毎年4月第1日曜日に、神奈川県川崎市にある金山神社で「かなまら祭」という祭りが行われます。2006年に見に行ったことがあり、そのときの様子は本館の旅行記に載せています。どういう祭りなのかについては、まずはこちらの旅行記で確認してください。
2019年の4月第1日曜日になる4月7日、ちょうど東京へ行く用事があったため13年ぶりに金山神社に行ってみることにしました。ただし、到着が午後2時過ぎだったため神輿の行列は見ていません。祭り当日の境内の様子を紹介します。
京急川崎大師駅で下りると、すでに駅前にコスプレした人がいました。
駅の近くに金山神社がありますが、まずは川崎大師へ行ってみました。
すごい人出です。
川崎大師に参拝。厄除け大師として知られている寺院で、線香の煙が立ち込めているのがいい雰囲気。
境内には露店もたくさん出ていました。
これ、絶対に狙ってますね。
こういうキーホルダーとストラップも売られていました。せっかくなので1個ずつ購入。
外国人の日本土産には最適ですね。
いったん川崎大師駅に戻り、続いて金山神社へ向かったのですが、ものすごい人出で行列ができていました。
最初はそのまま鳥居から入ろうとしたのですが、行列に並ばないと入れないようになっていました。そのため行列の最後尾がどこかと歩いて行ったところ、住宅街の中まで続いていました。13年前の2006年はここまで人は多くなかったので、特に外国人にとって人気の祭りになったことを実感します。
満開の桜がいい感じなのですが、まずは行列に並びましょう。
急に柴犬が横を通っていってびっくり。いい身分ですねえ。
境内は入場制限が行われているため、行列は少しずつ進んでいきます。ようやく鳥居までたどり着きました。
何とか境内に潜入。こちらもすごい人出です。
土産物もいいですねえ。ここではコースターとシールを買ってみました。
このカラフルなロウソクも気に入ったので2本買ってしまいました。誕生日のケーキなどに使っても面白いはず。
ちなみにこのロウソクですが、台座の部分(つまり玉)がハート形になっているのがわかると思います。「燃え尽きるとハートが残る!」というのが宣伝文句になっていました。このキャッチコピーを考えた人はすごい。
こちらは「かなまらあめ」。
大人が食べるのはいいんですが、さすがにこれは…
しかし親はどんなつもりで女の子に買い与えたんでしょうか。
金山神社は若宮八幡宮の境内社であり、この黒い建物が本殿になります。祀られているのは鉱山や鍛冶の神である金山比古神(かなやまひこのかみ)と金山比売神(かなやまひめのかみ)の二柱。
本殿の前に鎮座しているのがこれ。鍛冶の神が祀られているだけあって、黒光りして重厚な感じがいいですねえ。
しかし女の子が覗き込んでいるのが笑えます。
近くにはかわいらしい男根もあります。
本殿の中では火が燃えていて木製の男根もありました。
絵馬殿にはたくさんの絵馬が掛けられていましたが、ここでは紹介できないものがほとんど。何とか2枚だけ載せておきます。
絵馬堂には鉄床(金床、かなとこ)も置かれていて、陽気な外国人が記念写真を撮っていました。
ちょっと空腹になったので、こちらの弁当を買ってみました。中身の見た目は意外と普通。
この後も境内をしばらく散策。しかしいろんな人がいます。
そろそろ羽田空港へ移動しないといけない時間になったので、これで金山神社を後にしました。2006年以来13年ぶりの再訪でしたが、外国人がさらに大きく増えていました。こういう祭りは外国人にとっても興味深いものなんでしょう。
なお、かなまら祭りといえばピンク色のエリザベス神輿が練り歩く場面が有名です。YouTube で探したら2018年の動画がありました。
今回は午後から訪れたので祭列は見られませんでしたが、いつかまた「かなまら!」「でっかいまら!」の掛け声とともに巨大神輿に再会したいものです。
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