【新日本百名山のひとつ、由布岳の登山風景を紹介します】

2018年から2019年にかけての冬、急に思い立って登山という趣味を始めることにしました。すでに「海外・国内旅行」「ダイビング」「スノーボード」「乗馬」という趣味があるのに、さらに増やしたのは「登山ならそれほど金がかからないのでは?」と思ったから。

始めてみると実際は意外と金がかかることに気付きましたが、当面は「10年以内に富士山に登る」ことを目標にして緩く続けていきます。

登山の最初のターゲットとして選んだのは大分県にある由布岳。ここは登山道が整備されていて初心者にも登りやすい山ということ、景色がきれいなこと、湯布院にある乗馬クラブへ向かう途中に立ち寄れることなどから選んでみました。

2019年4月に登ってきたときの様子を紹介します。


由布岳の登山道はいくつかありますが、正面登山口からスタートするのが一般的です。

道路沿いに無料と有料の駐車場があります。無料駐車場が空いていないときは有料駐車場に停めることになりますが、このときは無料駐車場が1台分空いていました。

では、ここから登山を開始します。

由布岳登山

しばらくは緩やかに続く平原を歩きます。由布岳が意外と遠くに見えるので「あんなところまで登るのか?」という気持ちになりますが、まあ歩き続けたら到着します。

由布岳登山

山の麓まで歩くと、ここからが登山開始です。

由布岳登山

登山中の主な風景を載せておきます。

由布岳登山
由布岳登山
由布岳登山
由布岳登山

この辺りはまだ体力的には余裕で、景色はきれいです。

由布岳登山
由布岳登山

ススキが現れるあたりから、登山道が険しくなってきます。

由布岳登山

ここから登山道はこんな感じ。今回の登山に備えて1万円以上するキャラバンのトレッキングシューズを買ったんですが、それが大いに役立ちました。こういうところを登るには足首を保護して衝撃を和らげるトレッキングシューズが必須です。

由布岳登山
由布岳登山
由布岳登山
由布岳登山

火口の縁にある「マタエ」というポイントが近づいてきました。

由布岳登山
由布岳登山

西峰と東峰の分岐点になっているマタエに到着。登り始めてからここまでの所要時間はちょうど2時間でした。

由布岳登山

ここで休憩し、東峰に登頂します。西峰は鎖場があったりして初心者向けではないこと、またここに登るときの楽しみとして残しておきたいことから、今回は登頂しませんでした。

では東峰の山頂へ。

由布岳登山
由布岳登山
由布岳登山

山頂に到着!!!

由布岳登山
由布岳登山

今回新たな趣味として始めてみた登山ですが、なかなかの達成感があります。頂上で景色を眺めていると本当に楽しい。

由布岳登山

向こうに見えるのが西峰。その手前の窪地が由布岳の火口です。火口を一周する「お鉢回り」もできるそうですが、それは次回の登山に残しておきます。

由布岳登山

では、そろそろマタエに戻ることにします。

由布岳登山
由布岳登山

マタエでしばらく休憩し、下山開始。

由布岳登山

登山は登るときよりも下りる時のほうが足への衝撃が大きいので、意識してゆっくりと下山しました。

麓から眺めると、よくあんなところまで登ったと思います。

由布岳登山

ゆっくり歩いて駐車場へ。

由布岳登山

今回の登山は開始から下山完了までの所要時間は4時間半ほどでした。景色はきれいだし、標高のわりに本格的な登山を楽しめるし、初心者には由布岳はお勧めです。


別府市内で1泊し、翌日は湯布院の乗馬クラブへ。

乗馬クラブ

前日に登頂した由布岳がきれいに見えます。

乗馬クラブ

今回の体験が楽しかったので登山を少し本格的に始めてみようと思い、他の装備を買い揃えてみました。

何しろ今回はトレッキングシューズは買ったものの他はジャージ+リュックサックという素人感丸出しの格好だったので、パタゴニアへ行って服やザックを買ったんですが、こうやって趣味の道具が次々と増えていくんですねえ。

それで次はどの山に登ったかというと、マレーシアのボルネオ島にあるキナバル山(標高4,095m)。ここは「初心者がもっとも容易に登れる4,000メートル峰」と呼ばれているそうなので、この4か月後の2019年8月に登ってきました。

由布岳の次がキナバル山というのは飛躍しすぎで、実際に大変な思いをしましたが、そのときの記録は当サイト本館の旅行記を参照してください。

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