【沖縄県の離島「伊江島」を紹介します】

沖縄県の本部半島の先に「伊江島」という島があります。美ら海水族館に行ったことのある人なら、水族館から海を眺めたときに沖に見える島といえばわかると思います。

2018年6月にダイビングが目的で伊江島を訪れました。ダイビング旅行なので滞在中は海に潜っていましたが、島自体も素朴でいい雰囲気だったので、当サイトで紹介することにしました。


沖縄本島の本部港からフェリーで伊江島に向かうと、特徴的な形の島が見えてきます。

中心に高い山がありますが、それ以外は平坦な島です。あの山は現地では「タッチュー」と呼ばれていて、このページでも後ほど紹介します。

フェリーの所要時間は30分ほど。

以下、伊江島の風景について紹介します。

海中風景

ダイビング旅行なので、最初は海の中の景色を載せておきます。

潜ってみて、青く光っている海に感動しました。やはり、沖縄の海は透明度が高くてきれいです。

砂地にあった岩場のまわりには魚が群れていました。

ヨスジフエダイの群れ。

珊瑚に群れるデバスズメダイ。

生き物の写真もいくつか載せておきます。こちらはゾウゲイロウミウシ。

ミドリリュウグウウミウシだと思ったんですが、もしかしたら違うかも。

もちろんクマノミもいます。

朱色が鮮やかなハマクマノミ。

沖縄の海って、本当に最高ですね。

日本人が海外の海に潜りに行くと、現地のガイドから「日本には沖縄という世界一の海があるのに、なんでわざわざ外国へ来るのか」と聞かれるという話もあります。また、海外でガイドをしている日本人の人に「今までで一番きれいだった海はどこですか」と聞くと、多くの人が「申し訳ないけど沖縄だ」と答えるという話も聞いたことがあります。

2020~2021年は海外へ行きにくい状況が続いています。こういう時こそ、日本国内の魅力を再認識したいものです。

城山(タッチュー)

島の中心にある山は正式名称を城山(ぐすくやま)といい、通称「タッチュー」と呼ばれています。ダイビングを行った日の夕方、麓まで行ってみました。

登山道もありますが、このときの滞在では時間がありませんでした。次回、伊江島へ行くときはぜひとも登ってみたいと考えています。

このため、今回は山頂を眺めただけ。あの岩場の上からの景色は最高でしょうね。

山頂からの景色には及ばないでしょうけど、麓の駐車場からの眺めもきれいです。

この山を除けば平坦な島なので、周囲が一望できます。滞在中、一度は山に登ってみるのがおすすめ。

ニャティヤ洞

島の聖域となっているのが、海沿いにあるニャティヤ洞という洞窟です。

ここには「力石」という石があり、子宝に恵まれない女性が持ち上げると願いが叶うという言い伝えがあるそうです。

戦争中は住民の防空壕として利用され、多くの人を収容した事から「千人洞(ガマ)」とも呼ばれています。雨風がしのげることからキャンプ場所として利用したいと思う人がいるかもしれませんが、前述の通り島の聖域なのでキャンプ等は禁止されています。島のルールは守りましょう。

聖域とされているだけあって、なんだか神秘的な雰囲気を感じる場所でした。敬意を持って訪れて下さい。

島内の風景

島内の風景を2つ紹介します。島のメインストリートを歩いていると、1階がホームセンターで2階がスロット店という微笑ましい店がありました。1階の店には「障子、襖の張り替え致します」と書かれています。

しかし、このイラストは大丈夫なんでしょうかね。帽子をかぶっているからいいだろうということなのかもしれません。こんな素敵なロゴを堂々と使うのが笑えます。

こちらでは「ピーナッ」が販売されているそうです。

短期間の滞在でしたが、景色はきれいだし、素朴でいい島でした。

またいつか、行ってみたいものです。

古宇利島 / ハートロック

こちらは伊江島ではありませんが、伊江島に渡る前に「古宇利島」という島に立ち寄ってみました。この島にある観光地がハートロック。

場所はここです。

嵐のCM撮影現場というのが売りみたいです。それから、うっかり「ヌーディストビーチ」と読んでしまいそうになった人は絶対いますよね。

こちらがハートロック。名前の通りハート形に見える岩ということなんですが、最初に見たときの印象は「なんだか微妙」。

ハートというよりも魚の尾びれが水面から突き出しているという感じ。もっとも、潮が満ちてきたらいい感じにハート形になるんでしょう。訪れたときの時間帯が悪かったのかも。

実はここへ来たとき、密かに期待していることがありました。名前が「ハードロック」に似ていることから、絶対に「ハートロックカフェ」という店があるはず。

というわけで探してみたんですが、ハートロック食堂しかありませんでした。こういうネーミングは誰も考えなかったんでしょうかね。残念。

ちなみに「ハートロックカフェ」は小笠原の父島にはあるそうです。いつか行ってみたい。

せっかくなのでロゴを作ってみたところ、意外とうまくできました。リタイア後は古宇利島でハートロックカフェを始めてみますか(人生の楽園みたいな感じで)。

上のロゴですが、ハードロックカフェフォントについては以下のサイトを利用しました。ネットの世界って、探せば何でもあるものなんですねえ。

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