【人気スポット「岩下の新生姜ミュージアム」を紹介します】

高崎駅から両毛線の列車に乗り、栃木駅へ移動。両毛線は通勤や通学の需要が多い路線というイメージだったんですが、一部区間は単線なんですね。ちょっと意外。

この日の3ヶ所目の目的地は「岩下の新生姜ミュージアム」。栃木駅から約1キロ、小雨の中を10分ほど歩いて到着しました。

駐車場に誘導員の方が立っているあたり、ここが人気のスポットということが伺えます。早速、建物の中へ。

館内に入ってびっくり。外からは想像できないような別世界が広がっていました。ピンクがふんだんに使われたファンシーな世界観の風景。

以下、館内の写真を並べていますが、これはサイトに載せるために人が途切れた時に撮ったもの。実際は大勢の家族連れで賑わっていて、話には聞いていたものの予想以上の人気ぶりに驚かされました。

下の写真は大食いタレントとして有名な「もえのあずき」のコーナー。このミュージアムとタイアップしているみたいです。

このドラム、なかなかいいですね。ライブで見てみたい。

映像ライブラリー。最初、消火器もミュージアム仕様みたいに見えたんですが、これはもともと赤色でした。

キャラクターたちも山盛り状態で展示。

まさかジンベエザメとコラボしたキャラクターがいるとは思いませんでした。生姜と何の関係があるんだろう。

訪問したのが10月なので、ハロウィン仕様のコーナーもありました。考えてみればカボチャと生姜は形が似てるかも。

こちらは「土の中の新生姜」。

収穫直前のリアルな形が再現されているそうです。つい「ホラー映画に登場するエイリアンみたいだな」なんていうことを連想。

こちらは天井まで届くほどの巨大生姜。1日に何度か、ここでプロジェクションマッピングが行われます。

いや、決して「なんだか卑猥な姿だな」とは思ってませんよ。もちろん。

東京に近いスポットだけあって、タレントによるイベントも多く行われているようです。

最近は阿佐ヶ谷姉妹は人気みたいですね。あと、明和電機のイベントには興味があります。スペシャルゲストの中に先ほども見かけた「もえのあずき」の写真があったんですが、その下に懐かしい名前が。

グレート義太夫の名前を久しぶりに見ました。スペシャルゲストの一人なんですが、いったい何をやるんだろう。

こちらは「新生姜の部屋」。暖簾が生姜なのは凝っています。実を言うと、今回の旅行の目的地に新生姜ミュージアムを選んだ最大の理由は、この部屋を見ること。

ベッドで寝ている生姜がいました。しかし、この帽子の色と形は故意というか、愉快犯としてやっているのでは?

本棚に並んでいるのは「吾輩は新生姜である」「世界がもし100本の新生姜だったら」「時をかける生姜」「セーラー服と新生姜」等々。「限りなく透明に近いピンク」はちょっと読んでみたいかも。

「君の新生姜を食べたい」は、いろいろと妄想が膨らみます。

写真撮影コーナーもありました。モチーフはもちろん生姜なんですが、いやこれはどう見ても…

ここで家族連れが子供の写真を撮っている風景はシュールです。あと、生姜の両側に座ってツーショット写真を撮っているカップルもなかなか。

いや、もちろん心がきれいな人には決して卑猥なものには見えないはずなんですけどね。そうじゃない人間にはピンクのソファーの形状と光り具合までが別の意味に見えてきてしまいます。

妄想はこのくらいにして、この部屋の壁に掛けてある絵はフラッシュを使って写真を撮ると面白いことが起きると書かれていました。

というわけで、フラッシュを使って撮った写真がこちら。ミュージアムのキャラクターたちが浮かび上がってきました。

この「新生姜の部屋」は、いろいろと妄想が膨らんで面白い空間でした。このミュージアムで一番のおすすめ。

続いて、いろんな商品の展示コーナーへ。

ノッポンというぬいぐるみの向こうにあるY字型のピンクの物体は「しぼり棒」。ダイエットグッズみたいですが「もんでヤセない身体はない」「1本で脂肪の攻め方10通り」という宣伝文句が意味ありげに思えます。

そしてジンジャー神社。このダジャレを思いつく人は多いでしょうけど、本当に作ってしまったのはおそらくここだけ。

鳥居をくぐって神社に参拝。

ここの御神体は新生姜オブジェ「鹿角生姜命(しかつののしょうきょうのみこと)」だそうです。

ちなみに土産物コーナーでは御朱印も買えます。ここまで設定が作り込んであると嬉しい。

ジンジャー神社を見ているときにスタッフが館内の照明を消し始めたので「そろそろ閉館?」と思ったら、これはプロジェクションマッピングの準備でした。

きれいな映像をしばらく観賞。しかし生姜に映し出されるプロジェクションマッピングというのも、他では見られない風景。

このとき撮った動画は下のほうに載せています。

こちらはバンドのコーナー。

「岩下の新生姜ギター」が面白い。誰かミュージシャンが使ってほしいものです。

「水曜どうでしょう」とコラボしていたんでしょうかね。私は知りませんでしたが、この2人も来館したんでしょうか。

土産物を見ていると「新生姜ペンライト」という面白いものがありました。この形が光っているところを見てみたい。

最後は、このミュージアムのキャラクター「イワシカちゃん」のステージを紹介。

ステージの内容は曲に合わせて踊るイワシカちゃん。この日は「女々しくて」と「マツケンサンバ」の2曲でした。ここで「中に入っている人」なんていうことを言ってはいけないんでしょうけど、なかなか運動神経のいい人。飛び跳ねる動きに感動しました。

プロジェクションマッピングと、このイワシカちゃんのステージの動画を載せておきます。

ステージ後、子供たちとの写真撮影タイムがあり、それが終わるとイワシカちゃんはジンジャー神社に立ち寄ってから帰っていきました。なぜ神社に寄るのかというと、もともとは神社を守る「狛鹿」として生まれたからだそうです。

これでミュージアムの内容とイベントを一通り見たので、最後に土産物店で食料品をいくつか(生姜鍋スープ、生姜炊き込みご飯の素、揚げおかき)を買い、これで帰ることにしました。

ちなみに館内には常時「岩下の~新生姜~~」というメロディが流れていて、しばらくは耳について離れなくなります。こちらがそのメロディ。

いやー、面白いミュージアムでした。家族連れも大勢訪れるような人気スポットなんですが、なんとなくB級スポット的な雰囲気が漂うところが実に魅力的。

特に新生姜の部屋の「絶対、愉快犯としてやってるだろ」と言いたくなるような絶妙な卑猥さがたまりません。このページを見て興味を持った人は、ぜひ直接訪れてみて下さい。必ず、感動するはずです。

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