駄目でした。2007年からのデータを基にシミュレーションを行い、ずっと運用してきた手法なんですが、まさかここで最大ドローダウンが来るとは。というわけで、運用開始以来初めての年間マイナス収支です。

こちらが米ドル円の結果。

続いてユーロ円の結果。

最後にポンド円の結果。

3通貨ペアの合計では、200万円ほどのマイナスでした。（各7万通貨単位で運用）

私自身は別の曜日での運用と（これはあまりおすすめしませんが）バイナリーオプションの運用でカバーできていますが、この金曜日の手法だけだったら大幅マイナス。

この要因について、2023年前半の時点で以下の2つを指摘しています。

2月～3月は仲値に向かってドル円とクロス円が下がっていく傾向が見られた。さらに仲値後に上昇していくため、ちょうど9時55分あたりがV字の底になるケースが多かった。
5月～6月は金曜日の夕方から夜にかけて急速に円安が進む日が多かった。

仲値付近がV字の底になるケースは、チャートを見ていると2023年後半では解消されてきたようです。しかしながら金曜日の夕方から夜にかけての急速な円安は相変わらずで、上のグラフで7月後半に大幅にマイナスが膨らんでいるのも、それが要因。

この金曜日の円安傾向が今後も続くようだと、なかなか厳しいですね。そろそろ状況が変わってほしいものですが。

GMOクリック証券からダウンロードできる1分足データを使ったシミュレーション結果は以下の通りで、現時点では上昇傾向に変化はないように思われますが、はたして今後はどうなるでしょうか。

私は今後も運用を続けますが、実践はあくまで自己責任でお願いします。

ここで紹介した手法について知りたい方は、こちらを参照して下さい。